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イギリスのレーシングチーム ウィキペディアから
マクラーレン・レーシング(McLaren Racing Limited)は、1963年にブルース・マクラーレンにより設立されたイギリスのレーシング・チーム。
エントリー名 |
マクラーレン・フォーミュラ1チーム |
---|---|
チーム国籍 | イギリス |
チーム本拠地 |
イングランド サリー州ウォキング |
チーム代表者 |
ザク・ブラウン(CEO) アンドレア・ステラ(チーム代表) ブルース・マクラーレン(創設者) |
テクニカルディレクター |
ピーター・プロドロモウ(エアロ) ロブ・マーシャル(デザイン) |
2024年のF1世界選手権 | |
ドライバー |
81. オスカー・ピアストリ 4. ランド・ノリス |
テストドライバー |
平川亮 パトリシオ・オワード |
シャーシ | MCL38 |
エンジン | メルセデス M15 E Performance |
タイヤ | ピレリ |
F1世界選手権におけるチーム履歴 | |
参戦年度 | 1966- |
出走回数 | 950 (946スタート) |
コンストラクターズ タイトル | 8 (1974, 1984, 1985, 1988, 1989, 1990, 1991 ,1998) |
ドライバーズ タイトル | 12 (1974, 1976, 1984, 1985, 1986, 1988, 1989, 1990, 1991, 1998, 1999, 2008) |
優勝回数 | 183 |
通算獲得ポイント | 6,291.5 |
表彰台(3位以内)回数 | 503 |
ポールポジション | 156 |
ファステストラップ | 164[注釈 1] |
F1デビュー戦 | 1966年モナコGP |
初勝利 | 1968年ベルギーGP |
2023年順位 | 4位 (302ポイント) |
(記録は2023年最終戦アブダビGP終了時) |
1966年よりF1に参戦し続けている。1970年にブルース・マクラーレンの事故死後はテディ・メイヤーがチーム運営を引き継ぎ、1980年にロン・デニスが率いる「プロジェクトフォー」と合併した。
2017年シーズン終了時点で、グランプリにおける優勝回数、ドライバーズタイトル獲得回数、ともにフェラーリに次ぐ歴代2位、コンストラクターズタイトル獲得回数ではフェラーリとウィリアムズに次ぐ歴代3位の記録を持ち、F1を代表する名門チームの一角に数えられている。
その他のレースカテゴリーでは、カナディアン-アメリカン・チャレンジカップ(Can-Am)において1967年から1971年にかけ5年連続でタイトルを獲得した。インディ500、ル・マン24時間レースにおいても優勝を記録している。インディカー・シリーズに2017年のインディ500より他チームとのジョイント(共同チーム)体制によりスポット参戦を開始し、2020年シーズンよりシュミット・ピーターソン・モータースポーツとのジョイントによるチーム「アロー・マクラーレンSP」としてフル参戦を開始。2021年シーズンにはパトリシオ・オワードが2勝を挙げ、最終戦までチャンピオンを争い、ランキング3位となっている。2022年からは電気自動車によるオフロードレースであるエクストリームEにも参戦している。
2017年現在、世界三大レースである「モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500」の全てを制したコンストラクター(車体製造者)としても知られている(他にはメルセデスのみ)。
タイトルスポンサーはヤードレー(1972年 - 1974年[注釈 2])→マールボロ(1974年 - 1996年)→ウエスト(1997年 - 2005年シーズン半ば)→ボーダフォン(2007年 - 2013年)と変遷しているが、現在はタイトルスポンサーが不在のため[1]、正式エントリー名は「マクラーレンF1チーム(McLaren F1 Team)」[2]となっている。
1963年、ブルース・マクラーレン、テディ・メイヤー、テイラー・アレクサンダーらにより、ブルース・マクラーレン・モーターレーシングを設立。当初はタスマンシリーズなどにクーパーを走らせていた[3]。
アメリカにおいては、M23ベースに、DFVのターボ版DFXに換装したM24を市販。マクラーレン・ワークスのジョニー・ラザフォードを退け~ペンスキーチームのトム・スニーバがチャンピオンを獲得した。
2007年7月、フェラーリの元チーフメカニックであるナイジェル・ステップニーがチームから技術に関する秘密情報を持ち出し、マクラーレンのマシンデザイン部門を統括するマイク・コフランに提供したとされる疑惑である。
フェラーリはイタリアとイギリスに告発し、両国当局が捜査を進めていた。その中で家宅捜索に入ったマクラーレン関係者の自宅から、780ページ分に及ぶフェラーリの機密情報が記録されたディスクが発見されたことなどで徐々に表面化、FIAも独自に調査を開始した。
イギリス国籍のチームではあるが、チーム設立当初1968年から1971年まで、車体はマクラーレンのコーポレートカラーであるパパイヤオレンジに塗られていた。
1972年からはヤードレイ化粧品がスポンサーに付き、ボディーサイドにチームカラーのオレンジを残した白/オレンジに塗られた。
その後、マールボロとのパートナーシップにより、1974年からはマールボロのパッケージと同じ赤白に塗られたカラーリングが長らく用いられた[注釈 2]。このカラーリングの赤の部分は、1974年と1975年にはパッケージと同じような赤で塗られたが、1976年以降はテレビや写真写りを考慮して蛍光レッドに変更された。
