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ライオン (企業)

日本の東京都台東区にある生活用品メーカー ウィキペディアから

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ライオン株式会社英語: Lion Corporation)は、洗剤石鹸歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品通販ペット用品、化学品を手がける日本の大手生活用品メーカーである。本社ビル「JPライオンビルディング」は東京都台東区蔵前の「蔵前JPテラス」にあり、東京証券取引所プライム市場に上場している。

概要 種類, 市場情報 ...

企業スローガンは「今日を愛する。」[1]

同じく「ライオン」と通称される事務機器の「ライオン事務器」や、外食事業者の「サッポロライオン」(サッポロホールディングス傘下)、菓子メーカーの「ライオン菓子」、インドネシア格安航空会社(LCC)「ライオン・エア」とは一切関係がない。

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概要

設立

1891年(明治24年)10月に小林富次郎によって設立された小林富次郎商店を祖とする。小林はそれまで、播磨幸七が1880年に創業した神戸の石鹸製造会社に招かれて共同経営していた[2][3]

化粧石鹸、洗濯用石鹸を出発点として、1896年(明治29年)に粉歯磨き「獅子印ライオン歯磨」を発売した。

現在の社名は、前述の「獅子印ライオン歯磨」がヒット商品になったことに由来する。「象印歯磨」「キリン歯磨」といった、動物の名前を冠した歯磨剤が世間に広く流通していた時代に、百獣の王を指し丈夫な牙を持つ「ライオン」が、歯磨剤のネーミングとして相応しいということで採用に至ったものとされる。

商品開発力は高く、1966年(昭和41年)に発売されたローションタイプの台所用洗剤「ママレモン」は、台所用洗剤の代名詞として有名な存在である。 さらに、1956年(昭和31年)8月に発売した粉末タイプの台所用洗剤である「ライポンF[4]は、世界初の台所用洗剤であると社史に記されている。なお欧米諸国では、台所洗剤というと液体洗剤を指すため、台所用液体洗剤としては、世界初のアメリカ、世界第2位,第3位の欧州諸国に次いで、「液体ライポンF」がアジア初ならびに世界第4位となる。

展開する事業分野においては、花王が日本国内最大の競合企業である。競合するほとんどの商品シェアは花王に次ぐ第2位であるが、創業品目の歯磨きは現在でもトップシェアを誇る。

戦前の一時期、プロ野球ライオン軍」(現在の横浜DeNAベイスターズの系譜の前身)のスポンサーとなり、戦後パシフィック・リーグ(パ・リーグ)を中心に野球との関わりが強い時期があった。ちなみに戦後パ・リーグ発足とともに設立された西鉄ライオンズ(設立当初は西鉄クリッパース、現在の埼玉西武ライオンズ)とは資本上の関係はないが、「ライオン」で共通することから宣伝面でのタイアップを申し出て球団歌「西鉄ライオンズの歌」を贈呈している。

みずほグループ(旧十五社会(日本勧業銀行系)→三金会)の一員でもある。

ライオンのサステナビリティ持続可能性)の原点は、創業者・初代 小林富次郎の言葉「人のため世のため役立つ仕事」にあり、社是・経営理念は次のようになっている。

社是

「愛の精神の実践」を経営の基本とし、人々の幸福と生活の向上に寄与する。

経営理念

  1. われわれは、人の力、技術の力、マーケティングの力を結集して、日々の暮らしに役立つ優良製品を提供する。
  2. われわれは、創業以来の伝統である「挑戦と創造の心」を大切にし、事業の永続的発展に努める。
  3. われわれは、企業を支えるすべての人々に深く感謝し、誠意と相互の信頼をもって共栄をはかる。
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沿革

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小林富次郎商店
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2001年~2004年7月に使われたロゴ
さらに見る 年度, 出来事 ...
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主な商品

主な拠点

事業所

生産拠点

研究所

  • 研究開発本部(東京都江戸川区平井
  • 小田原研究所(神奈川県小田原市・小田原工場内)

グループ・関連会社

国内

海外

  • 韓国ライオン(Lion Corporation (Korea))韓国
  • 青島ライオン(Lion Daily Necessities Chemicals (Qingdao) Co., Ltd.)[中国
  • 香港ライオン(Lion Corporation (Hong Kong) Ltd.)[中国(香港)
  • 台湾ライオン(Lion Chemical Industry (Taiwan) Co.,Ltd.)[台湾合弁会社
  • タイライオン(Lion Corporation (Thailand) Ltd.)[タイ
  • サザンライオン(Southern Lion Sdn. Bhd.)[マレーシア
  • ライオンエコケミカルズ(Lion Eco Chemicals Sdn.Bhd.)[マレーシア
  • シンガポールライオン(Lion Corporation (Singapore) Pte.Ltd.)[シンガポール
  • ライオンウィングス(P.T. Lion Wings)[インドネシア

