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アカデミー名誉賞
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アカデミー名誉賞(アカデミーめいよしょう、英: Academy Honorary Award)は、1929年開催の第1回アカデミー賞から創設されたアカデミー賞の表彰である[1]。1950年度の第23回から現在の名称であり、それ以前は特別賞(Special Award)として贈呈されていた[注 1]。
概要
名誉賞はアカデミー理事会(Board of Governors[4])が贈る特別賞の1つで[5]、生涯の功労、映画芸術と科学への貢献、アカデミーへの寄与に対して授与される[6]。
2009年度からはアカデミー賞の授賞式とは別に開催されるガバナーズ賞で表彰が行われ[7][注 2]、この式典で授与される各賞[注 3]はオスカー名誉賞(Honorary Oscar[12][13])とも呼ばれる[14][15]。毎年夏に映画芸術科学アカデミーの理事会によって受賞者が発表され、例年11月にディナー・イベントの形式で執り行われる[16]。
日本関連では、1989年度の第62回で黒澤明に、2014年度の第87回(第6回ガバナーズ賞)で宮崎駿に名誉賞が贈られているほか、日本映画の『羅生門』(第24回)、『地獄門』(第27回)、『宮本武蔵』(第28回)の3作品に、1951年度から1955年度にかけて名誉外国語映画賞(後のアカデミー外国語映画賞、現在の国際長編映画賞)が授与されている[17]。
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歴代主な受賞者・団体
アカデミー賞授賞式
- 特別賞(1927年 - 1949年)
- 名誉賞(1950年 - )
- 名誉賞(1956年 - )
- アカデミー外国語映画賞の創設により、外国語映画の表彰は名誉賞から独立[70][注 6]。
ガバナーズ賞授賞式
- 名誉賞(2009年 - )
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備考
外国語映画の表彰
現在は独立した部門となっているアカデミー国際長編映画賞であるが、かつて外国語映画の表彰は、1947年度から1949年度にかけては「特別賞」の一つとして[注 4]、1950年度から1955年度(1953年度は表彰なし)にかけては「名誉賞」の一つとして行われ[注 5]、1956年度の第29回から[71]、各国選出の代表作品がノミネートと受賞を競う、「アカデミー外国語映画賞」という単独の賞になった[70]。そして2019年の名称変更により、第92回から今日の「国際長編映画賞」となった[253]。
アカデミー・ジュブナイル賞
アカデミー・ジュブナイル賞(Academy Juvenile Award, 子役賞)は、1934年度(第7回)から1960年度(第33回)までの26年間、18歳未満の12名の子役に贈られた特別賞と名誉賞で[254]、ジュブナイル・オスカー(Juvenile Oscar)とも呼ばれた[255]。
脚注
外部リンク
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