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石部
漢字の部首 ウィキペディアから
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概要

石部には「石」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。
単独の「石」字は岩石を意味する。和訓の「いし」は専ら小さい岩石を指すが、「石」字は形の大小を限定しない。また引伸して石刻、医療用の石鍼(砭石)や石薬、戦争用の石つぶて、石製楽器(八音の一つ)などを意味する。また助数詞として使われ、容量の単位としては「斛(コク)」に通じて10斗を表し、重さの単位としては「担(タン)」に通じて120斤(現在の市制で「担」は100斤)を表す。なお助数詞として使われる時の発音は韓国ではそのまま「石(セキ)」の字音が適用されているが、日本では「斛」の字音から「コク」とされ、現代中国では「担」の字音から「タン (dàn)」とされる。
「石」字は字源としては、「厂」の部分が岩石の形を象る象形文字で、それに羨符「口」を加えでできた文字である[1][2][3]。『説文解字』では「口」をいしの象形として「厂」を崖と解釈しているが、甲骨文字の形を見ればわかるように、これは誤った分析である。
「石」は意符としては、岩石、石製品、鉱物(中国語では「礦物」)などに関する文字に含まれる。なお、現代中国語では、元素名は全て漢字一字で表記することができ、そのうち常温常圧で固体の非金属元素には、鉱石から派生して「石」を構成要素に持つ漢字が充てられる(例:硫、硅、碳、碘)。
→詳細は「元素の中国語名称」を参照
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部首の通称
- 日本:いし・いしへん
- 中国:石字旁・石字底
- 韓国:돌석부 (dol seok bu、いしの石部)
- 英米:Radical Stone
部首字
石
- 甲骨文
- 金文
- 大篆
- 小篆
例字
→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 石」を参照
脚注
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