かつてライオングループだった企業

  • ヘンケル ライオン コスメティックス(現在:シュワルツコフヘンケル、旧山発産業)
    • 「パオン」「フェミニン」「マロン」「フレッシュライト」などを出していた山発産業を2000年にシュワルツコフヘンケルの親会社であるドイツのヘンケルグループが買収、その山発産業にライオンは資本参加していた。債務超過の状態が解消されなかったため、2004年にライオンが契約を更新しなかった。なお、現在もライオンが株の15%を保有している。
  • アンネ
    • 生理用品(ナプキン)の製造・販売。1961年11月、吸収力が高く、水洗トイレに流せる「アンネナプキン」を発売。一時期、生理用品の代名詞にもなったが、後発メーカーの台頭もあり業績が悪化。1971年にライオン歯磨が資本参加したのをきっかけに1980年に子会社化し、1993年1月1日にライオン本体に吸収合併。「エルディ」の生理用品事業については現在はユニ・チャームに譲渡された。社名は、「アンネの日記」の著者、アンネ・フランクに由来する。
  • ライオンかとり
    • かつて蚊取り線香(ライオンかとりせんこう)等の殺虫剤を手掛けていた(ただ、元々からライオングループ企業ではなく、1885年に創業し、全くの無関係な会社だったが、1973年、当時のライオン歯磨との業務提携を行って傘下となり、1975年にライオン歯磨との間に国内販売委譲契約を締結)。本社は大阪市に所在していた。また、大阪証券取引所(現在:東京証券取引所)に上場していた。1991年にライオングループから離脱、その後ジョンソンの子会社となるが、1999年にジョンソンから離脱して、現在は中堅のライオンケミカル(本社・和歌山県有田市)となっており、人的・資本関係はない。現在は地元のテレビ和歌山においてスポットCMを展開中。(注)その後、ライオンの方は、殺虫剤事業は中外製薬から移譲。「バルサン」のブランドを継承し、 2005年に再参入する。なお、ライオンの関連会社にライオンケミカルという会社があるが、こちらとは別会社である。
  • ライオンビルメンテナンス
    • 日本管財に譲渡して、管財ファシリティ(のちの日本管財サービス)となる。2017年12月、日本管財に吸収合併され解散となった。
  • ライオン・マコーミック
    • アメリカのスパイスメーカーマコーミックと合弁していたが、2007年4月1日でユウキ食品に譲渡され、一般食品事業から完全撤退した。また、ライオン・マコーミックが販売していた「李錦記」(香港の食品メーカー)ブランドはエスビー食品に譲渡された。
  • ブリストル・マイヤーズ・ライオン
    • ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)との合弁会社。1962年から「バファリン」「エキセドリン」「ソフネス」を日本で発売したが、2007年、中国を除くアジア・オセアニア地域の「バファリン」「エキセドリン」「ソフネス」の事業をBMSがライオンに売却し、2007年12月をもって清算された。
  • 株式会社創文
  • ケッチェン・ブラック・インターナショナル
    • アクゾ・ノーベルと同社の合弁会社で、前述ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(旧ライオン・アクゾ)とは別に設立した。カーボンブラック(黒炭)商品の共同開発のため設立。開発成功→特許取得という当初の目的を完了したため、現在はライオン本体へ事業移管。
  • ライオンパッケージング
    • 2018年12月28日付で全株式をレックへ譲渡したと同時に、商号をバルサン株式会社へ変更。
  • 出光ライオンコンポジット
    • 出光興産との合弁会社であったが、2021年4月1日付で合弁を解消した上で出光興産の完全子会社化。2021年7月1日付で商号を出光ファインコンポジットへ変更。
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販売推進・広告