1997年にカラーリングが変更され、銀と黒を基調に赤をアクセントに用いるカラーリングが使用されるようになった。これは、マールボロとの契約終了に伴いマクラーレンが独自のカラーリングを施すことが可能となったことにより決められたものである。銀色は「シルバー・アロー」メルセデスへの配慮、と考えられているが、カラーリング全体については当初のタイトルスポンサーであるウェストを含め特定のスポンサーの意向によるものではない、と、ロン・デニスは述べている。デニスはことのほかこのカラーリングを気に入っており、今後(他チームやマールボロカラー当時のマクラーレンのような)色と色の境界を線で区切ったようなカラーリングは自分のチームの車体には用いたくない、と発言している。その発言通り、2006年にカラーリングを若干変更した後も、各色の境はグラデーションを用いたものとなっていた。このカラーリングを施すためには、通常の3倍の手間とコストがかかると言われている。カラーリング塗装は各GPごとに行われていた。
2015年、エンジンサプライヤーがメルセデスからホンダへ変更されたことに伴い、第5戦スペインGPからグラファイトグレーを基調とした新カラーリング[226]に変更された。
2016年11月にロン・デニスが退陣したことに伴い、翌2017年からオレンジを基調としたカラーリングが復活した[227]。2018年のMCL33では1968年から1971年と同じパパイヤオレンジが採用された[228]。
上記したように、基本的にカラーリングはオレンジ色の時代、赤と白の時代、銀色の時代などに分けることが可能であるが、半世紀の歴史の中では例外もあり、1978年終盤の北米ラウンド2戦と1979年にロングビーチで開催されたアメリカ西GPではマールボロと同じくフィリップ・モリス傘下のビール会社レーベンブロイ(Löwenbräu)の水色と白のカラーリングにしているほか、1986年のポルトガルGPではマールボロの新製品マールボロ・ライトをPRするため、ロズベルグ車のカラーリングは本来は赤の部分が黄色に変更された。
マールボロとの契約終了に伴いカラーリングを変更した1996年末から1997年初めにかけてのシーズンオフと翌年のシーズンオフ、ウェストとの契約終了に伴いカラーリングに変更を加えた2005年末から2006年のシーズンオフにかけ、テストにおいて往年のオレンジ色のカラーリングを暫定のカラーリングとして用いていた。
フェラーリのように、新人ドライバーを起用することはめったに無かったが、2007年にハミルトン、2014年にマグヌッセン、2016年にバンドーン(翌年にフル参戦)、2019年にノリス、2023年にピアストリと、近年ではルーキードライバーを起用することが増えてきている。2000年代以前には1995年ケビンの父・ヤンを1戦だけの代役として起用したこともある。
年 | エントリー名 | 車体型番 | タイヤ | エンジン | 燃料・オイル | ドライバー | ランキング | ポイント | 優勝数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1966年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M2B | F | フォード406 (3.0L V8) セレニッシマM166 (3.0L V8) |
シェル? | ブルース・マクラーレン | 9位(フォード) 12位(セレニッシマ) |
2 1 |
0 0 |
1967年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M4B M5A |
G | BRM P56 (2.0L V8) BRM P142 (3.0L V12) |
シェル | ブルース・マクラーレン | 8位 | 3 | 0 |
1968年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング *Joakim Bonnier Racing Team (M5A) *Anglo American Racers (M7A) |
M5A M7A |
G | BRM P142 (3.0L V12) フォードDFV (3.0L V8) |
シェル ガルフ |
デニス・ハルム ブルース・マクラーレン |
2位(フォード) 10位(BRM) |
48 3 |
3 0 |
1969年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング *Team Lawson (M7A) *Antique Automobiles / Colin Crabbe Racing (M7B) |
M7A M7B M7C M9A |
G | フォードDFV | ガルフ | デニス・ハルム ブルース・マクラーレン デレック・ベル |
5位 | 38(40) | 1 |
1970年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング *Team Surtees (M7C) *Ecurie Bonnier (M7C) |
M7C M14A M7D M14D |
G | フォードDFV (3.0L V8) アルファロメオTipo33/3 (3.0L V8) |
ガルフ | デニス・ハルム ブルース・マクラーレン ピーター・ゲシン ダン・ガーニー アンドレア・デ・アダミッチ ナンニ・ギャリ |
5位(フォード) NC(アルファロメオ) |
