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ファイアーエムブレム ヒーローズ
iOS/Android用ゲームソフト ウィキペディアから
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『ファイアーエムブレム ヒーローズ』(FIRE EMBLEM Heroes)は、インテリジェントシステムズ開発・任天堂発売によるスマートデバイス向け基本無料・アイテム課金制のスマートフォン用ゲームアプリ。ファイアーエムブレムシリーズのスピンオフ作品である。略記はFEヒーローズ、FEHなど。
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アドヴァタイジングスローガンは「扉を開け。英雄と共に。」。
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概要
要約
視点
これまでのファイアーエムブレムシリーズは据え置き機や携帯機で発売されていたが、今作はシリーズ初のスマートデバイス向けゲームとなっている[6][7]。テーマは「常に傍にあるファイアーエムブレム/スタンドバイミー」[8]。
#キャラクターのデザインは、コザキユースケ、ワダサチコ、北千里といった他のシリーズ作品で参加した経歴のある者と、初参加となる者を含めた多人数による分業制が採られている。タイトルバックや公式ホームページで用いられているキービジュアル(メインビジュアル)はコザキが担当した。
シリーズ恒例のBGM「ファイアーエムブレムのテーマ」は過去に存在するボーカルあり版のどれとも異なる歌詞の一曲となっており、「ファイアーエムブレム 遥かな時を越え 語り継がれしその魂」(Fire Emblem Your spirit shall shine Across the generations Now and for all time)から始まる[9]。
「ファイアーエムブレム ヒーローズ」のテーマソングを歌唱を担当したのは東京芸術大学声楽科テノール専攻を卒業したテノール歌手・ミュージカル俳優の田代万里生。国内配信用の日本語歌唱と世界配信用の英語歌唱の2バージョンを、共に田代が担当した。アプリ内の言語設定を日本以外の国に設定することで、日本国内でも英語歌唱ver.を聴くことが出来る。
データのバックアップはニンテンドーアカウントと連携することで行われる。
歴史
本ゲーム単独以外のコラボレーションやタイアップなどは#企画を参照。
- 2017年間
- 2月2日、iOS・Android版が配信開始(#配信対象国)。
- 2月9日、人気投票「ファイアーエムブレム ヒーローズ英雄総選挙」結果発表。『封印の剣』のロイと『覚醒』のルキナが男女別の総合2位に、『蒼炎の軌跡』のアイクと『烈火の剣』のリンが男女別の総合1位に輝く。
- 4月12日、バージョン1.2.0配信開始。公式攻略本の『召喚師の手引き』が前提としている。
- 4月28日、YouTubeにてNintendo Mobile公式動画番組「フェーちゃんねる」配信開始。
- 4月28日 - 5月8日、キャンペーン「英雄おみくじ」開催。報酬条件の上限が達成され、後日「オーブ10個」「英雄の翼5,000枚」が配布された。
- 8月7日、バージョン1.6.0配信開始。キャンペーン「1/2周年記念祭」開催。
- 8月29日、LINE STOREにて「ファイアーエムブレム ヒーローズ着せかえ」販売開始。
- 8月31日 - 9月8日、iOS・Android端末から遊べるキャンペーン「英雄早押しバトル」開催。
- 8月31日 - 9月15日、前述の人気投票上位4名が総選挙特別versionと称する描き下ろしユニットとして#召喚に追加、およびプレイヤー1人につき1ユニット選択制で無料でも配布された。
- 11月28日、バージョン2.0.0配信開始。メインストーリー「第2部」が追加[10]。
- 2018年
- 12月11日、バージョン3.0.0アップデートより、メインストーリーの「第3部」追加[11]。通常召喚では出現しない「神階英雄」の追加。
- 2019年
- 2020年
- 2月2日、3周年記念フェーちゃんねる配信、サブスクリプション方式の課金要素「フェーパス」が発表。内容は既存英雄の神装化(毎月2人)や特別ミッション配信、対人MAP以外のターンの巻き戻し、スタミナがある限りの連続おまかせ戦闘など。
- 12月8日、フェーちゃんねるにてバージョン5.0.0発表、同日配信開始。メインストーリーの「第5部」追加。召喚時にピックアップ以外の★5(いわゆるすり抜け)を召喚した際に上昇確率が初期までリセットされることがなくなった。
- 2021年
- 2月2日、4周年記念フェーちゃんねる配信、期間が経った★5英雄が「★4特別チャンス」という枠で抽選されることが発表された。抽選自体が★4扱いなので出現しても上昇していた★5確率は降下しない。他英雄値の上限が7000に変更等。
配信対象国
以下の全43か国・地域。言語は日本語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、中国語(繁体字)に対応している[3]。
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ゲームシステム
要約
視点
シリーズ恒例のターン制ストラテジーのシミュレーションゲーム。ただしマップはスマートデバイスでの遊びやすさと、操作方法に対する余計なハードルを下げることなどを追求した結果スクロールを廃止し、1画面上におさまる8×6マスというシリーズ最小のコンパクトなものとなった[8]。ニンテンドーDSやニンテンドー3DSのタッチペンによる操作がベースになっており、全ての操作がマルチタッチジェスチャーによって可能となっている。
出撃(編成)数は明示がない場合最大4ユニットまでで、これは1回(1戦)の平均プレイ時間のバランスなども含めて試行錯誤の末に決定された。そのため一見しただけでは簡単そうだが、少数精鋭であるがゆえに1ユニット以上の数的優位が封じられ[注 1]、また在来シリーズよりも三すくみの効力が強められているため一手(1マス)ごとの判断の重要性が非常に大きく、奥深さと戦略性が追求されている[8]。
支援会話システムは当初は排除されており、その代わりとしてレアリティ★5のユニットがLV.40に達すると発生する専用の会話イベントで特別な絆の結びつきを表現していたが[8]、バージョン1.7.0より「支援」と「召喚師との絆の契り」という名の2種類が能力値の上昇(バフ)ボーナスという効果で実装された。
戦闘時のモデリング(いわゆる戦闘アニメ)は『ファイアーエムブレム 覚醒』から始まり前作『ファイアーエムブレムif』まで引き継がれたデフォルメ路線はそのままに、ほぼ5頭身のキャラ別3Dモデルからは変更されほぼ3頭身の共通2Dモデルとなった。視点も3Dではなくなり『ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜』から約7年振りのサイドビューとなっている。
本作ではクラシックモード(倒されたユニットは死亡し、二度と使用できなくなる)は採用されず、カジュアルモード(倒されても次の章で復活)の仕様で統一されている[8]。難易度は前作『ファイアーエムブレムif』まで採用されていたノーマル、ハード、ルナティックに加え、それらを上回るシリーズ初登場のインファナル(Infernal)・アビサル(Abyssal)が追加された。
その他の過去シリーズとの相違点は以下の通りで、主に不採用/排除されたものを挙げる。
- アーチャー系によるシューター(マップ兵器)
- 盗賊系による盗むや宝箱/扉の解錠
- 技/幸運/体格などの能力による命中率/必殺の一撃/救出など
- 制圧によるクリア条件(ただし、制圧戦は似たシステムがある)
- 武器屋/民家などのマップ施設
- シルバーカード(秘密の店)による割引システム
- プレイヤー自身が参戦するマイユニットシステム
- 結婚および子世代システム
- 属性
- 本作での三すくみは「赤色は青色に負け、青色は緑色に負け、緑色は赤色に負ける」という関係になっており、色ごとに3系統の武器種[注 2] が割り当てられている。
- 一方、無色(アイコン上では灰色)の武器種も存在するが、こちらは前作『ファイアーエムブレムif』で設定されていた三すくみは排除されており、一部の#スキルの限定的条件によって初めて赤青緑との相性が生じる仕様になっている。
- 移動タイプ
- 従来のクラスチェンジが無い本作における兵種(区分)。移動力・地形の影響・特効(天敵)などに関わり、たとえば「騎馬」は最も移動力があるが「林[16]」は踏むことが出来ないというような長所短所がある。
- 一部の#スキルを使えば、いわゆる瞬間移動や常時のマス数の増減、弱点(被特効)の無効化、全ての魔法スキル持ちに対する特効など、移動タイプ(兵種)を無視した効果を生じさせることも可能となる。
- 歩行:移動範囲は2マス。従来のロード、剣士、魔道士、僧侶、アーチャー、マムクート、盗賊、踊り子系など徒歩で移動するユニットが該当。
- 重装:移動範囲は1マスだが代わりに合計ステータスは高い。従来のアーマーナイト系や、一部のロード・マムクートなどが該当。アーマーキラーや貫きの槍などの「重装特効」に弱い。
- 飛行:移動範囲は2マス。従来のペガサスナイト、ドラゴンナイトなど空を飛べるユニットが該当。弓やエクスカリバーなどの「飛行特効」に弱い。
- 騎馬:移動範囲は3マス。従来のソシアルナイト、トルバドール、一部のロード系など馬乗りのユニットが該当。ブラーウルフや斬馬刀などの「騎馬特効」に弱い。
- 地形
- 本作では1つの例外を除いてどのマスにも割合(%)によるバフ/デバフ効果は無く、移動タイプごとの影響のみで分かれている。
- スタミナ
「#ストーリーマップ」「#修練の塔」「#スペシャルマップ」「#戦渦の連戦」を遊ぶごとに消費される行動値。5分間で1づつ回復し、99でカンストする。ミッションなどで付与される「スタミナ回復薬」を使うと即座に99回復し、超えた分は一時的に100以上のスタミナ値になる。(例:残50で使用→スタミナ149)
- 対戦権
- 「#闘技場」の一部で消費される行動値。1戦(回)につき1本が消費され、協定世界時で午前7時、日本標準時で午後4時にて3本まとめて回復する。ミッションなどで付与される「対戦権の剣」を使うと即座に3本回復する。
