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木部 (部首)
漢字の部首 ウィキペディアから
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康熙字典214部首では75番目に置かれる(4画の15番目)。
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概要
木の字は樹木の形に象る。
偏旁の意符としては樹木の部分や種類、木製品などに関することを示す。東(甲骨文は袋の象形文字)から派生した文字もこの部に含まれる。
また、国字も多く、現在ではほとんど使われない字も多いが、栃のように都道府県名に使われる字も存在する。
このほか異体字も多く、上下や左右の構造が異なる同字(松と枩、棋と棊など)、表外字の拡張新字体(檜と桧、櫟と檪、櫨と枦、檮と梼など)、一部分の省略(橢と楕、槨と椁など)、他の部首の異体字(傑(人部)と杰、鬱(鬯部)と欝など)など多く種類の異体字が存在する。
木部はこのような意符を構成要素とする漢字および「木」の形を筆画にもつ漢字を収める。
字体差
筆記体である楷書では「木」の縦画の終端をはねることがある。また下部の脚の位置にある「木」は払いを点にして「ホ」形で書くこともしばしばであった。
印刷書体(明朝体)でも『康熙字典』以外では撥ねのものも多かったが、『康熙字典』は終端を止めにする形を採用した。現在、各地域の字体でも康熙字典体に従っている。ただし、台湾の国字標準字体においては脚の位置にある「木」のみ「ホ」形とする。楷書では「未」「末」なども「ホ」形とすることがあるが、国字標準字体ではこれらに関しては「木」形のままである。
部首の通称
部首字
木
- 広韻 - 莫卜切、屋韻
- 詩韻 - 屋韻、入声
- 三十六字母 - 明母
- 日本語 - 音:ボク(漢音)・モク(呉音) 訓:き
- 中国語 - ピンイン:mù 注音:ㄇㄨˋ ウェード式:mu 4
- 朝鮮語 - 訓音:나무(namu、き) 목(mok)
- 甲骨文
- 金文
- 大篆
- 小篆
例字
→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 木」を参照
- 木・𣎳・朩・本・朮・术・末・未・朱・束・果・東・𣓏・業・𣡕・𣡽
- 札・机・朽・朴・材・杖・杉・杜・枝・松・析・枕・杯・板・枚・林・杮・枷・柝・柑・柾・柩・枯・柵・柿・柊・柱・栃・柏・柄・柚・柳・格・核・株・桓・桂・桔・校・桁・根・桎・栓・桃・桐・梅(梅)・械・梧・梗・梏・梓・梔・梢・梳・梯・桶・梶・棺・椀・棒・棲・棟・棧・椒・棍・植・椅・極・棹・棚・棉・楢・椿・椰・楠・楊・楷・楓・㮎・槌・樣(様)・槽・標・模・樞(枢)・樓(楼)・概(概)・樽・樹・橫(横)・樫・槻・橘・橙・樺・樸・橋・機・橊(榴)・檀・檎・檢(検)・檜・檄・櫃・檻・檸・櫛・櫓・欄(欄)・櫻(桜)・權(権)・欟
- 李・架・柴・柔・染・某・案・桑・栗・梁・梨・梟・棄・巢(巣)・榮(栄)
- 杏・查(査)
- 栽
- 條(条)
- 林・棘・梵・楚
- 棗
- 森
- 村・來(来)・樂(楽)
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