35 0 |
0 0 |
1971年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング *Ecurie Bonnier (M7C) *Penske-White Racing (M19A) |
M14A M19A |
G | フォードDFV | ガルフ | デニス・ハルム ピーター・ゲシン ジャッキー・オリバー |
6位 | 10 | 0 |
1972年 | ヤードレー・チーム・マクラーレン | M19A M19C |
G | フォードDFV | ガルフ | デニス・ハルム ピーター・レブソン ブライアン・レッドマン ジョディー・シェクター |
3位 | 47(49) | 1 |
1973年 | ヤードレー・チーム・マクラーレン | M19A M19C M23 |
G | フォードDFV | ガルフ | デニス・ハルム ピーター・レブソン ジョディー・シェクター ジャッキー・イクス |
3位 | 58 | 3 |
1974年 | マールボロ・チーム・テキサコ ヤードレー・チーム・マクラーレン * Scribante Lucky Strike Racing (M23) |
M23 | G | フォードDFV | テキサコ | エマーソン・フィッティパルディ デニス・ハルム マイク・ヘイルウッド ヨッヘン・マス デイビッド・ホッブス |
1位 | 73(75) | 4 |
1975年 | マールボロ・チーム・テキサコ *Lucky Strike Racing (M23) |
M23 | G | フォードDFV | テキサコ | エマーソン・フィッティパルディ ヨッヘン・マス |
3位 | 53 | 3 |
1976年 | マールボロ・チーム・マクラーレン | M23 M26 |
G | フォードDFV | テキサコ | ジェームス・ハント ヨッヘン・マス |
2位 | 74(75) | 6 |
1977年 | マールボロ・チーム・マクラーレン *Chesterfield Racing (M23) *Iberia Airlines (M23) |
M23 M26 |
G | フォードDFV | テキサコ | ジェームス・ハント ヨッヘン・マス ジル・ヴィルヌーヴ ブルーノ・ジャコメリ |
3位 | 60 | 3 |
1978年 | マールボロ・チーム・マクラーレン *Liggett Group/BS Fabrications (M23, M26) *Centro Asegurador F1 (M23) *Melchester Racing (M23) |
M26 | G | フォードDFV | テキサコ | ジェームス・ハント パトリック・タンベイ ブルーノ・ジャコメリ |
8位 | 15 | 0 |
1979年 | マールボロ・チーム・マクラーレン *Lowenbrau Team McLaren (M23) |
M26 M28 M28B M28C M29 |
G | フォードDFV | カストロール | ジョン・ワトソン パトリック・タンベイ |
7位 | 15 | 0 |
1980年 | マールボロ・チーム・マクラーレン | M29B M29C M30 |
G | フォードDFV | カストロール | ジョン・ワトソン アラン・プロスト スティーブン・サウス |
9位 | 11 | 0 |
年 | エントリー名 | 車体型番 | タイヤ | エンジン | 燃料・オイル | ドライバー | ランキング | ポイント | 優勝数 |
1981年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | M29C M29F MP4/1 |
M | フォードDFV | ユニパート | ジョン・ワトソン アンドレア・デ・チェザリス |
6位 | 28 | 1 |
1982年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | MP4/1B | M | フォードDFV | ユニパート | ニキ・ラウダ ジョン・ワトソン |
2位 | 69 | 4 |
1983年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | MP4/1C MP4/1E |
M | フォードDFY (3.0L V8) TAG TTE PO1 (1.5L V6ターボ) |
ユニパート | ニキ・ラウダ ジョン・ワトソン |
5位(フォード) NC(TAG) |
34 0 |
1 0 |
1984年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | MP4/2 | M | TAG TTE PO1 | シェル | ニキ・ラウダ アラン・プロスト |
1位 | 143.5 | 12 |
1985年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | MP4/2B | G | TAG TTE PO1 | シェル | ニキ・ラウダ アラン・プロスト ジョン・ワトソン |
1位 | 90 | 6 |
1986年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | MP4/2C | G | TAG TTE PO1 | シェル | アラン・プロスト ケケ・ロズベルグ |
2位 | 96 | 4 |
1987年 | マールボロ・マクラーレン・インターナショナル | MP4/3 | G | TAG TTE PO1 | シェル | アラン・プロスト ステファン・ヨハンソン |