要約
視点

歴代キャッチコピー

  • 美しい明日をつくる」(1971年 - 1979年、ライオン歯磨・ライオン油脂時代)ハミガキ・ハブラシのテレビCMでは1977年頃以降1979年末の社名変更前まで「食べたらみがきましょう」の表記があった(「食べたらみがきましょう」「食べたら、歯みがき」は新発売時に表示されなかったことがあった)。
  • おはようからおやすみまで、暮らしをみつめる」(1980年1月 - 1990年12月、ライオン歯磨・ライオン油脂合併直後)一社提供番組や筆頭社番組では1983年頃からライオンマークと「おはようからおやすみまで 暮らしをみつめる ライオン」の提供クレジットがあった(1983年頃までと昭和天皇崩御の1989年にはライオンマークとライオンの文字のみだった時期があった)。CM最後のロゴ背景は、1983年5月までは「暮らしをみつめる ライオン」、1983年4月・5月の一部商品は「〇〇〇〇はライオン」、1983年6月以降は「ライオンの〇〇(製品ジャンルが入る)」という表記をしていた。ハミガキ・ハブラシのテレビCMでは1981年12月頃から1983年5月頃まで「食べたら、歯みがき」の表記があった。バファリン・エキセドリン・スマイル・Ban16・オルタス・バイタリス(旧・ライオン歯磨)・エメロン(旧・ライオン油脂)などのテレビCMは1983年5月まで「ライオン歯磨」「ライオン油脂」「暮らしをみつめる ライオン」の表記はされていなかった。1987年頃から1992年頃までハミガキのCMは冒頭に「ハミガキはライオン」(1991年1月からは「ハミガキはLION」、1992年は「しっかりブラッシング」の表記が冒頭にあった)のサウンドロゴが流れていた。
  • いつも暮らしの中に」(1991年1月 - 2000年12月、ここから提供クレジットの社名表記が現在の「LION」に)
  • あしたに、あなたに」(2001年1月 - 2004年7月)
  • おはようからおやすみまで、暮らしに夢をひろげる」(2004年8月 - 2011年12月)
  • 今日を愛する。」(日本語)「life.love.」(英語)「오늘을 사랑합니다.(朝鮮語)(2012年1月 - )

番組に90秒以上、もしくは一社提供時は、このキャッチコピーが表示・クレジットされる。

商標、ロゴなどの表示

1920年(大正9年)7月1日、大阪の通天閣(初代)の塔の側面に「ライオン歯磨」の巨大ネオン広告を掲げた[27]。ロゴの「LION」を逆さまにして見ると「NO17(エヌオーいちなな、ナンバーじゅうなな)」に見えることから、同社はその「NO17」も商標登録している(商標登録第2419294号)[28][注 3]

キャッチコピー

  • 今日を愛する。」(日本語)「life.love.」(英語)

番組に90秒以上、もしくは一社提供時は、このキャッチコピーが表示・クレジットされる。

企業キャラクター

  • ライオンちゃん:2社合併後に低下傾向にあった企業認知度の向上を目的に[29]、1983年に制定。デザイナーはカルロス・マルキオリ。「ライオンちゃん」という名称だが、妻と息子、娘の4人家族[30]。緑色のタテガミに、顔と体の部分は黄色。腹部には黒色のへそのような物がついている。『いただきます』『ごきげんよう』『グータッチ』『バイキング』『ミライ☆モンスター』『ポップUP!』『ぽかぽか』には着ぐるみが登場し、番組のアシスタント業務も行っていた[注 4]。明石工場の建物にも描かれている。
  • ムシバラス:ライオンちゃんが登場する以前から存在するキャラクター。特に歯科衛生材関係のキャラクターとして活躍しており、アンパンマンとのコラボ本が刊行されたこともある。

大会やイベントのスポンサリング

  • 1961年に後楽園球場の旧スコアボード(電光掲示板になる前の手書き式)に広告を出し、この広告看板にホームランを当てた選手に“スーパー・ホーマー賞”として100万円、広告部分以外のスコアボードに当てた選手には50万円と、それぞれ賞金を提供していた[31]
  • ビートルズ来日公演(1966年)の協賛及び番組スポンサーを務め、同公演の際、会場内には企業名や製品名(エメロン、ブルーダイヤ等)の垂れ幕を掲げた。
  • 日本テレビ系列のテレビ番組ライオンスペシャル全国高等学校クイズ選手権』の冠スポンサーだった(第2回・第4回・第6回 - 第41回)。
  • 熊本放送(RKK)が主催する「RKK女子駅伝競走大会」(毎年2月11日建国記念の日)に開催)の冠スポンサーで、大会名に「ライオンスポーツスペシャル」というタイトルを付ける。また、大会当日の午前中、RKKテレビでの生中継は一社提供番組として放送される。この大会にあわせて、熊本県消費者向けに、当社製品を対象にした「応援キャンペーン」と銘打った懸賞が実施される。
  • 全日本バレーボール小学生大会に1981年から2000年まで協賛しており「ライオンカップ」の冠をつけていた。こちらも高校生クイズ同様、日本テレビ系で放送され「ライオンスポーツスペシャル」として開催された。
  • 国立競技場で開催された国際青年年の記念音楽イベント「ALL TOGETHER NOW」(1985年) の冠スポンサーだった。
  • FM東京主催の『ライオンリスナーズグランプリ』(後のJFNリスナーズアウォード)の冠スポンサーだった (1976年 - 1994年)。
  • かつてベルマーク運動にも参加していた。
  • 2015年より、日本卓球協会主催のジャパントップ12卓球大会の協賛を始める。