- アイテム
- 英雄の翼:特別強化の覚醒で必要。レアリティ★1→2で20、★2→3で200、★3→4で2,000、★4→5で20,000枚が消費される。ログインおよび会話ボーナス、#バトルでのミッション報酬、戦闘終了時に獲得する英雄値の累積報酬、#闘技場での階級報酬などで入手するもので、#オーブとは異なり課金で増やすことはできない。(ただし新たに召喚して英雄を即座に送還することで擬似的に入手はできる)
- 緋光/蒼光/碧光/無垢の勲章:各属性色ごとの★3以下の覚醒で必要。
- 緋光/蒼光/碧光/無垢の大勲章:各属性色ごとの★4を5にする覚醒で必要。
- 緋光/蒼光/碧光/無垢/万物の結晶:各属性色ないし全属性のLV.19以下のレベルアップで必要。
- 緋光/蒼光/碧光/無垢/万物の大結晶:各属性色ないし全属性のLV.20以上のレベルアップで必要。
- スタミナ回復薬:行動値「スタミナ」を99回復する。最大999,999個まで所持可能。
- 対戦権の剣:行動値「対戦権」を全回復(3本)する。最大999,999個まで所持可能。
- 光の加護:いわゆるコンティニューアイテムで、ボーナスで奥義スキル発動可能状態で復活する。最大999,999個[17] まで所持可能。光の加護がない場合は代わりにオーブでコンティニューできる。
- 特効薬/鼓舞の角笛/奥義の刃/行軍のブーツ/神竜の涙/踊り子のヴェール/落雷・恐慌・畏怖・重圧の呪符:「縛鎖の闘技場」専用。1度の入場につき3種類1個ずつ持ち込み可能で、使用しなかった場合は数は減らない。各種99個まで所持可能。
- 聖貨:「聖印生成・覚醒」で必要。
- 錬成石:「銀の槍+」などの通常通常の武器を錬成できる。武器を錬成すると副産物として「神錬の雫」が入手できる。
- 神錬の雫:「ファルシオン」などの特別な武器を錬成できる。
- 闘技のメダル:武器錬成時に「錬成石」・「神錬の雫」と一緒に使用する。闘技場での勝利などで入手できる。
- 闘技の王冠:闘技場の階級が21「至天の召喚王」に達する度に入手できる。
- 神竜の花・歩行/重装/騎馬/飛行:使用すると対象の移動ユニットの能力値が上昇するが上昇の度に必要量は指数関数的に増加する。また英雄ごとに回数に限度がある。英雄の試練や飛空城、イベント報酬で入手可能。
- 英雄の聖杯:大英雄戦や戦禍の連戦など、オーブでの召喚以外で登場する英雄を再度召喚できる。レアリティは★4固定で召喚する度に必要量が増加(ただし最大は500まで)する。また同じ英雄の召喚は20回までの制限がある。飛空城やイベント報酬で入手可能。
- 異界の紙片:英雄の秘伝書を生成することが出来る。秘伝書については後述する。
仲間
戦う部隊の編成やカスタマイズが出来る。また個々のスキルの習得や装備の変更、キャラクターの強化が行える。
- 編成
- 20個のスロットで「部隊1 - 20」までを任意の名前で登録でき、スロットごとの一番左のユニットがリーダーとして扱われる。「部隊1」のリーダーと現在選択中のスロットの4名はホーム画面の会話キャラに固定化され、前者のリーダーがフレンドの登録(挨拶)キャラになる。
- その中で防衛部隊に設定したスロットには盾のアイコンが表示され、「#闘技場」の防衛戦で読み込まれる部隊(つまり自身から見た場合のCPU対戦相手)になる。なお例外として「支援」と「召喚師との絆の契り」における支援効果は反映されない。
- レアリティ
- ★印で表される[18] 階級のようなもの。★から★★★★★までの5段階に分かれ(以下★1から5)、能力の最終合計値や「#スキル」の有無などの優劣、「#召喚」の場合の当たり確率の増減などがある。後述の覚醒を繰り返せば増やしていけるため、★1のユニットでも育てれば★5にすることが可能。
- #歴代キャラクターの中には★5でしか存在しないキャラもおり、アルフォンス、シャロン、アンナの主要3名は★2からが固定スタートとなっている。
- 能力
- ユニットの基本的な強さ。支援/絆レベル、#スキルや聖印、防御地形などの二次的効果によって上下させることも可能である。
- 一方、「大英雄戦」の報酬ユニットやアルフォンスなどの主要3名といった一部を除き、本作では入手時に以下のどれか2つに得意と苦手の個性[19] というパラメータが設定される場合があり[注 4] 同じユニットでも能力値に差が生じるため、5つ全てに得意と苦手が存在しない個性もあれば、魔防が伸びて守備が伸びないアーマーナイト系というような、元々の特性とは逆になっている個性を選んで育てることも可能となっている。
- SP
- スキルポイント。#スキル取得に関わり、ユニットを倒したりレベルアップすることで溜まっていく。最大は9,999。
- 英雄値
- 戦闘終了時に生存していることで溜まっていく。ユニークな1ユニットにつき最大9,000まで獲得でき、累積500ごとにホーム会話でアイテム「英雄の翼500枚」として受け取れる。
- レベルアップ
- アイテム「◯◯の結晶/大結晶」を消費することで戦闘をすることなく瞬時に行える。
- 秘伝書
- 2018年9月6日実装、召喚などで英雄が兵舎に入りきらなくなってきたが送還はしたくない代替手段として実装された[20]。「秘伝書」のため戦いに出ることは出来ず、同一英雄の限界突破や他英雄へのスキルの継承素材として使用可能。秘伝書作成時にレベル・限界突破数・継承したスキルはすべて消滅し、また英雄に戻すことも出来ない。
- 送還
- ユニットを喪失する代わりに、そのレアリティに応じて5、10、150、300、1,000枚の「英雄の翼」と交換できる。
- 特別強化
- 支援:従来の支援会話の本作版。異なる2つのユニット同士で何組も結ぶことができ、支援がかかっている状態でLV.35以上の敵を一定値倒すとレベルC→B→A→Sの順で各能力の上昇(バフ)ボーナス値が上がっていく。相手を変えたければ解除も自由に行えるが、制限として支援レベルはリセットされCからの再スタートとなる。効果は防衛部隊を除いて発揮され、範囲と効力は隣接時が+2、1マス離れ時が+1と変化する。なお称号[19] が違っていても名前が同じなら別のユニットと支援は結べない仕様となっている(例:「未来を知る者 ルキナ」で「A」というユニットと結んでいたら、「大いなる王女 ルキナ」で「B」というユニットと結ぶことは不可能)。
- 召喚師との絆の契り:前述の支援とは別の種類で、任意の1人(フェーパス加入者は3人まで)とプレイヤー自身(召喚師)とだけで結ぶもの。対象ユニットはアイコンの枠がピンク色になる。支援とも両立する仕様のうえ、効果は防衛部隊を除いて常時発揮され、2種類の支援を結んでいるユニットは最大でHPが+5、攻撃/速さ/守備/魔防が+3ないし4ものバフ効果を得ることが可能となる。
- 覚醒:従来のクラスチェンジに近い強化。アイテム「英雄の翼」と「◯◯の勲章/大勲章」を消費することで対象ユニットのレアリティを上げることができる。いわゆる無課金派と重課金派の格差や、折角好きなキャラなのに弱いというストレスを感じさせない配慮などで採用に至った[8]。
- スキル習得:SPを消費して、スキルを習得することができる。スキルを習得すると、同じ系統のさらに強いスキルを習得できる。(例えばBスキルの「攻撃隊形1」を習得すると「攻撃隊形2」を習得できる。)
- スキル継承:継承元のユニットを喪失する代わりに、最大4つまで選択したスキルを継承先ユニットに登録(移行)することができる。ただし「習得」は別途で必要であり、さらに制限としてスキルポイントの負担が1.5倍になる。なおレアリティ★5限定の専用武器(例:アルフォンスの「フォルクヴァング」)、元属性と異なる武器スキル(例:物理攻撃種に魔法攻撃種を)、元属性の三すくみ不利を無くすもの(例:剣ユニットに「槍殺し」)、踊り子系だけが持つ「踊る」、いわゆるハメを招く恐れのあるもの(例:魔法や弓ユニットに「一撃離脱」)、などは仕様として継承自体ができなくなっている。
- 限界突破:アルフォンスら主要3名を除いて可能ないわゆる同ユニットの「重ね」にあたる強化で、実行するとレベル数の横に「LV.40+1」のように表される。最大10回まで可能で、各能力の上昇(2ポイント)とスキルポイントが入手できる。1回目の限界突破に限り2ポイントに加えて苦手な能力値が標準値まで穴埋めされる。(全て標準値の場合は穴埋めがなく定められた値がさらに3ポイント増加する)ただし、限界突破で能力値が強化されるのは★が同じかベースのほうが高い時のみで、素材ユニットの★がベースより低いときはSPのみ付与される。
- 聖印生成・聖印覚醒:勲章・大勲章・聖貨を使い、新たな聖印を作る、または持っている聖印を強化できる。
- 武器練成:闘技のメダル・SP・練成石または神練の雫を使い、特定の武器を上位の武器に練成し、または一部の武器に特殊な効果を追加できる。
- 祝福付与:獲得SPが2倍になるなどの効果を付与する祝福アイテムを仲間につけることができる。最初から祝福を保持している伝承英雄に祝福をつけることはできないが、シーズンと同種の祝福を持つ伝承英雄と同時に出撃すると特別な効果を得られる。
スキル
レベルアップや敵を倒したりするとスキルポイント(SP)がもらえる。スキルポイントを使って、武器、補助、奥義のアクティブスキル、装備するだけで効果を得られるパッシブスキルを身につけることができる。種類が膨大なため、アルフォンスら主要3名や序盤で必ず入手するもの、英雄戦/大英雄戦/戦渦の連戦で入手できる(配布している)もの、システムの例外に該当する特殊なものなどから抜粋する。なお「聖印」は厳密にはスキルとは区別されるものだが、事実上5種類目のスキルと言えるため本項で解説する。
- 武器スキル
- ユニットの基本攻撃となるもの。武器種に同じ[21]。複数種から選択する仕様だった従来シリーズとは異なる本作の特徴の1つで、これにより行動前に用途に応じて持ち替えることができた戦法が封じられている。また槍/斧系が使えた手槍/手斧などの間接武器、使用回数/命中率、毒や眠りなどの状態異常系も排除されており、物理ダメージで射程2マスを基本とするのは弓系と暗器系だけ、ミスの要素が無く常に必中、「蛇毒」などの固定ダメージ系に置き換え、などが基本である。
- 補助スキル
- 1ターンを消費することで効果を発揮するもの。