2位 | 76 | 3 |
1988年 | ホンダ・マールボロ・マクラーレン | MP4/4 | G | ホンダRA168E (1.5L V6ターボ) |
シェル | アラン・プロスト アイルトン・セナ |
1位 | 199 | 15 |
1989年 | ホンダ・マールボロ・マクラーレン | MP4/5 | G | ホンダRA109E (3.5L V10) |
シェル | アイルトン・セナ アラン・プロスト |
1位 | 141 | 10 |
1990年 | ホンダ・マールボロ・マクラーレン | MP4/5B | G | ホンダRA100E | シェル | アイルトン・セナ ゲルハルト・ベルガー |
1位 | 121 | 6 |
1991年 | ホンダ・マールボロ・マクラーレン | MP4/6 | G | ホンダRA121E (3.5L V12) |
シェル | アイルトン・セナ ゲルハルト・ベルガー |
1位 | 139 | 8 |
1992年 | ホンダ・マールボロ・マクラーレン | MP4/6B MP4/7A |
G | ホンダRA122E,RA122E/B | シェル | アイルトン・セナ ゲルハルト・ベルガー |
2位 | 99 | 5 |
1993年 | マールボロ・マクラーレン・フォード | MP4/8 | G | フォードHB5,7,8 (3.5L V8) |
シェル | アイルトン・セナ マイケル・アンドレッティ ミカ・ハッキネン |
2位 | 84 | 5 |
1994年 | マールボロ・マクラーレン・プジョー | MP4/9 | G | プジョーA6 (3.5L V10) |
シェル | ミカ・ハッキネン マーティン・ブランドル フィリップ・アリオー |
4位 | 42 | 0 |
1995年 | マールボロ・マクラーレン・メルセデス | MP4/10 MP4/10B MP4/10C |
G | メルセデスFO110 (3.0L V10) |
モービル | ミカ・ハッキネン マーク・ブランデル ナイジェル・マンセル ヤン・マグヌッセン |
4位 | 30 | 0 |
1996年 | マールボロ・マクラーレン・メルセデス | MP4/11 | G | メルセデスFO110 | モービル | ミカ・ハッキネン デビッド・クルサード |
4位 | 49 | 0 |
1997年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-12 | G | メルセデスFO110E, メルセデスFO110F |
モービル | ミカ・ハッキネン デビッド・クルサード |
4位 | 63 | 3 |
1998年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-13 | B | メルセデスFO110G | モービル | ミカ・ハッキネン デビッド・クルサード |
1位 | 156 | 9 |
1999年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-14 | B | メルセデスFO110H | モービル | ミカ・ハッキネン デビッド・クルサード |
2位 | 124 | 7 |
2000年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-15 | B | メルセデスFO110J | モービル | ミカ・ハッキネン デビッド・クルサード |
2位 | 152 | 7 |
年 | エントリー名 | 車体型番 | タイヤ | エンジン | 燃料・オイル | ドライバー | ランキング | ポイント | 優勝数 |
2001年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-16 | B | メルセデスFO110K | モービル | ミカ・ハッキネン デビッド・クルサード |
2位 | 102 | 4 |
2002年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-17 | M | メルセデスFO110L | モービル | デビッド・クルサード キミ・ライコネン |
3位 | 65 | 1 |
2003年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-17D | M | メルセデスFO110M | モービル | デビッド・クルサード キミ・ライコネン |
3位 | 142 | 2 |
2004年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス | MP4-19 MP4-19B |
M | メルセデスFO110Q | モービル | デビッド・クルサード キミ・ライコネン |
5位 | 69 | 1 |
2005年 | ウェスト・マクラーレン・メルセデス チーム・マクラーレン・メルセデス |
MP4-20 | M | メルセデスFO110R | モービル | キミ・ライコネン ファン・パブロ・モントーヤ ペドロ・デ・ラ・ロサ アレクサンダー・ヴルツ |
2位 | 182 | 10 |
2006年 | チーム・マクラーレン・メルセデス | MP4-21 | M | メルセデスFO108S (2.4L V8) |
モービル | キミ・ライコネン ファン・パブロ・モントーヤ ペドロ・デ・ラ・ロサ |
3位 | 110 | 0 |
2007年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-22 | B | メルセデスFO108T | モービル | フェルナンド・アロンソ ルイス・ハミルトン |