提供番組

一社提供ならびに筆頭スポンサーを務める一部番組では、出演者やスタジオセットを使いライオンの社員も登場する番組限定のコラボレーションCM(60秒)が放送されている。コラボレーションCMと『ラヴィット!』内の生CMでは使用上の注意テロップを表示する必要のある医薬品の場合、CM出演者が「ピンポーン」と言って締める。

一社提供番組

テレビ
全国ネット番組(現在)
ローカル番組(現在)
  • ライオンのハイサイ新婚さん(沖縄テレビ
  • ※朝日放送テレビ制作の『おはよう朝日です』および『おはよう朝日土曜日です』では、2010年9月まで、星占いランキングのスポンサーとして同社が提供していた(2017年10月現在は平日版はアート引越センター、土曜版はエースコックが星占いランキングのスポンサーとして提供している)。
過去
一社提供番組のオープニングキャッチ・エンディングのジングル

1964年 - 1990年12月 一社提供のテレビ・ラジオ番組にはライオン独自のオープニングキャッチが放送されていた。

歯磨・油脂の2社体制時代は、TBS系『ケンちゃんチャコちゃん』シリーズや読売テレビ・日本テレビ系『ライオンお笑いネットワーク』、フジテレビ系の『ライオン劇場』(『ライオン奥様劇場』)、ニッポン放送『テレフォン人生相談』にて、サバンナでライオンが吠える様子の実写のオープニングキャッチがジングルとともに放送されていた。

一社に統一と同時に、同じサバンナでライオンの親子が戯れている(吠える場面はなし)実写のオープニングキャッチに変更。1983年にはライオンちゃんをメインとする家族が登場するアニメーションと、緑色をバックにした提供クレジットで構成された物に変更[注 8]。番組のオープニングコーナーが終了してCMに入る直前に、ライオンのオープニングキャッチを流していた。また、エンディングにキャッチが放送される番組もあった(『〜わがまましてます50人』など)。また、番組によって異なるバージョンもあり、かつての『全国高等学校クイズ選手権』や『びっくり新年会』などの『ライオンスペシャル』では、上記のオープニングキャッチの別バージョンと30秒にわたって関連企業各社を表示する長時間バージョンが放送された[注 9]。このジングルの歌詞は、やや聴き取り難いが「ヘルシー&ビューティー」である。提供読みは伊藤英敏が担当。沖縄テレビで放送されていた『ライオン天気予報』はこれらのオープニングキャッチからテロップを抜いたものを使用していた時期がある。30秒バージョンのロゴが出る直前で黒画面にフェードアウトし、終わっている。BGMはフランク・ミルズの「詩人と私」だった。

2012年1月1日に企業スローガンが「今日を愛する。」[1]に改定したことに伴って、『ライオンのごきげんよう』の2012年1月5日放送分から、以前からのオープニング映像をそのまま利用する形で、冒頭に「♪今日を愛する、ライオン〜」のジングルが追加された。このオープニングは2012年9月頃で廃止された。

なお上掲のスローガンは、複数スポンサーの共同協賛番組で90秒以上の提供をする場合でもこれらの読み上げ、および字幕表示が行われる(但しこれは通常のアナウンサー読み上げである)。