- 能力を強化できるシャロンの「攻撃の応援」、「ライブ」などの杖(回復魔法)系全般、歴代の踊り子系が持つ再行動を可能にする「踊る」、地形を無視してユニットを移動させられる「ぶちかまし」など。
- 奥義スキル
- 1から5までで設定された行動回数(カウント)を満たすことで効果を発揮するもの。たとえば射程1の剣士系ユニットが4カウントの奥義を発動する場合は、敵からの遠距離攻撃・反撃不可/残3 → 自ターンで敵に攻撃/残2 → 敵からの反撃/残1 → 速さ優位で追撃/残0=発動のようになる。
- アルフォンスの「陽影」、武器スキルの対象外の複数ユニットにもダメージを与えられる「砕雷」、自ターン攻撃後に再行動を可能にする「疾風迅雷」など。
- パッシブスキル
- ABCのストックに分かれ、合わせて3種類が装備できるもの。戦闘時やターン開始時に自動で効果を発揮する。
- アルフォンスのA「鬼神の一撃1」、アンナのB「待ち伏せ1」、シャロンのC「守備の鼓舞1」、武器スキルに無い射程への反撃が可能になるA「遠距離反撃」「近距離反撃」、自身の弱点(被特効)を無くせるA「◯◯の盾」、移動タイプに無いマスへの移動を可能にするB「離脱の行路」「救援の行路」やC「重装の行軍」「空からの先導」など。
- 聖印
- 能力やスキルを少しだけ強化できる効果のもの。各ミッション・縛鎖の迷宮・#戦渦の連戦などのクリア報酬や特別強化の「聖印生成」などで入手可能で「聖印覚醒」で強化することもできるが、復刻ミッションなどで再配布の時に同じものを2つ所持することはできず、入手時点で即英雄の翼に変換されるようになっている。
- HPを+3できる「HP1」や「第1迷宮の覇者1」、奥義スキルの発動カウントを-1できる「奥義の鼓動」など。
- 見た目的にはSのストックとなる。
- 祝福
- 付与された英雄は戦闘での入手SPが常に2倍になる。火・水・風・土・光・闇・天・理の8属性あり、シーズンと同じ属性を持つ英雄は能力が上がる。伝承英雄・神階英雄と呼ばれる英雄は最初から「祝福」が付与されている。特別マップ「四天の庭園」では該当する火・水・風・土の祝福が付与された英雄または伝承英雄のみ出撃することができる。
フェーパス
2020年2月6日実装のサブスクリプション方式の課金要素[22]。日本版では一ヶ月950円(海外は9.49USD)を支払うことにより神装英雄配布や限定ミッション、便利機能などの5つの特典が受けられる。一度入手した神装英雄はフェーパス退会後も使用可能。
バトル
ストーリーマップ
新しいキャラクターとファイアーエムブレム歴代のキャラクターが織りなすオリジナルストーリーが楽しめるモード。ストーリーを進めることでアイテムの「#オーブ」を貰えたり、ニンテンドーアカウントと連携していればマイニンテンドーポイントなども受け取れる。ストーリーそのものは#ストーリーを参照。各章や外伝・異伝は複数の「節」からなり、順にクリアする必要がある。
- メインストーリー
- 第1部 - 序章+全13章
- 第2部 - 全13章
- 第3部 - 全13章
- 第4部 - 全13章
- 第5部
- 第6部
- 第7部
- 第8部
- 第9部
- 外伝・異伝
- 異伝1 - 5
- 外伝1 - 56
- クイズマップ
- いわゆる「詰将棋」的なモードでマップ・味方・敵ユニットはすべて固定されており、ランダム要素が一切ないモード。スタミナ消費はゼロで同じ手順を踏めば誰がプレイしてもクリアが出来るようになっている。初回クリア時のみ既定の報酬がもらえる。
- 英雄の試練
- 神竜の花を入手できるモード、スタミナは消費しない。全ての英雄が1回クリアするまで挑戦することができ、クリアをすると規定量の神竜の花が入手できる。英雄の登場時期によって難易度ともらえる神竜の花が変わる。挑戦する英雄ともう1人サポート役の英雄を編成できるが、クリアするには挑戦する英雄が敵を2人以上倒す必要がある。また挑戦する英雄・サポート役のどちらかが倒れても失敗となる。1日1回クリアするまで挑戦する英雄の性能が強化されクリアしやすくなっている。
- 連戦トライアル
- ストーリーマップを利用した一定数のマップを次々クリアしていくモード。連戦数によって出撃できる部隊数が異なる。限られた部隊数以内に最終MAPを攻略するとクリアとなる。初回クリア時には既定の報酬が入手できる。スタミナ消費は20~30。
- 縛鎖の迷宮
- スタミナ20を使い5連戦をすべて別のキャラによる5編成(20人)でクリアを目指すモード、MAPと敵キャラクターの配置は完全固定されている。途中1人倒れると即失敗で再度スタミナ20消費と1戦目からのやり直しとなる。クリアすると初回に限りオーブ2個と「第n迷宮の覇者」という聖印(性能は既存のいずれかの聖印と同じ)を入手できる。
修練の塔
「スタミナ」を消費して経験値を稼ぐことができるモード。始まりの階層・第1~第10階層の全11階層ありストーリーをクリアすると選べる階層が増えていく。クリアすると階層に応じて勲章が手に入り、1日1回結晶も手に入る。ストーリーマップと違い地形・敵編成はランダムで変わる仕様だが、画面右上の矢印ボタンを押すごとに何度でも自由に変更できる。
スペシャルマップ
「英雄/大英雄」と戦う期間限定モード。スタミナを消費するマップとしないマップがある。(例えば大英雄戦や絆英雄戦はスタミナゼロ、特別訓練はスタミナ必要)
- 英雄戦
- 「大英雄」と「超英雄」を除いた1人の「英雄」が率いる部隊と戦い、その英雄のレアリティ★1 - 2版が初回報酬となる。日替わりで固定ルーチン化されており1度入手できなくても必ずまた巡ってくる仕様となっていることから、「#召喚」でオーブを消費せずに入手する手段にもなっている。
- 大英雄戦
- 1人の「大英雄」が率いる部隊と戦い、その大英雄のレアリティ★2 - 4版などが初回報酬となる。特に★4版は他の敵兵がLV.40揃いかつ強スキル装備だったり、「全員生存」以外の勝利条件に「光の加護禁止」が増えていたり、シリーズ初登場の最高難易度アビサルが初採用されていたりなど、達成条件が非常に厳しくなっているのが特徴。不定期ながら再配信(覆刻)も行われている。公式Twitterでは順次ハッシュタグを公開し、攻略動画の投稿を公認している。
- 絆英雄戦
- 「大英雄」と「超英雄」を除いた2人の「英雄」が率いる部隊と戦い、#オーブ2 - 4個などが初回報酬となる。難易度ほか諸々の条件は大英雄戦とほぼ同等。2人の関係は、原作側のストーリー上や支援会話などで何らかの繋がりがあった者同士の組み合わせになっている。
- 伝承英雄戦/神階英雄戦
- 伝承英雄/神階英雄召喚イベント中に開催されるモード、ノーマル~アビサルまで難易度があり初回クリア時にオーブやアクセサリーが報酬でもらえる。開催期間終了後も後日召喚イベントのピックアップに選ばれた英雄は伝承英雄戦/神階英雄戦が復刻開催される。
- 制圧戦
- 自分やフレンドを合わせた20人の英雄を率い大部隊で戦う。一方が全滅しても決着せず、10ターン経過、またはどちらかの本拠地破壊で決着する。マップ・敵は毎週変わり、既定スコア達成で毎週初回のみ報酬がもらえる。
- 特別訓練
- SPや経験値を大量入手するチャンスがあるモード。スキルを装備していない敵が大量発生するので倒しやすくなっているが、全ての敵が出る前に全滅させてしまうとクリアとなり即終了してしまう。日替わりでMAP・兵種がルーチン化されて巡っている。
コロシアム
双界を越えて
2020年6月18日初開催[23]。ボーナス英雄が2作品指定されボーナス英雄の編成と難易度によって獲得スコアが上昇する。戦闘では画面上方に逃亡する盗賊を倒すことでさらに獲得スコアが上昇するが、盗賊の護衛に倒されてしまうと減点されてしまう。シーズンの最高スコアによって次シーズンの双位が決定、報酬がもらえる。
フレンドダブル戦
2019年4月27日初開催[24]。シーズンがわりである程度決められた敵軍と戦うモード。ダブル可能な伝承英雄に加えて編成の右端キャラをフレンドの助っ人とダブルを組むことが可能。スタミナは消費しないが、同じフレンドの助っ人は1日1回のみとなっている。難易度は初級、中級、上級があり難易度が高くなるほどスコアが高くなるものの、英雄が倒れると大きく減点されてしまう。シーズン終了時にそのシーズンの最高スコア・順位に応じて報酬がもらえる。
闘技場
世界中のプレイヤーのCPUと対戦するモード。シーズン期間のスコアを競ってランキング上位を目指す。ランキングによってはキャラクターの能力を高める報酬がもらえる。全20階級。
- 対戦する
「対戦権」を1本消費するいわゆる通常モード。現在編成する自分の部隊の強さに応じて「初級」「中級」「上級」の相手が表示され1度戦闘が開始されと「戻る」などで相手を選びなおすことは出来ず、勝敗をつけるか降参するしかない。相手を選ぶ段階で戻った場合、「対戦権」は消費されたままだが連勝はストップしないので例えば階級が低めの相手が出るまでやり直す(対戦権がある限り)事は可能。5連勝すると0勝に戻る。
- 防衛戦
「対戦権」を消費しない完全自動モード。防衛部隊と他のプレイヤーとの対戦を指し、バックグラウンドで自動進行しているため勝利時のみの結果だけが表示される。期間は1シーズンごとで締め切られ、防衛スコアによって「英雄の翼」がもらえる。
縛鎖の闘技場
- 「対戦権」を消費しない連戦モード。最大7連勝。闘技場スコアとは別扱いで、このモード限定の特殊アイテム(3・5・7連勝時ランダム付与)を入手でき、任意で3個を選んで持ち込み自軍を強化することもできる。その日の最初の参戦だけは経験値などが入手可能だが、2度目以降も連勝時の特殊アイテムは入手可能。このモードの結果では闘技場の階級は上下せず、そのシーズンの最高スコアのランキングの結果に応じて報酬がもらえる。
イベント
投票大戦
不定期で開催されるモード。テーマごとに選ばれた8人の英雄の中から1人を選び、トーナメント方式で優勝を決める。バトルは3人 vs 3人で行い勝利するとスコア獲得に1時間ごとに1つずつ得られる「投票権」(最大8つ)とミッション報酬などで手に入る限定アイテム「大戦の旗」を使って倍率を上げることができる。陣営と同じ英雄をい使用したり、フレンドが多いと1回に投票する得点が増える。劣勢時には対戦終了までの時間に応じて最大12.0倍の得点ボーナスがつく。1回戦ごとに陣営内ランキングに応じた報酬と勝利した場合は英雄の翼500が手に入る。決勝以外で敗れた場合は勝ち残っている他の英雄につくことができる。