EX | 0(203) | 8 |
2008年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-23 | B | メルセデスFO108V | モービル | ルイス・ハミルトン ヘイキ・コバライネン |
2位 | 151 | 6 |
2009年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-24 | B | メルセデスFO108W | モービル | ルイス・ハミルトン ヘイキ・コバライネン |
3位 | 71 | 2 |
2010年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-25 | B | メルセデスFO108X | モービル | ジェンソン・バトン ルイス・ハミルトン |
2位 | 454 | 5 |
2011年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-26 | P | メルセデスFO108Y | モービル | ルイス・ハミルトン ジェンソン・バトン |
2位 | 497 | 6 |
2012年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-27 | P | メルセデスFO108Z | モービル | ジェンソン・バトン ルイス・ハミルトン |
3位 | 378 | 7 |
2013年 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | MP4-28 | P | メルセデスFO108F | モービル | ジェンソン・バトン セルジオ・ペレス |
5位 | 122 | 0 |
2014年 | マクラーレン・メルセデス | MP4-29 | P | メルセデスPU106A Hybrid (1.6L V6ターボ) |
モービル | ジェンソン・バトン ケビン・マグヌッセン |
5位 | 181 | 0 |
2015年 | マクラーレン・ホンダ | MP4-30 | P | ホンダRA615H (1.6L V6ターボ) |
モービル | フェルナンド・アロンソ ジェンソン・バトン ケビン・マグヌッセン |
9位 | 27 | 0 |
2016年 | マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1・チーム | MP4-31 | P | ホンダRA616H | モービル | フェルナンド・アロンソ ジェンソン・バトン ストフェル・バンドーン |
6位 | 76 | 0 |
2017年 | マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1・チーム | MCL32 | P | ホンダRA617H | BP/カストロール | フェルナンド・アロンソ ストフェル・バンドーン ジェンソン・バトン |
9位 | 30 | 0 |
2018年 | マクラーレンF1チーム | MCL33 | P | ルノーR.E.18 (1.6L V6ターボ) |
BP/カストロール | フェルナンド・アロンソ ストフェル・バンドーン |
6位 | 62 | 0 |
2019年 | マクラーレンF1チーム | MCL34 | P | ルノーE-Tech 19 | BP/カストロール | カルロス・サインツ ランド・ノリス |
4位 | 145 | 0 |
2020年 | マクラーレンF1チーム | MCL35 | P | ルノーE-Tech 20 | BP/カストロール | カルロス・サインツ ランド・ノリス |
3位 | 202 | 0 |
2021年 | マクラーレンF1チーム | MCL35M | P | メルセデスAMG M12 E Performance | ペトロナス | ダニエル・リカルド ランド・ノリス |
4位 | 275 | 1 |
2022年 | マクラーレンF1チーム | MCL36 | P | メルセデスAMG M13 E Performance | ペトロナス | ダニエル・リカルド ランド・ノリス |
5位 | 159 | 0 |
2023年 | マクラーレンF1チーム | MCL60 | P | メルセデスAMG M14 E Performance | ペトロナス | オスカー・ピアストリ ランド・ノリス |
4位 | 302 | 0 |
2024年 | マクラーレンF1チーム | MCL38 | P | メルセデスAMG M15 E Performance | ペトロナス | オスカー・ピアストリ ランド・ノリス |
2位* | 366* | 2 |
年 | エントリー名 | 車体型番 | タイヤ | エンジン | 燃料・オイル | ドライバー | ランキング | ポイント | 優勝数 |
*太字はドライバーズタイトル獲得者
*斜体になっているドライバーはスポット参戦など
*枝がついているチームに車体を供給(括弧内に供給した車体の型番を記載)
年 | エントリー名 | 車体型番 | タイヤ | エンジン | 燃料・オイル | ドライバー |
---|---|---|---|---|---|---|
1966年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M1A,M1B.M1C | G | シボレー | STP | ブルース・マクラーレン デニス・ハルム |