ラジオ
全国ネット番組
なし
ローカル番組
過去

複数社提供番組

テレビ
ラジオ

特殊例

その他

  • 日本テレビ系とフジテレビ系のクロスネット局であるテレビ大分では、読売テレビ制作ドラマ枠からスポンサーを撤退するまで、全曜日のプライムタイムに当社提供の番組が含まれていた。その後、2008年4月の『金曜プレステージ』の枠移行と『IQサプリ』移行により金曜日枠は消滅。その後、2009年4月に『1分間の深イイ話』の途中から月曜21時枠の30秒提供。そして2010年4月に『IQサプリ』の時間枠上の後継番組『爆笑レッドカーペット』まで続いた土曜19時枠(2021年10月期現在は『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』を放送)が60秒から30秒に縮小し、残りの30秒が金曜20時枠の『ホンネの殿堂!!』途中(2021年10月現在は『爆買い☆スター恩返し』)から金曜プライム枠の番組提供を再開した。しかし2011年10月から『はねるのトびら』に移行したため再び消滅した。かつてプライムタイムではすべての曜日で提供しており、2000年4月、平日にテレビ大分から移行、同時ネット放送に切り替わった『ごきげんよう』を放送していたため、全曜日の全時間帯においてどこかの番組で番組提供している。またテレビ宮崎でも『グータッチ』を同時ネットしているほか、日曜は日本テレビ系の番組(『行列のできる法律相談所→行列のできる相談所』)をプライムタイムに放送しているため、そして、YBS山梨放送とJRT四国放送でも全曜日でライオン提供の番組が見られる(なお、YBS・JRTと前述のTOSは土曜は『世界一受けたい授業』を放送。野村證券が降板した後の『マジカル頭脳パワー!!』の途中から提供。)。
  • フジテレビ系では1980年中期まで『オールスター家族対抗歌合戦』などの日曜20時枠を提供し、『七人のHOTめだま』終了と同時に降板。その後1988年4月から2010年3月まで(その間、1998年からの「FNSの日」放送週では再び日曜朝に提供)、日曜のみライオン提供の番組がなかったが、2010年4月に『新報道2001』のスポンサーになったことで再び全曜日でライオン提供の番組が見られるようになった。2011年4月から6月まで『爆笑!大日本アカン警察』で30秒提供となり、一時的ではあるが23年ぶりにフジテレビの日曜20時枠での番組提供を復帰した。なお、2022年4月からは『ミライ☆モンスター』に1社提供を務めている。
  • 沖縄テレビでは2016年4月から2022年3月までの6年間、全曜日に当社一社提供枠の番組もしくはコーナー枠(平日の『バイキングMORE』)が含まれていた。2022年4月、土曜日に当社一社提供だった『グータッチ』が終了し、日曜日の『ミライ☆モンスター』に一社提供枠が移ったため土曜日からは一社提供枠が消滅し、土曜日を除く平日と日曜日のみとなり、日曜日は午前中に2本の一社提供番組が組まれている(『ハイサイ新婚さん』と『ミライ☆モンスター』)。
  • 札幌テレビでは正午前と21時台の番組で15秒のカウキャッチャーを放送している。
  • スポットCMに関しては日本の同業社花王とは対照的で、放映回数は少ない。その割にCM放映秒数は15秒が比較的多い。

CMキャラクター

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その他

  • 牛乳石鹸はもともとライオンから(「小林富次郎商店」の時代に)発売されていた。
  • 外国人への配慮として、パッケージには英語で製品カテゴリー(例として、「トップ スーパーNANOX」の場合はLaundry Detergent(洗濯用洗剤))の表記を国内メーカーで先駆けて実施している。
  • パッケージに記載の4桁の数字は年月(月と西暦下2桁の組み合わせで、例えば、2023年1月は"0123"となる)で、基本的には製品の発売年月もしくは改変年月を指す。製品のリニューアルはもちろんのこと、配合成分やパッケージ表記等の小変更が生じた場合でも4桁の数字が更新されるため、同一製品・同一パッケージであっても購入時期によっては記載の4桁の数字が異なる場合がある。なお、前述した本社移転に伴って順次、製品パッケージに記載の住所が変更となっており、改良等が行われない製品の場合、記載年月が本社移転の年月であることを示す"0123"となる。
  • ライオンの商標登録を侵害したとして、複数回の訴訟を起こしたが、その中には児童書の映画化『ライオンと魔女』もある。
  • 東山動物園のライオンが展示されている場所に、コンクリートで作成されたと思われるライオン像がある。経年劣化が激しいが、台座部に「贈 ライオン歯磨」と刻まれている。
  • 当社の郵便番号は111-8644である。両国時代は130-8644が使われていたが、下2桁の「44」はライオンの和名の「獅子」に由来する。

ライオンと相撲

  • ライオンは嘗て近代大相撲生誕の地・両国に本社を構え、昭和末期には両国国技館が本社近くに移転。株主総会は国技館で開催されていた。
  • そして本社老朽化による移転先の蔵前は、第二次世界大戦後、国技館が「仮の」施設として置かれていた地でもある。
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不祥事

  • 2016年3月1日、消費者庁はライオンが販売する特定保健用食品で、新聞広告における一部の表示が健康増進法の規定に違反として、再発防止などの措置を勧告した。同庁によると、同法に基づき勧告などの処分を行うのは今回が初めてである[33]

脚注

関連項目

外部リンク

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