かんたんタップバトル
不定期で開催されるモード。画面端から現れる敵が近づいた時タイミング良く画面をタップすると倒すことができるいわば「リズムゲーム」要素のモード[25]。味方キャラクターの強さは関係なくLv1英雄でも全てをクリア可能。モードが「カジュアル」(どのラインでも下部をタップすると倒せる)と「エキスパート」(同ラインをタップする必要がある)に加えて難易度「ノーマル」「ハード」と選択することができる。クリア報酬はすべてのモード・難易度共通であり、クリア後に表示されるプレイ評価も報酬には影響しない。
戦渦の連戦
不定期で開催されるモード。最大7連戦のマップをクリアしていき、一つのマップをクリアしてもHPはそのままの状態で継続し一度倒れた英雄は使用できなくなる。部隊が全滅すると次の部隊で再度挑戦できる(最大4部隊)。全マップをクリアすると成績に応じたスコアを獲得し、スコアごとの報酬が手に入る。イベントごとにボーナスキャラが設定され、ボーナスキャラが参戦した場合能力が強化されるほか獲得スコアに40%ボーナスがつく。
想いを集めて
2018年7月23日初開催のいわゆる周回イベント[26]。新英雄実装時に開催されることがあり、このモードのバトルで敵を倒すと宝箱からハート型の「想い」を入手することが出来る。対象の新英雄を所持している必要はなく、出撃する英雄にも制限はない。バトルには初級・中級・上級とあり上位ほど入手「想い」が多くなる。「想い」の最大量は「3500」(復刻開催は「1750」)でいずれかの英雄の「想い」がカンストすると以降その英雄の「想い」は出現しなくなり他の英雄の「想い」に振替えられる。使用スタミナはどの難易度でも10で統一されている。
大制圧戦
不定期で開催されるモード。全3回戦ありプレイヤーは毎回戦ごとに3陣営どこかの陣営に自動配属(選択はできない)となり領土の拡大を目指す。戦闘方式は通常の制圧戦とほぼ同様だが敵ユニットは他陣営のプレイヤーの編成を元に挑戦難易度で調整される。4時間ごとにスコアの高い陣営が領土を支配できるが、一定スコア以上差がつくと「ノックダウン」となり4時間待たずして陣営が支配されることもある。獲得スコアに応じてこのモード専用の「大制圧戦階級」による報酬と1回戦終了ごとに陣営内順位と支配領土数に応じた報酬が手に入る[27]。
巨影討滅戦
不定期で開催されるモード。既存キャラが巨大な影として出現し4人の英雄でダメージを蓄積していく戦闘。ただしプレイヤーのダメージのみでは絶対に倒すことはできず(必ずHP1残る)戦闘終了後の同盟軍の加勢でHPが0になれば倒すことが出来る(援軍の威力は時間で上昇)。倒した場合すぐに既定の別の巨影が出現し倒すごとに巨影のステータスが上昇していく。難易度によってプレイヤーが与える最大スコアの上限が変わる。巨影を倒した時、またプレイヤーが与えたダメージによってスコア報酬と順位報酬が手に入る[28]。
おでかけヒーローズ
2019年8月13日初開催のいわゆる放置系ゲーム要素を取り入れたモード[29]。英雄2人1組を異界各地に派遣し、「ヒーローズ・サーガ」の完成を目指す。派遣中は「キャンセル」以外プレイヤーが介入する要素はない。指定時間の探索が終了すると派遣中に見つけたものや累積時間報酬などが入手できる。各地の達成度が最大になると「最終節」が解放されこの作戦のみ4人1組で異界4人との戦闘が自動で行われる。異界4人の詳細は最初はヒント程度しかないがダメージが蓄積されると正体が明らかになり良相性の英雄を派遣することで作戦を優位に進めることが可能。最終節をクリアするとヒーローズ・サーガが完成する。
偶像の天楼
2019年10月10日初開催のモード。指定された英雄を模した「偶像」で階層をクリアしていく[30]。「偶像」なので兵舎にいる英雄の性能とは無関係であり、他のモードで使用することも出来ない。挑戦するマップで最初に敵を倒した「偶像」はランダムで1つずつ選ばれた武器・補助・奥義・A・B・C・聖印から選択して習得、もしくは限界突破+1で強化することが可能になる。武器・補助・奥義・A・B・C・聖印が既に何か習得している場合は上書きとなる。なおこのモードのみ「偶像」のレベルが非常に上がりやすく設定されている。また階層をクリアするのに全員生存している必要もない。
召喚
英雄召喚とも。本作におけるいわゆるガチャ/ランダム型アイテム提供方式要素で、アイテムの「#オーブ」を消費することで#歴代キャラクターのレアリティ★3以上ユニットを入手=召喚することができる[7]。厳選された常設種や期間限定種のみで構成された2~12名の出現率が増えるピックアップと称する期間限定イベントから1つを選び、ランダムで5つ表示される赤色/青色/緑色/無色の召喚石から任意のキャラクターの属性の色を選んで召喚する。
オーブの消費量はイベント1つにつき初回に限って0個=無料で召喚でき、それ以降は1回ごとに5個のオーブが必要となる。召喚チケットを所有している場合は最初の召喚オーブ5個分を代替として自動使用される。5つの召喚石を連続で召喚する場合2人目(2つ目の召喚石)からはオーブ4個で可能になり、5人目(5つ目の召喚石)にはオーブ3個にまで減るというお得な仕組みも用意されているが、逆に欲しい属性の召喚石が出現していない場合にオーブを消費しないでキャンセルすることは出来ない仕様のため、召喚石をリセットするには必ず最低1人(オーブ5個もしくは無料召喚分・召喚チケット)は召喚しなければならない制限もある。
2020年4月の新英雄召喚から40回紹介すると、★5ピックアップ英雄が1人無料で召喚できる実質的に天井となる機能が実装された[31]。初回40回時のみの機能だったが、新英雄イベント「もうひとつの夜明け」ではさらに80回目、120回目、160回目にも1人無料で召喚できるようになった[32]。ただし天井で召喚した英雄を次回以降の天井で再度召喚することはできない。また新英雄召喚以外にも復刻召喚などで天井が設けられる召喚イベントが開催される。
なお期間限定開催の大英雄戦や#戦渦の連戦での報酬でしか仲間にできないユニットや、先述のピックアップでしか排出されない超英雄に該当するユニットは、当然ながら常設種に含まれていないため召喚されない[33]。
オーブ
本作におけるアイテム課金要素で、各種のアンロッカブル項目の解放や、「#召喚」で必須となるアイテム。ストーリーやミッションをクリアしたり、闘技場で階級を上げたり、ログインボーナスで配布されたり、ニンテンドーアカウントと連携したり、有料オーブを購入するなどの方法で入手できる。
ショップ
「オーブ」を購入することが出来る。3個セットから販売され、個数が多いセットを買うとオーブのおまけが付いてきて割安となる。また年末年始などにさらに割安なオーブ販売をすることがある。
その他
- 英雄図鑑
- 自分がそれまで仲間にした英雄の詳細を閲覧できる機能。英雄のイラストや解説、召喚演出や★5のユニットがLV.40に達したときの特別な台詞、ミニキャラの戦闘アクションなどを観賞できる。まだ仲間になっておらず敵としてのみ遭遇した英雄は黒いシルエットで表示される。
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ストーリー
要約
視点
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
王族が“異界の扉”を開く力を持つアスク王国と、閉じる力を持つエンブラ帝国とは2つで1組のような関係であったが、エンブラ帝国で皇帝が代替わりしてから、“異界の扉”を閉じなくなると共に、異界から召喚した英雄たちを用いて他国への侵攻を始めた。
アスク王国では、特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」が国軍とは別働でエンブラ帝国に対応していたが、ある時に召喚した主人公は神器「ブレイザブリク」を用いて異界の英雄を召喚できるという異能を持っていた。
第1部
特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」は、エンブラ帝国・ヴェロニカ皇女による侵攻を食い止めつつ、行方不明になっていた特務機関の一員・ザカリアの捜索を行う。
ヴェロニカの兄であるブルーノ皇子は、たびたび一行の前に立ちふさがるが、その一方で一行を手助けするという謎の行動を取っていた。実はブルーノこそがザカリア本人であったのだが、エンブラの皇族には「エンブラの血の呪い」があり、ときおりアスク王族の殺戮衝動に駆られるのであった。
第2部
アスク王国へ攻め込んできた炎の王国ムスペルの王・スルトは無敵の力を持っていた。
スルトに滅ぼされた氷の王国ニフルの第二王女・フィヨルムは特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」と協力してスルトの力を無効化する「氷の秘儀」を行い、攻撃が通るようになり、スルトを倒すことに成功するが、スルトは不死性によって蘇ってくる。その不死性は生贄によるものであった。特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」は、生贄に選ばれたヴェロニカ皇女やニフルの第三王女・ユルグを救い出し、今度こそスルトの撃破に成功する。
第3部
アスク王国に攻め込んできたのは死の王国ヘル。
女王ヘルによって、アルフォンス王子は死の呪いを受けるが、グスタフ国王が代わって死ぬことでアルフォンスは呪いを免れた。
特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」は死の王国ヘルへ攻め込み、再びアルフォンスが女王ヘルから呪いを受けるが、呪いの条件からアルフォンスは女王ヘルを倒す手段があることを看破する。女王ヘルを倒す手段を求めてたどり着いたのは、人々が滅んだもう一つの(異界の)アスク王国、エンブラ帝国であった。その世界のアルフォンスは女王ヘルを倒す手段として「心臓」の儀式を行ったが、「心臓」は鼓動1つごとに国民を含めて命を奪う呪いも併せ持っていて、それでもアルフォンスは女王ヘルに敗れていた。女王ヘルから「もう一つの(主人公たちの)アスク王国の命を全て亡ぼせば、対価として(異界の)アスク王国を蘇らせる」との取り引きを受け、リーヴと名を変えたアルフォンス、スラシルと名を変えたヴェロニカ(どちらも主人公側からは数年ぶん成長している)が特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」に立ちふさがる。リーヴが持っていた「心臓」はリーヴの世界の神器「ブレイザブリク」であった。これを手に入れた一行は、女王ヘルを打ち倒す。
