トップQs
タイムライン
チャット
視点
龠部
漢字の部首 ウィキペディアから
Remove ads
Remove ads
概要

「龠」字は竹製の管楽器、笛の一種を表す。後に「籥」に作る。現在の排簫(パンパイプ)のことで、多くの管を束ねたものである。音階の調和すること、ハーモニーの象徴として扱われる。また音律と度量衡を理論的に関連させる古代中国の度量衡理論、黄鍾秬黍説において容量の単位ともなり、黍が1200粒入る黄鍾の音律を出す管の容積を1龠とし、2龠が1合である。
小篆の字形について『説文解字』は「品」(3つの穴)と「侖」(秩序の意)の会意文字とするが、金文など古文字を見ると、むしろ「△」部分がなく、二三の穴と管の形に象っていることが分かる。「△」部分は後で付け加えられたもので、人の口あるいは管を束ねることを表していると考えられる。
Remove ads
部首の通称
- 日本:やく・ふえ・やくのふえ[1]
- 韓国:피리약부(piri yak bu、ふえの龠部)
- 英米:Radical flute
部首字
龠
- 甲骨文
- 小篆
例字
→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 龠」を参照
- 龠
- 龢(和)・龥・䶵
最大画数
出典
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads