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雨部
漢字の部首 ウィキペディアから
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概要

「雨」字は空から地上へと降ってくる水滴である雨を意味する。天にある雲の間から水が落ちてくる様子に象る。
また動詞として雨などが降ることを意味する(字音は声調が去声となる)。
偏旁の意符としては気象や天候に関わることを示す。多くは冠の位置に置かれ、上下構造を作る。また「雨」を意符とする漢字以外に、靉・靆など、「雲」を意符とする漢字なども収められている。
雨部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。
字体のデザイン差
「雨」のなかの水滴を表す4つの筆画には差異が見られる。
印刷書体(明朝体)において『康熙字典』は、単体の「雨」は4つの点、冠の「雨」は篆書の字形に基づき「雪」のように4つの短い横画を採用している。日本および中国ではこれに従っている[1]。
一方、台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表は楷書の字形に基づき、短い点・撥ね・左払い・右払いの形(「摂」「渋」や「氺」などの4点に似る)を採用している(ただし、コンピュータ上でWindowsが装備するフォント細明體・新細明體 (PMingLiU・MingLiU) は5.03版(Windows Vista 標準装備)以降でないとこれに対応しておらず、それ以前の版では康熙字典体で表される)。
部首の通称
- 日本:あめかんむり・あまかんむり
- 中国:雨字頭
- 韓国:비우부(bi u bu、あめの雨部)
- 英米:Radical rain
部首字
雨
- 甲骨文
- 金文
- 大篆
- 小篆
例字
→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 雨」を参照
最大画数
44:䨻
脚注
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