第4部
アスク王国のある村で村人たちが眠りに落ちるという異変が起きる。その異変の調査・対処のために特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」が赴くが、特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」一行もまた眠りに落ちてしまう。
夢の国アルフのピアニーの協力を経て、悪夢の国スヴァルトアルフの妖精たちの妨害を受けつつ現実に戻ってきたかと思えたが、そこもまた夢の中。夢か現か、現か夢か。
悪夢の国スヴァルトアルフの女王・フレイヤは、兄であり夢の国アルフの王であるフロージを愛するがあまり、フロージの力を取り入れ、無限の力を手にする。フレイヤへの対策としてフロージ自らが特務機関一行に討たれることを望み、一行はフレイヤをも撃退する。その過程で、フロージ以外への愛を知らなかったたフレイヤはスカビオサとプルメリアからフレイヤに向けられる無償の愛に気づくと、残された力でスカビオサとプルメリアをよみがえらせ、自身は目覚めぬ眠りへと就いた。
第5部
アスク王国へ攻め込んできたのは、魔法科学を発展させた小人たちの国・ニザヴェリル王国。先鋒のレギンは特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」に敗れると暴走する義兄であり国王・ファフニールを停めるよう依頼。
ファフニールに対抗するためニザヴェリルの「賢者の森」に住むエイトリを訪ね、続いて対抗手段である魔剣『グラム』を入手するために巨人たちの国・ヨトゥン王国へ。しかし、ヨトゥン王国の王女・ノートは異常に惚れっぽく、オッテルから結婚を条件に主人公をとらえて、グラムともどもオッテルに渡してしまう。一行はオッテルを追うが、行き先はエイトリのもとだった。
エイトリは、ニザヴェリルの建国王に仕えていた人物であり、若くした死んだ建国王に代わってニザヴェリル王国を守るため、肉体を替えて魂を継ぎ、数千年を生きてきていた。アスク王国の英雄召喚の術を将来の脅威と感じ、魔法科学で英雄召喚の仕組みを作り上げたものの、召喚された英雄は精神を失くしていた。そんな中で精神は残ったものの記憶を失ったのがファフニールであった。王家へのクーデーター後にのニザヴェリル王国を再統一し王座に就いたファフニールであったが、王が戴く「小人の王冠」はエイトリが建国王の血筋のみに作用し、他者が用いた場合は呪いともいえるものがかかる仕掛けであった。
オッテルはそれでもなおファフニールのみを敬愛しており、異形となりニザヴェリル王国に害をなすファフニールに満足げに殺害される。エイトリを追う途中でレギンをかばうダグをさらにかばう形でノートは命を落とす。建国王の血筋であったことが判明したレギンは自身の責務を覚り、ファフニールとエイトリとをグラムで討つのだった。
エイトリは、自身の望みである健国王の血筋がニザヴェリル王国を治めることになった結末に満足しつつ、エイトリ自身の行いと異界から英雄を召喚する‐その英雄が死のうとも再度召喚を繰り返す主人公の行いとに何の差があるのかと問いかけ、舞台から姿を消した。
第6部
エンブラ帝国を築いた神竜・エンブラから眷属・エルムが遣わされ、それに対抗するためにアスク王国を築いた神竜・アスクから眷属・アシュが遣わされてくる。
エルムの策謀に乗った第九位継承者である皇族・レティシアは帝国の有力貴族を巻き込んでヴェロニカ皇女に叛逆の濡れ衣を着せるため数多くの虚言を流布した。ついにはヴェロニカは捕らえられ、処刑が執行されようとするが、レティシアは工作を多発し過ぎたことから能力の低い工作員を使用したことで、その工作員がブルーノに捕らえられ工作を行った旨を自白して、ヴェロニカの処刑は回避される。
ヴェロニカ自身は帝位に興味がなく、レティシアが帝位を継いでも良い(なんなら自身が処刑されてもかまわない)というスタンスだったが、ヴェロニカが帝国臣民を「愚民」と罵ったことで考えを改め、レティシアを打ち破る。
しかし、エンブラ自身が降臨したことで、アスク王国は闇に閉ざされ危機に陥った。そこへアスクが降臨しエンブラに対抗するための手段を教え、一行は「世界樹ユグドラシルの鍵」の入手に成功する。だが、エンブラの闇に降臨することはアスクにとっても生命を削る行為であって、アスクは生命を落とす。
エンブラをブルーノに憑依させ、「世界樹ユグドラシルの鍵」を用いることで憑依を解いた後にエンブラを倒す計画であったが、鍵の存在に気付いていたエンブラはいち早くブルーノから離れ、ブルーノは死を迎える。
対抗手段は失われたかと思われ、エンブラはヴェロニカに憑依するが、一行は「世界樹ユグドラシルの鍵」を用い、エンブラの憑依を解いた。全ては用心深いエンブラを計略にひっかけるため、ブルーノは自らの命を賭したのであった。エンブラは倒された。
ヴェロニカの「エンブラの血の呪い」も解け、ヴェロニカはアスク王国との交流を望んだ。
後日開かれたヴェロニカとシャロンとのお茶会のテーブルにはそれぞれが作ってきたアスクとエンブラのぬいぐるみが仲良く手をつないで鎮座していた。
第7部
エクラは、「黄金の魔女グルヴェイグによってアスク王国が滅ぶ」未来を見た。それは光の女神セイズが神託として見せたものであった。特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」はセイズに導かれて光の国「ヴァナ」へと向かう。
光の国「ヴァナ」の王ニョルズへ特務は謁見したところにセイズの妹であるヘイズが襲われていると聞き、一行はヘイズを助けに向かう。助けることには成功したがヘイズには黄金の魔女の呪いがかけられており、そう長くは無かった。ニョルズは未来では強大なグルヴェイグも元々は非力な存在であり、現在のグルヴェイグを見つけ出して倒せばよいと語る。その為の力を授けたいが、それに必要な神器の「櫂」を妹のネルトゥスに神器を盗まれてしまったから取り返して欲しいとのこと。一行はネルトゥスの下へと赴く。
ネルトゥスはなぜか一行と面識があるような口ぶりで、特にシャロンのこと気に掛けている。ネルトゥスから「可愛い動物のまねをすること」という謎なヒントと共に「櫂」を返してもらった一行は、ニョルズのもとに戻り、セイズは力を授かった。
セイズは「現在」の時間におけるありとあらゆる場所を探すが「現在」のグルヴェイグは見つからない。「未来」にグルヴェイグが存在しているのだから、理論上は「現在」にもグルヴェイグが存在しているはずなのだが。そうこうしている内に「未来」のグルヴェイグ本人が一行に襲い掛かってくる。セイズは自身と一行を「過去」の時間に逃がした。
他のみなより過去に飛ばされたエクラは負傷していたところをヴァナの女神・クワシルに救われ、治療を受ける。クワシルはあと100日もすれば一行が現れると治療に専念することを進言し、エクラも従う。ある日クワシルは神器・ブレイザブリクを拾ってくるが、ブレイザブリクは二つあった。そのうちの1つ光り輝いているブレイザブリクをエクラは返してもらう。クワシルと出会ってから100日後、セイズたちが現れ、エクラと再会する。そこでクワシルは自分が後のグルヴェイグであることを明かして逃亡する。
クワシルを追う特務の前に「過去」のネルトゥスが現れる。一行はネルトゥスに事情を話すが、ネルトゥスは一行とは初対面。「現在」のネルトゥスからのヒントをもとにシャロンがお願いすると、その可愛さをネルトゥスがいたく気に入り、一行に協力することに。その頃、クワシルは「過去」のニョルズに自身の正体を告げていた。
「未来」のグルヴェイグが現れ、一行を「現在」へと戻した。
「現在」ではヘイズが呪いのために暴れており、手の施しようがない状態。ニョルズはヘイズを苦しみから救うために殺害することを提言し、セイズは自らの手でヘイズを殺める。そして、ヘイズの呪い「黄金の蛇」がセイズに受け継がれてしまった。今こそ、セイズが「未来」のグルヴェイグとなる契機が生まれたのである。ニョルズは自らが老い、衰えているのに、虫ケラのように矮小で弱い人間が繁栄するのが許せなかったのだ。そして力を取り戻すために「過去」のクワシル、「未来」のグルヴェイグと取り引きを行ったのだった。
だが、「未来」のグルヴェイグはあっさりとニョルズを殺害し、姿を消した。そこへ「現在」のネルトゥスが現れ、時の循環を永遠に繰り返す「黄金の蛇」の呪い、すなわち過去のクワシル、現在のセイズ、未来のグルヴェイグ、再び過去のクワシルへと円環し力を蓄えた「黄金の蛇」への対処策を授ける。時の円環で無限に力を蓄えた「黄金の蛇」を倒すには、同じく時の円環で無限に力を蓄えた神器・ブレイザブリクを使えば良い、と。
エクラはセイズの中の「黄金の蛇」を神器・ブレイザブリクで倒す。そのとき、「過去」のクワシルと「未来」のグルヴェイグが「現在」に呼び出され、一行は両者を倒す。
倒されたはずだった「過去」のクワシルと「未来」のグルヴェイグはなぜか存在している。そこへ「現在」のセイズが現れ、クワシルとグルヴェイグは精神だけの存在であり、ここは「現在」のセイズの精神の中であると告げる。「黄金の魔女」は滅んだが、過去、現在、未来の心は「現在」の「ひとつの体」の中で生き続ける事になった。
第8部
アルフォンスが暗殺者に襲われる。その暗殺者は、九つの世界をつなぐ世界樹の国ユグドラシルから来たラタトスクだった。父・レーラズに命じられた暗殺にそもそも乗り気がなく、レーラズが姉たちに「暗殺に成功したら自害せよ」と命じていたのを聞いたラタトスクは姉たちを救うためにも暗殺阻止を特務機関「ヴァイス・ブレイヴ」に依頼し協力する。
姉たちの暗殺の標的はエンブラ帝国皇帝だった。おりしもアスク王国とエンブラ帝国の間での和平条約が締結されようとしている時期であり、特務機関は暗殺阻止に尽力する。
そして条約締結の日。ヘンリエッテとヴェロニカとで条約に署名が行われたが、そこへレーラズが姿を現す。世界樹の国ユグドラシルからは九つの世界のどこへでも現れることができるのであった。そして、レーラズは心を操れる能力があり、ヘンリエッテの心を操って自害させようとする。これを阻止するため、一行は世界樹の国ユグドラシルへ。本来ならば、レーラズに招かれなければ世界樹の国ユグドラシルへは入れないはずだったのだが、レーラズは一行を招き入れた。
