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JFA Proライセンス

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JFA Proライセンス、旧称:JFA 公認S級コーチライセンスは、日本サッカー協会(JFA)が公認する指導者の免許制度(日本サッカー協会指導者ライセンス)で最高位の指導者資格で、JリーグWEリーグおよび日本代表(男子女子)の監督を務めるために必要な免許である。2024年10月よりS級コーチライセンスから名称変更された[1]

Proライセンスコーチ養成講習会

Proライセンスコーチ養成講習会(旧称:S級コーチ養成講習会)は毎年開催されており、Proライセンスを取得するには、この講習会を受講した上で、JFA理事会による承認を受ける必要がある[2]

ライセンス認定は、ライセンス講習受講の翌年以降に随時行われる。たとえば2005年の受講者は、2006年度以降にライセンス認定された。

受講資格

Proライセンスコーチ養成講習会の受講者は、次のいずれかを満たす受講希望者の中から JFA技術委員会が選考して決定する。

  • 有効なJFA Aジェネラルライセンス保有者で、同ライセンス取得後1年以上の指導経験がある者
  • 有効なUEFAAFCのAライセンスに相当するライセンス保有者で、各ライセンス取得後1年以上の指導経験がある者
  • 前年度のAジェネラル養成講習会参加者のうち、総合成績がSランク且つ国際Aマッチ20試合以上もしくはプロリーグ公式戦300試合以上の出場経験を有する者

2014年開催分以降の定員は20名とされており、2003年以降は20から25名程度が受講している[3]

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制度の沿革

1995年以前

1995年までのS級ライセンスは、2週間の集中講義で取得できた[4]

2008年以前

2008年までは「日本代表国際Aマッチに20試合以上出場、もしくはJリーグ公式戦200試合以上(海外プロリーグ公式戦含む)出場している公認B級コーチで、公認B級コーチ養成講習会受講後1年以上の指導実績を有する者」も対象としていたため、B級ライセンスを保有している元プロ選手が飛び級でS級の講習会を受講することが可能だった。

2009年以降

2008年の制度改正で、飛び級が認められていないアジアサッカー連盟(AFC)の指導者ライセンスとの互換性を持たせるため、必ずB級→A級→S級と段階を踏んでライセンスを取得しなければならないことになった。[5]

他のライセンスとの関係

国内

本ライセンスの保持者は、原則として日本国内の全てのサッカーチームの指導が可能である。ただし2007年にU-12世代指導者の最上位ライセンスとして「公認A級コーチU-12」が新設されたため、Jリーグチーム傘下の第4種(ジュニア=小学生)チームやナショナルトレセン等でU-12世代の選手を指導する場合に限り、別途公認A級コーチU-12のライセンスを取得しなければならないこととなった。

AFC

本ライセンスはAFCの指導者ライセンスと互換性があり、本ライセンスはAFCの最上位ライセンスである「Diploma-Pro」相当と認められることから、本ライセンス保持者はAFC管轄の国々においてプロサッカーチームの指導が可能となっている。

UEFA

UEFAでは、UEFAの最上位ライセンスである「UEFA Pro」との互換性を認めておらず、2017年現在も本ライセンス保持者が欧州のプロサッカーチームで指導を行う場合は別途ライセンスを取得する必要がある[6]

Proライセンスライセンス認定者

要約
視点

Proライセンス(旧称:公認S級コーチライセンス)認定者は、JFAの理事会報告[7] で随時発表される。氏名中に国旗を付した人物は外国籍の人物。

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脚注

関連項目

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