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第17回衆議院議員総選挙

1930年に行われた日本の衆議院選挙 ウィキペディアから

第17回衆議院議員総選挙
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第17回衆議院議員総選挙(だい17かいしゅうぎいんぎいんそうせんきょ)は、1930年昭和5年)2月20日日本で行われた帝国議会衆議院議員総選挙である。

概要 内閣, 解散日 ...
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概説

  • 1929年(昭和4年)7月2日に発足した濱口雄幸内閣のもとで行われた総選挙である。濱口内閣および与党立憲民政党に対する信を問う選挙となった。
  • 争点は金解禁に代表される濱口内閣の経済政策や、満州某重大事件(張作霖爆殺事件)など外交課題の処理に対する評価、軍縮問題、義務教育の国庫負担の是非(全国町村会が支持)などが争点となった。
  • 濱口首相個人の人気も追い風となって、与党立憲民政党は273議席と単独で過半数を獲得する大勝を収めた。これによって、それまで少数与党政権だった濱口内閣の政権基盤を安定させるとともに、本格的な二大政党時代の到来を印象づけることとなった。
  • 一方で、立憲政友会は174議席と立憲民政党に約100議席離される敗北を喫し、少数野党となった。
  • 普段人前で怒ったような顔をしている濱口が(ライオン、というあだ名で呼ばれていた)、この選挙勝利のときは、笑顔を見せるというエピソードが残っている。
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選挙データ

内閣

解散日

公示日

投票日

改選数

  • 466

選挙制度

  • 中選挙区制
  • 普通投票(男性のみ)
    • 満25歳以上の男性
    • 有権者 12,812,895

選挙結果

投票率

  • 83.34%(前回比増加3.01%)

党派別獲得議席

  総裁=濱口雄幸、幹事長=桜内幸雄

  総裁=犬養毅、幹事長=森恪

  会長=武藤山治

  委員長=安部磯雄、書記長=片山哲

  委員長=麻生久

  委員長=大山郁夫

  • 中立(無所属)5議席[1]

議員

要約
視点

当選者

 立憲民政党   立憲政友会   国民同志会   革新党   社会民衆党   日本大衆党   労農党   中立 

*の選挙区は無投票

さらに見る 北海道, 1区 ...

補欠当選等

 立憲民政党   立憲政友会   中立 

さらに見る 年, 月日 ...

初当選

計125名
立憲民政党
87名
立憲政友会
30名
国民同志会
4名
社会民衆党
1名
日本大衆党
1名
労農党
1名
中立
1名

返り咲き・復帰

計61名
立憲民政党
37名
立憲政友会
21名
国民同志会
1名
革新党
1名
中立
1名

引退・不出馬

計68名
立憲民政党
10名
立憲政友会
48名
国民同志会
2名
中立
8名

落選

計96名
立憲民政党
14名
立憲政友会
67名
社会民衆党
3名
日本大衆党
1名
諸派
3名
中立
8名


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脚注

参考文献

関連項目

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