レーラズたちは従来は「癒し手」と呼ばれ、九つの世界で病んだ人のもとへ赴き、これを癒すことを任としていたが、ある世界の王をレーラズが癒した際に、その王は不老不死を欲した。そしてレーラズの子供たちを人質にして脅したのだった。しかし、レーラズと言えども不老不死にする力はなく、子供たちは殺されてまった。心が壊れたレーラズは「葬り手」となり、暗殺を行うようになる。今回の一件もアスク王国とエンブラ帝国の間が友好になることを望まぬある者に依頼されてのことであった。
ラタトスクたちは、レーラズの実の子供ではなく、元の子に似た重い病になっていた者、精神を病んだ者の心を‐幼いころの記憶も含めて改ざんしたのであった。そして、レーラズ自身も自らの心を操作していた。
一行は、レーラズを打ち倒し、開放する。
第9部
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設定
舞台はアスク王国とエンブラ帝国が相反する“至天の世界”[34]。その両国や本作オリジナルキャラクターが持つ神器などのように北欧神話に由来する名称が多い。
- アスク王国 (Askr kingdom)
- エンブラ帝国の対となる“異界の扉”を開く力を持つ国家。
- ヴァイス・ブレイヴ (Order of heroes)
- アスク王国の組織する対エンブラ特務機関。単に「特務機関」と呼ばれることも多い。衣装は準お揃いで、白色を基調とし金色の装飾やラインが施されているのが特徴。劇中ではホーム画面(エリートの城)が施設[35] という体。
- エンブラ帝国 (Emblian empire)
- アスク王国の対となる“異界の扉”を閉じる力を持つ国家。
- 英雄 (Hero)
- 「異界」から召喚された他のファイアーエムブレムシリーズに登場するキャラクターの総称。英雄には自由意志はあるものの召喚師の命令だけには逆らえないため、話し合いが通じない召喚師から英雄を解放するには戦って勝つしかない。
- 宣伝文句として大英雄戦の報酬ユニットは「大英雄 (Grand hero)」[注 5]、ピックアップ限定ユニットは「超英雄 (Special hero)」とも区別され、前者は一部を除きおおむね原作側で敵将だったキャラ、後者は原作側には無い本作オリジナル衣装(兵種)の描き下ろしキャラとなっている。
- 異界 (Alien World)
- 他のファイアーエムブレムシリーズに登場する世界の総称。各異界は“異界の扉”によって隔てられ、エンブラ帝国とアスク王国が別々で開閉する力を持つ。
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キャラクター
要約
視点
本作では初出となる#オリジナルキャラクターと、これまでのシリーズ作品で既出の#歴代キャラクターが登場する。項目ごとの注記は以下の通り。本作以外での外部出演については『略称』を付記する。
- 名前:本作では称号[19] との組み合わせで差別化されているため劇中のユニット情報(ステータス画面)での表記に倣い、英雄総選挙などでのwikt:表記揺れは除外する(ルフレ男/女、仮面マルス、カムイ男/女など)。また#配信対象国によって改名されているキャラもいるため日本国内外版を併記する[注 6]。
- 声:原作側では無声だったキャラの場合は大乱闘スマッシュブラザーズシリーズやドラマCD、『幻影異聞録♯FE』で配役済みの場合は一部そこから、それ以外は本作独自でフルボイス化が図られている。また配信対象国によって別人が担当しているため日本国内外版を併記する。
- イラスト:おおむね原作側とは異なる(かぶらない)者が担当しているが、『烈火の剣』のデザイナーが『覚醒』からの参戦キャラを担当している、というようなシリーズの垣根を越えたコラボレーション例もある。また下級と上級クラス/父と子などの要素を意図的に融合させるアレンジがされている例もある[36][37]。
- 属性:得物については原作側では完全に固定化されてはいないキャラ[注 7] だとしても、本作での解釈(選択)で1キャラ1種類となっている。
- 移動:原作側ではクラスチェンジで変わるキャラもいるが、本作では固定されている[注 8]。
- 備考:「英雄戦」とは常設種として含まれている#召喚以外に英雄戦からも入手できる意。「大英雄/超英雄」とは大英雄戦と常設種に含まれない期間限定の#召喚からしか入手できない意[注 9]。「戦渦の連戦」とは#戦渦の連戦からしか入手できない意。「敵のみ」とは仲間にできない意。
オリジナルキャラクター
アンナはシリーズ恒例だが、主要人物かつ新規デザインのため歴代キャラクター項ではなく本項で解説する。アルフォンスら主要3名はデフォルト所持のユニットで#闘技場で毎回1名がボーナスキャラに含まれるなどの利点があるが、能力に得意と苦手の個性[19] が無い・特別強化の「限界突破」が不可能などの欠点もある。日本国外版名も記載する。
アスク王国
- 召喚師[38] / エクラ (Eclat / Kiran)
- 称号 - 異界の大英雄[39] / イラスト - コザキユースケ
- 本作の主人公。原則的にキャラクターとしての発言や主張をしない、「一人称視点の存在」としての出演。ヴァイス・ブレイヴのアンナがいにしえの伝承に従って行った儀式によって現れた召喚師。フード付きローブに身を包んでおり、顔は隠れていて分からない。右手で構える拳銃のような神器「ブレイザブリク」を撃ち放って異界の「英雄」を召喚できる力を持つ。
- どの異界から召喚されたのかを尋ねられたさいは、FEシリーズ関連では『幻影異聞録♯FE』のみが該当する現代世界を匂わせる記憶があると答えている[40]。
- アルフォンス (Alfons / Alfonse)
- 称号 - アスク王国の王子 / 声 - 鈴木達央、レイ・チェイス / イラスト - コザキユースケ
- アスク王国の王子でヴァイス・ブレイヴの一員。シャロンの兄。一人称は「僕」。正義感は強いが物腰の落ち着いた理知的な人物で、古代文字の解読などもできる。バフ効果を有する専用武器である剣の神器「フォルクヴァング」の持ち主。
- シャロン (Sharon / Sharena[41])
- 称号 - アスク王国の王女 / 声 - 内田真礼、ジュリー・マッダレーナ / イラスト - コザキユースケ
- アスク王国の王女でヴァイス・ブレイヴの一員。アルフォンスの妹。英雄たちとすぐ打ち解けられる人当たりの良さが長所で、英雄友達略して「英友」を1,000人作るのが目標。一人称は「わたし」。デバフ効果を有する専用武器である槍の神器「フェンサリル」の持ち主。
- アンナ (Anna)
- 称号 - 特務機関の隊長 / 声 - 世戸さおり、カレン・ストラスマン / イラスト - コザキユースケ[注 10]
- ヴァイス・ブレイヴの一員でアルフォンスたちの上官。経験豊富で頼れる女性。歴代のアンナと同様金銭への執着が強く、機関の資金稼ぎのためアルフォンスたちを巻き込むことがある。一人称は「私(わたし)」。特殊移動を有する専用武器である斧の神器「ノーアトゥーン」の持ち主。
- グスタフ (Gustav)
- 称号 - 暴殺の騎士 / 声 - 中田譲治、エドワード・ボスコ / イラスト - コザキユースケ
- アスク王国の国王。アルフォンスとシャロンの父親。厳格な性格で息子のアルフォンスにも厳しい。
- 第3部より登場。ヘルの呪いで死亡しヘルの兵士として復活する。通常版は敵としてのみの登場。
- ヘンリエッテ (Henriette)
- 声 - 能登麻美子、Mona Marshall / イラスト - コザキユースケ
- アスク王国の王妃。アルフォンスとシャロンの母親。慈愛溢れる穏やかな性格。
- フェー (Feh[注 11])
- 声 - 木村珠莉[注 12]、不明[44] / イラスト - 非公開
- ゲーム上ではログインボーナスなどの通知係という体で、ヴァイス・ブレイヴにて伝書鳩の役割を務めている白いミミズク。公式Twitterのマスコット・広告塔的キャラクターでもあり、それら作中外では人語を喋るなど擬人化の演出がされており、一人称は「私[45](わたくし[46])」で、鳥類を連想する語句を「一石二梟(一石二鳥)」や「チキンと(きちんと)」など言い換える癖がある。
- アスク (Askr)
- 称号 - 開神 / 声 - 黒田崇矢 / イラスト - コザキユースケ
- アスク王国を築いたとされる神竜。かなり陽気で博愛的な性格の持ち主。エンブラとは敵対関係にあるものの、彼女の血族のブルーノを特に敵視せずフレンドリーに接している。
- 人間態は黒い牛の角と耳を生やした男性、真の姿は巨大な雄牛。
- アシュ (Ash)
- 称号 - アスクの眷属 / 声 - 下地紫野 / イラスト - コザキユースケ
- 神竜アスクの眷属。真面目な性格で、使命感が強いが言動がいちいち回りくどい。エンブラとエルムの動向を察知したアスクによりミズガルズに送り込まれる。人間態は長い銀髪に小さな牛の角と白い牛の耳を生やした色黒の女性の姿でカウベルを持っているが、真の姿は巨大な神牛。
エンブラ帝国
- ヴェロニカ (Veronica)
- 称号 - エンブラ帝国皇女 / 声 - 日高里菜、ウェンディー・リー / イラスト - コザキユースケ
- エンブラ帝国の皇女。異界の英雄を率いアスク王国への侵略を目論んでいる。一人称は「あたし」で、幼い口調をしている。自らに流れるエンブラの血の呪いでアスクを滅ぼさんという衝動に時折侵されているため、アスク王国に対して友好的に接することができずにいる。バージョン2.0.0以前までのアイコンに採用されていた。専用武器はデバフ効果を有する魔法「エリヴァーガル」。通常版は敵のみの登場。
- 『ファイアーエムブレム エンゲージ』ではDLCで紋章士として登場。
- ブルーノ (Bruno) / ザカリア (Zachariah / Zacharias)
- 称号 - 謎の仮面騎士 / 声 - 三木眞一郎、タリエシン・ジャフェ / イラスト - コザキユースケ
- ドミノマスク状の仮面で素顔を隠しヴェロニカと行動を共にしている男で、その正体はエンブラ帝国の皇子「ブルーノ」。皇族の間では母と共に蔑まれ遠ざけられ、母はアスクへの内通という無実の罪を着せられ獄中で死亡。自身も辺境に追放され、その頃から身分を偽って「ザカリア」と名乗り、祖国を滅ぼすためにヴァイス・ブレイヴの一員となった。しかし自らに流れるエンブラの血の呪いによってアスクを滅ぼさんとする衝動に時折侵されてしまうため、アルフォンスたちを害することを危惧し姿を消していた。一人称は「私」。ユニット名は「???」。専用武器は先制攻撃を有する魔法「ヴラスキャルヴ」。敵のみの登場。
