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黍部
漢字の部首 ウィキペディアから
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概要

「黍」字はイネ科穀物のキビを意味する。その外皮を取り去った実は糧食にされたり、酒の原材料とされた。
中国華北では黄河文明以来、殷周時代にかけてアワとともに主食であり、五穀の一つに挙げられている。
『説文解字』に「黍は禾の属にして黏(ねば)る者なり」と記載されており、アワとの違いはその粘り気に注目されていた(このため「黍」字を糯粟や糯米の意と解することがある)。
その字形は小篆については『説文解字』によると意符の「禾」と声符の「雨」の省略形からなるとし、孔子の説として「黍は酒となることができるので、禾・入・水からなる」としているが、甲骨文は黍の形に象っている。
偏旁の意符としてはキビや粘りに関することを示す。
黍部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。
部首の通称
- 日本:きび
- 韓国:기장서부(gijang seo bu、キビの黍部)
- 英米:Radical millet
部首字
黍
例字
→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 黍」を参照
最大画数
16:𪐔、𪐕、𪐖
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