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辰部
漢字の部首 ウィキペディアから
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概要
辰部には「辰」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。
単独の「辰」字は十二支の第5位を意味する。十干との組み合わせた六十干支で日を記録し、漢代以後では年も記述した。単独では方位や月・時刻を記述し、方位は東方偏南(南方偏東の巳と合わせて東南を指す)、月は旧暦3月、時刻は午前7時から9時の間を表した。
→「辰」を参照
また朝を意味する。また十二辰・十二時辰というように十二支体系の総称として使われ、『周礼』秋官「以方書十日之号、十有二辰之号」の鄭玄注に「『日』とは甲から癸をいい、『辰』とは子から亥までをいう」とある。ここから引伸して日時の総称、「とき」の意味にも使われる。また、星を意味することがあり、星では「北辰」で北極星、二十八宿では心宿(さそり座)を意味し、「星辰」で星々の総称、「三辰」で太陽・月・星の総称としても使われる。また天文暦学においては朔における太陽と月の交点を意味する。
字源としては、「辰」字は雑草を刈るときに用いる農具の形を象る象形文字である。なお、貝を象る象形文字という説があるが、信頼できる説ではない。[1][2][3]
「辰」は農作業に関する文字に含まれることがある。
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部首の通称
- 日本:しんのたつ(十二支に配当された獣が龍(たつ)であることから)
- 韓国:별신부(byeol sin bu、星の辰部)
- 英米:Radical morning
部首字
辰
例字
→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 辰」を参照
- 辰
- 辱・農・辴
脚注
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