- 第1部最終盤において真実が明らかになりアルフォンスたちと和解するが、血の呪いへの対策は見つかっていないため、以後はヴァイス・ブレイヴに協力的でありながらも独立して行動している。
- レティシア (Letizia)
- 称号 - 【呪詛部隊】の長 / 声 - M・A・O / イラスト - コザキユースケ
- エンブラ帝国の皇族。現在は辺境で【呪詛部隊】と称される特務部隊を率いる将軍。かつてはヴェロニカとは姉妹同然の間柄だった。ヴェロニカの父である当時の皇帝によって実家を取り潰されたことからヴェロニカを恨んでいる。
- エンブラ (Embra)
- 称号 - 閉神 / 声 - 丹下桜 / イラスト - コザキユースケ
- エンブラ帝国を築いたとされる神竜。非常に陰湿かつ嫉妬深い性格で、「でふふ」という独特な笑い方をする。アスクに恨みを抱き、彼と敵対する。自らの血族(エンブラ帝国皇室など)に憑りついて操る能力を持つことから「憑竜(ひょうりゅう)」とも呼ばれる。
- 人間態はガリガリに痩せ細った体躯に青白い肌と銀髪を持つ隻眼の女性だが、真の姿は黒いコウモリ。
- エルム (Elm)
- 称号 - エンブラの眷属 / 声 - 入野自由 / イラスト - コザキユースケ
- 神竜エンブラの眷属。エンブラによってミズガルズに遣わされた。酷薄な性格で棘のある言葉遣いが特徴。通常時は中性的な外見の男性で音叉を持っている。真の姿は赤いコウモリ。
氷の王国ニフル
- フィヨルム (Fjorm)
- 称号 - 氷の姫 / 声 - 高橋李依、ヘザー・ワトソン / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。氷の王国ニフルの第二王女。心優しい性格だが仇敵スルトには強い復讐心を抱いている。バージョン2.0.0から2.11.0までのアイコンに採用されていた。専用武器は敵から攻撃された際、距離に関係なく反撃ができる槍「レイプト」。
- スリーズ (Slidr / Gunnthra)
- 称号 - 夢の中の微笑み / 声 - 茅野愛衣、キャリー・ケラネン / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。氷の王国ニフルの第一王女。おっとりした母性あふれる性格。ニフル国内で身を隠しているが、エクラの夢に現れ、スルトに対抗する術を与えるべく一行を導く。
- ユルグ (Ylgr)
- 称号 - 柔らかな新雪 / 声 - 大空直美、ミーガン・リー / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。氷の王国ニフルの第三王女。まだ幼い少女で、ムスペルに捕まっていたが自力で脱出し、フィヨルムたちと合流する。
- フリーズ (Hríd)
- 称号 - 氷刃の王子 / 声 - 松岡禎丞、マーク・P・ウィッテン / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。氷の王国ニフルの第一王子。単身ムスペル軍と戦っていたところに駆けつけたフィヨルムたちと合流する。冷静な性格。
- ニフル (Nifl)
- 称号 - 氷神 / 声 - 高橋李依 / イラスト - ヤスダスズヒト
- ニフル王国にゆかりの深い氷の神竜。冷静沈着な性格であまり感情を表に出さない。氷の儀を行ったフィヨルムに力を授けた。
炎の王国ムスペル
- スルト (Surtr)
- 称号 - 炎の王 / 声 - 玄田哲章 / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。炎の王国ムスペルの王。炎竜の血を引く。苛烈にして残虐な性格で征服欲が強く、ニフルを滅ぼしエンブラと一時的に手を組みアスクにも侵攻する。不死不滅の力をその身に宿しており、あらゆる攻撃で一切の傷を負わない。
- レーギャルン (Laegjarn)
- 称号 - 炎剣の鞘 / 声 - 田村ゆかり、アリシア・ストラトン / イラスト - 前嶋重機
- レーヴァテイン (Laevatein)
- 称号 - 炎剣 / 声 - 釘宮理恵、サラ・アン・ウィリアムズ / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。炎の王国ムスペルの第二王女。感情に乏しく、常に父や姉に付き従い、自らを剣と称する。
- ヘルビンディ (Helbindi)
- 称号 - 地獄の底の / 声 - 中井和哉、レイモンド・K・エッセル / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。炎の王国ムスペルの将。最下層の貧民層の生まれで、自らの武勇で成り上がりを望む粗暴な性格。
- ムスペル (Muspell)
- 称号 - 炎神 / 声 - 玄田哲章 / イラスト - ヤスダスズヒト
- ムスペル王国にゆかりの深い炎の神竜。全身に炎を纏っており、関西弁の荒々しい口調が特徴。外見通り荒々しい性格。炎の儀を行ったスルトに力を授けた。
死の王国ヘル
- エイル (Eir)
- 称号 - 優しき死神 / 声 - 雨宮天、ザンザ・ハイン / イラスト - コザキユースケ
- 第3部より登場。死の王国ヘルの王女。母である女王ヘルの無慈悲な振る舞いに胸を痛めている。バージョン3.0.0から3.11.0までのアイコンに採用されていた。
- 実際にはヘルの娘ではなく、ヘルが滅ぼした王族の娘。本来は「生の国ユーミル」の出身。
- ヘル (Hel)
- 称号 - 死の王 / 声 - 小山茉美、バーバラ・グッドソン / イラスト - コザキユースケ
- 第3部より登場。死の王国ヘルの女王。人の死によって己の力を高める。全ての生者を死者にすることが望み。
- リーヴ (Lif)
- 称号 - 撃殺の剣士 / 声 - 前野智昭、エドワード・ボスコ / イラスト - コザキユースケ
- 第3部より登場。死の王国ヘルの将。アスク王国の初代国王。神竜アスクと契約を交わし、異界への扉を開く力を得た真の王。その正体は異界のアルフォンスでありヘルとの契約により今のアスク王国を滅ぼし、異界のアスク王国を救おうとする。
- スラシル (Thrasir)
- 称号 - 塵殺の魔女 / 声 - 小倉唯、リジー・フリーマン / イラスト - コザキユースケ
- 第3部より登場。死の王国ヘルの将。エンブラ帝国の祖である初代皇帝。一国を滅ぼすほどの魔力を持っていたという魔女。しかし、その正体はリーヴと同様本人ではなく異界のヴェロニカであった。
- ガングレト (Ganglöt)
- 称号 - 新たな死神 / 声 - 大地葉 / イラスト - 麻谷知世
- かつてヘルに仕えていた下女。
夢の国アルフ
- フロージ (Freyr)
- 称号 - 夢の王 / 声 - 古谷徹、Jason Marnocha / イラスト - 四々九
- 第4部より登場。夢の国アルフの王。夢を司る神で、人々の安らぎを望んでいる。神としての真の姿は巨大な羊。
- ピアニー (Peony)
- 称号 - 幸夢の / 声 - 和氣あず未、Ryan Bartley / イラスト - 四々九
- 第4部より登場。夢の国アルフの妖精。人に幸せな夢を見せることができる。純真で前向きな性格。子供と遊ぶことが大好き。バージョン4.0.0から4.11.0までのアイコンに採用されていた。
- ルピナス (Mirabilis)
- 称号 - 白夢の / 声 - 久野美咲、Heather Halley / イラスト - 四々九
- 第4部より登場。夢の国アルフの妖精。人に白昼夢を見せることができる。昼でも夜でも眠ることが好きで、いつも寝ぼけている。
悪夢の国スヴァルトアルフ
- フレイヤ (Freyja)
- 称号 - 悪夢の女王 / 声 - 林原めぐみ、Stephanie Southerland / イラスト - 四々九
- 第4部より登場。悪夢の国スヴァルトアルフの女王で、天上の神のひとり。フロージの妹で、兄に対し異常な愛情を抱いている。神としての真の姿は兄と同じく巨大な羊。
- スカビオサ (Triandra)
- 称号 - 悪夢の / 声 - 井口裕香、Lexi Klein / イラスト - 四々九
- 第4部より登場。悪夢の国スヴァルトアルフの妖精。人に悪夢を見せることができる。無感動で後ろ向きな性格。未来に希望を持っていない。
- プルメリア (Plumelia)
- 称号 - 淫夢の / 声 - 堀江由衣、Nicole Gose / イラスト - 四々九
- 第4部より登場。悪夢の国スヴァルトアルフの妖精。淫らな夢を見せる。潔癖な性格で、人間が抱く欲望を嫌っている。
ニザヴェリル王国
- ファフニール (Fáfnir)
- 称号 - 曠野の王 / 声 - 加藤和樹、Griffin Puatu / イラスト - コザキユースケ
- 第5部より登場。ニザヴェリル王国の王。一兵士から成り上がり、かつては民に慕われていたが、現在では暴君と化している。
- その正体はエイトリによって異界から召喚された英雄であり、召喚された際に記憶喪失になっていた。暴走していたのは「小人の王冠」の力に体が耐えられなかったためであり、終盤でエイトリに半ば廃棄される形で力を暴走され異形の怪物と化してしまう(無竜 / 重装)。
- 死ぬ間際に蘇った記憶では元の異界には妻子もあり、幼いレギンに娘の面影を感じていたとのこと。
- オッテル (Otr)
- 称号 - 王の弟 / 声 - 吉野裕行、Tyler Shamy / イラスト - コザキユースケ
- 第5部より登場。ファフニールの義弟でレギンの兄。自分を拾ってくれたファフニールを崇拝している。
- 元はニザヴェリル王国の王家に仕える家の生まれで、クーデター派に唆された両親が場内にクーデター派を引き入れたことで王家は滅ぶことになった。その際に幼いレギンを連れて城を逃げ出していた。
- ファフニールが建国王の血を引いていないこと、異界から召喚された英雄であることも知っており、ファフニールが記憶を取り戻して異界に戻ることを恐れて、行動する。
- レギン (Reginn)
- 称号 - 希望の駿馬 / 声 - 小原好美、Megan Shipman / イラスト - コザキユースケ