1967年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M6A | G | シボレー | STP | ブルース・マクラーレン デニス・ハルム |
1968年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M8A | G | シボレー | STP | ブルース・マクラーレン デニス・ハルム |
1969年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M8B | G | シボレー | STP | ブルース・マクラーレン デニス・ハルム |
1970年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M8C,M8D | G | シボレー | STP | ブルース・マクラーレン デニス・ハルム ピーター・レブソン |
1971年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M8C,M8F | G | シボレー | STP | デニス・ハルム ピーター・レブソン |
1972年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M20 | G | シボレー | ガルフ | デニス・ハルム ピーター・レブソン |
年 | エントリー名 | 車体型番 | タイヤ | エンジン | ドライバー |
---|---|---|---|---|---|
1970年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M15 | G | オッフェンハウザー | *ピーター・レブソン *カール・ウイリアムズ *ブルース・マクラーレン *デニス・ハルム *クリス・エイモン |
1971年 | ブルース・マクラーレン・モーターレーシング | M16A | G | オッフェンハウザー | *ピーター・レブソン *デニス・ハルム *ゴードン・ジョンコック |
1972年 | チーム・マクラーレン | M16A、M16B | G | オッフェンハウザー | ゴードン・ジョンコック *ピーター・レブソン |
1973年 | チーム・マクラーレン | M16C | G | オッフェンハウザー | ジョニー・ラザフォード *ピーター・レブソン |
1974年 | チーム・マクラーレン | M16C/D | G | オッフェンハウザー | ジョニー・ラザフォード *デビッド・ホッブス |
1975年 | チーム・マクラーレン | M16E | G | オッフェンハウザー | ジョニー・ラザフォード |
1976年 | チーム・マクラーレン | M16E | G | オッフェンハウザー | ジョニー・ラザフォード |
1977年 | チーム・マクラーレン | M24 | G | コスワース | ジョニー・ラザフォード |
1978年 | チーム・マクラーレン | M24B | G | コスワース | ジョニー・ラザフォード |
1979年 | チーム・マクラーレン | M24B | G | コスワース | ジョニー・ラザフォード |
2017年 | マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ | ダラーラDW12 | F | ホンダ | *フェルナンド・アロンソ |
2019年 | マクラーレン・レーシング[注釈 12] | ダラーラDW12 | F | シボレー | *フェルナンド・アロンソ |
2020年 | アロー・マクラーレンSP | ダラーラDW12 | F | シボレー | パトリシオ・オワード オリバー・アスキュー *フェルナンド・アロンソ *エリオ・カストロネベス |
2021年 | アロー・マクラーレンSP | ダラーラDW12 | F | シボレー | パトリシオ・オワード フェリックス・ローゼンクヴィスト *ファン・パブロ・モントーヤ *オリバー・アスキュー *ケビン・マグヌッセン |
2022年 | アロー・マクラーレンSP | ダラーラDW12 | F | シボレー | パトリシオ・オワード フェリックス・ローゼンクヴィスト *ファン・パブロ・モントーヤ |
2023年 | アロー・マクラーレン | ダラーラDW12 | F | シボレー | パトリシオ・オワード フェリックス・ローゼンクヴィスト アレクサンダー・ロッシ *トニー・カナーン |
2024年 | アロー・マクラーレン | ダラーラDW12 | F | シボレー | パトリシオ・オワード *カラム・アイロット *テオ・プルシェール アレクサンダー・ロッシ *カイル・ラーソン |
(主な会社のみ)
マクラーレンは1980年代からデータ分析による効率化を徹底しており、レーシングカーやドライバーに取り付けたセンサーからリモートでデータを転送し、リアルタイムで分析する移動体テレメトリーシステムを採用している。[235][236] テレメトリーシステムには1997年から技術提携関係にあるドイツのソフトウェア大手SAPの高速データ処理プラットフォーム「SAP HANA」を使用して、タイヤ交換や部品交換が必要なタイミングを計算し、マシンを最適な状態に保つようにしている。[235][236]
このシステムから得られた情報によって勝敗の90%がレース終了前に予測できるようになった。[237]
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