- 第5部より登場。ファフニールの義妹。無邪気で単純な性格。豹変した兄を止めるためアスク王国に協力する。バージョン5.0.0以降のアイコンに採用されていた。
- 本人も知らなかったが、ニザヴェリル建国王の血筋であり、正統な後継者である王位後継者である。
- エイトリ (Eitri)
- 称号 - 幼き賢者 / 声 - 高山みなみ / イラスト - コザキユースケ
- 第5部より登場。ニザヴェリルの「賢者の森」にすむ、幼い女性の姿をした学者。優れた頭脳を生かして魔道科学を発展させてきた人物。
- もともとは遠い昔にニザヴェリル建国王に仕えていた人物で、早世した王の遺志を継いで国の発展に尽くし、神竜の力で他の肉体に転生を繰り返して長きにわたり生き続けてきた。扉を壊す神器ヤールングレイプルの開発やアスクに対抗しての召喚研究を行っていた。ファフニールも召喚研究で召喚された英雄の1人であり、精神は壊れなかったものの、記憶が失われている。
ヨトゥン王国
- ノート (Nótt)
- 称号 - 魅惑の月光 / 声 - 水樹奈々、Erika Harlacher / イラスト - コザキユースケ
- 第5部より登場。ヨトゥン王国の第一王女。ダグの双子の姉。優雅で美しいものを好む。惚れっぽい性格で美男子に弱い。
- ダグとか口喧嘩も絶えないが、最後はダグをかばう形で命を落とし、ヨトゥン王国の未来をダグに託す。
- ダグ (Dagr)
- 称号 - 陽光の耀き / 声 - 高垣彩陽、Alejandra Evette / イラスト - コザキユースケ
- 第5部より登場。ヨトゥン王国の第二王女。ノートの双子の妹。気さくでノリが軽く、好戦的な性格。
- 新国王となるもヴァイス・ブレイヴ一行と離れがたいレギンに対し、ニザヴェリル王国をヨトゥン王国が預かる形で統治する案を提案。自身が国王を継ぐ日のための勉強にとニザヴェリルの総督を買って出る。
光の国ヴァナ
- ニョルズ
- 第7部より登場。光の国ヴァナの王。
- ネルトゥス (Nerþuz)
- 称号 - 地の女神 / 声 - 日髙のり子 / イラスト - 四々九
- 第7部より登場。光の国ヴァナの女神。ニョルズの妹で、フロージ・フレイヤ兄妹の叔母。
- セイズ (Seiðr)
- 称号 - 希望の女神 / 声 - 羊宮妃那 / イラスト - 四々九
- 第7部より登場。光の国ヴァナの女神。
- ヘイズ (Heiðr)
- 称号 - 無垢の女神 / 声 - 三森すずこ / イラスト - 四々九
- 第7部より登場。セイズの妹のような存在。グルヴェイグにかけられた「蛇の呪い」に蝕まれている。
- グルヴェイグ
- 称号 - 黄金の魔女 / 声 - 三森すずこ / イラスト - 四々九
- 第7部より登場。「黄金の魔女」と呼ばれる存在。
- クワシル
- 称号 - 過去の魔女 / 声 - 羊宮妃那 / イラスト - 四々九
- 第7部より登場。過去の世界にてエクラと出会う光の女神。その正体は過去のグルヴェイグ。
世界樹の国ユグドラシル
- ラタトスク
- 称号 - 看護の癒し手 / 声 - 長縄まりあ / イラスト - コザキユースケ
- 第8部より登場。「癒し手」の一員で、リスの神獣。
- フレスベルグ
- 称号 - 刃の葬り手 / 声 - 若山詩音 / イラスト - コザキユースケ
- 第8部より登場。「癒し手」の一員で、ラタトスクの姉。半人半鳥の神獣。
- ニーズヘッグ
- 称号 - 毒の葬り手 / 声 - 豊崎愛生 / イラスト - コザキユースケ
- 第8部より登場。「癒し手」の一員で、ラタトスクの姉。半人半蛇の神獣。
- 果実から毒を作り出すが、本来はその毒は患者の痛みを和らげるのに用いられる。
- エイクスルニル
- 称号 - 体の葬り手 / 声 - 武内駿輔 / イラスト - コザキユースケ
- 第8部より登場。ラタトスクの兄。二足歩行する牡鹿の神獣。
- ヘイズルーン
- 称号 - 蜜の癒し手 / 声 - 上坂すみれ / イラスト - コザキユースケ
- 第8部より登場。ラタトスクの姉。雌山羊の神獣。
- 蜜を生み出すことができ、その蜜には病や毒を癒す効果がある。他の4人と違って戦える力を持たないため、「葬り手」にはなれずにレーラズからは見捨てられている。
- 本編のストーリーでは上記の通り戦いには参加しないが、「理の神階英雄」(2024年7月より開催)では専用武器も装備している。
- レーラズ
- 称号 - 心の葬り手 / 声 - 山崎たくみ / イラスト - コザキユースケ
- 第8部より登場。「癒し手」、および「葬り手」の長。ラタトスク達5人の父。
- 世界樹ユグドラシルから生まれた存在であるため、世界樹を通じて移動したり、世界樹そのものを操作できる。
- 他の世界から、世界樹の国ユグドラシルへ入るにはレーラズの許可が必要。
天の国アースガルズ
- ロキ (Loki)
- 称号 - 悪戯好き / 声 - 新井里美、エリカ・イシイ / イラスト - 前嶋重機
- 第2部より登場。炎の王国ムスペルの軍師。他人に化けることができ、人を誘惑することを好む。
- トール (Thor)
- 称号 - 戦神 / 声 - 佐藤利奈、Laila Berzins / イラスト - 前嶋重機
- 戦を司る神。人間のまことの強さに敬意を抱いている。大軍勢ミョルニルを率い、アスク王国に試練を与える。
- ルーン
- 称号 - 知の源 / 声 - 蒼井翔太 / イラスト -
- 第9部より登場。バルドルとヘズから追われ、アスク王国に逃げ込んできた男の子。
- ある日、「昏の詩」と呼ばれるものに書かれてある創世の文字の一部が読めるようになり、知識欲旺盛なアースガルズの王・アルフォズルが喜ぶだろうと、そのことを報告したら、アルフォズルは独占欲からルーンを捕えようとした。
- ヘズ
- 称号 - 夕影の神 / 声 - 青山吉能 / イラスト -
- 第9部より登場。天の国アースガルズの神の一人。「夕影の神」と呼ばれ、裁きの場で咎人を弁護する任にあたる。バルドルの妹。
- バルドル
- 称号 - 天日の神 / 声 - 津田美波 / イラスト -
- 第9部より登場。天の国アースガルズの神の一人。「天日の神」と呼ばれ、裁きの場へ咎人を連行する任にあたる。ヘズの姉。
- アルフォズル
- 至天の世界ミズガルズを創ったとされる主神。ロキとトールの上位者。
その他
プレイアブルキャラクター
プレイアブルキャラクターとして仲間にできるキャラクターについて、以下に記載する。
歴代キャラクター
→詳細は「ファイアーエムブレムの登場人物 (アカネイア大陸)」、「バレンシア大陸 § 人物」、「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 § キャラクター」、「ファイアーエムブレム トラキア776 § キャラクター」、「ファイアーエムブレム 封印の剣の登場人物」、「ファイアーエムブレム 烈火の剣の登場人物」、「ファイアーエムブレム 聖魔の光石 § キャラクター」、「ファイアーエムブレムの登場人物 (テリウス大陸)」、「ファイアーエムブレム 覚醒 § キャラクター」、「ファイアーエムブレムif § キャラクター」、「ファイアーエムブレム 風花雪月 § 登場人物」、「ファイアーエムブレム エンゲージ § 登場人物」、および「幻影異聞録♯FE § 登場キャラクター」を参照
#召喚などの特別な条件によって仲間にすることが出来る、他のファイアーエムブレムシリーズのキャラクター。別バージョンも含めると200人以上[47] が実装されており非常に多いため表によって解説する。
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企画
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評価
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- ゲーム自体
- 日本国外では、Metacriticで72/100[49]、HOBBY CONSOLASで79/100[50]、メトロ (フリーペーパー)で7/10[51]、POCKET GAMERで7/10[52]。
- Google Play ベスト オブ 2017にて大賞の「2017年 ベストゲーム」を受賞[53]。第21回DICEアワードにてMobile Game of the Yearを受賞[54]。2018年SXSWゲーム賞にてMobile Game of the Yearを受賞[55]。
- ユニット(キャラクター)、編成
- 日本では、ファミ通Appで3マス移動が可能で専用バフスキルを持つ騎馬タイプの編成が優れ、特に『トラキア776』からの参戦で遠距離2回攻撃スキルのダイムサンダ持ちの雷神の右腕 ラインハルトについてプレイヤーからヤ◯ザと呼ばれる現況に触れながら“強すぎる”と評した[56]。
- 収益
- 収益は配信から半年で127億円に達している(全世界累計)[5]。課金ユーザーの割合は日本のプレイヤーが約7割を占めている[5]。2017年7月の任天堂の株主総会での君島達己社長の発言によると、ダウンロード数はSuper Mario Runの10分の1に満たないが売上は上回っているという[5]。
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関連商品
- 『ファイアーエムブレム ヒーローズ 召喚師の手引き』(FIRE EMBLEM Heroes SUMMONER'S GUIDE)2017年5月31日発売
- バージョン1.2.0時点での公式攻略本。
- 『ファイアーエムブレム ヒーローズ 英雄たちの日常』2019年8月26日発売
- WEB連載されている4コマ漫画を第83話まで収録(描き下ろしを含む)。
関連作品
- ドラガリアロスト
- 2019年4月から開始されたコラボ企画『FIRE EMBLEM つながる世界』で、本作のキャラクターが登場。イベントクリアでアルフォンスが仲間になり、レジェンド召喚でマルス、フィヨルム、ヴェロニカを仲間にすることができる。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
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