トップQs
タイムライン
チャット
視点
サワコの朝
TBS系列のトーク番組 (2011 - 2021) ウィキペディアから
Remove ads
『サワコの朝』(サワコのあさ)は、毎日放送とTBSテレビの共同製作により[注 2]、TBS系列で2011年10月1日から2021年3月27日まで、毎週土曜日の7:30 - 8:00(JST)に放送されていたトーク番組である。阿川佐和子の冠番組で、パナソニックグループの単独スポンサー番組[注 3]であった。
Remove ads
概要
要約
視点
タレントでエッセイストの阿川佐和子が毎回、各界で活躍する著名人と1対1のトークを展開する。番組序盤には「思い出の中で今でも輝いている曲」を、番組終盤には「今、心に響く曲」と題してゲストお気に入りの楽曲について語る。これらの楽曲は基本番組で用意されるが、小林亜星がゲスト出演した際は自前の蓄音機とレコードをスタジオに持ち込み、小林が自ら蓄音機を操作して楽曲を流し、井上芳雄・秋川雅史出演時は楽曲のひとつを自ら披露している(グランドピアノも持ち込み、別カットで収録)。楽曲によってはTBSテレビで放送された歌番組(『ザ・ベストテン』など)の映像が使用されることもある。
番組でゲストが座る椅子は、スタジオに置かれた6脚(種類は毎回異なる)の中からオープニングでゲスト自身に選ばせる。但し辰巳芳子出演の際は年齢(出演時点で93歳)を配慮して行われず、最初から椅子に座った状態で登場した。この椅子は提供クレジット表示中に椅子選びの模様が流れ[注 4]、選んだ椅子がアップになった所で番組本編に入る。なおピアニストがゲストの場合は、演奏用のグランドピアノをスタジオに設置することにより椅子6脚分のスペースがなくなるため、椅子選びは実施しない(大江千里出演時は配置を工夫して実施)。また寺尾聰がゲスト出演した時には、かつて同局で放送されていた『ザ・ベストテン』で製作された特製の赤いソファー[注 5]が用意され(それ以外の椅子も用意されていた)、それに座ってトークをしている。
2011年10月29日放送分より、オープニングでナレーションによるゲスト紹介が挿入されるようになった。
実質的な制作はTBS系列で日曜22時台に放送されていた『EXILE魂』(2012年9月終了)と同じくTBSテレビで行われており、毎日放送は番組送出とスポンサーセールスを担当する。
2012年4月、「ギャラクシー賞テレビ部門」4月度月間賞を受賞した。
2015年10月3日放送分よりステレオ2音声においての解説放送を開始。
2017年4月15日放送分より、『アニメサタデー630』終了直後の7:28:30(当初は7:29:00)よりカウントダウン番組として、当日出演のゲストに楽屋で収録に対する意気込みを聞く「もうすぐサワコの朝」が開始。ステブレレスでオープニングがスタートする。当初は画面右上で秒数がカウントダウンされていた。なお「もうすぐサワコの朝」では字幕放送・解説放送は行わない。なお2019年7月改編でのアニメサタデー630の廃止と共に「もうすぐサワコの朝」も廃止され、前番組の『東京VICTORY』とステブレレスで接続となった。
2020年4月25日 - 5月23日放送分は、新型コロナウイルス感染症の流行により、スタジオでの番組の新規収録が停止されていたため、総集編を放送した[注 6]。5月30日放送分から新規収録が再開されたが、感染対策として番組構成が一部変更されている[注 7]。
なお、単独スポンサーを担当しているパナソニックグループは自社提供を字幕放送のCMバージョンとして放送していた(放送開始時は画面の左上か右上のどちらかに字幕のサインを出していた)。
Remove ads
番組の終了とその後
2020年12月27日放送のTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』内のコーナー「ここは赤坂応接間」に阿川がゲスト出演した際に、阿川が「来春で(当番組が)終わる」ことを発言[2]。その後、翌2021年1月20日に開かれた毎日放送社長・三村景一のオンライン定例会見で、2021年3月27日に終了することが正式に発表された[3]。
2021年3月27日をもって、10年間・通算放送回数473回の歴史に幕を下ろした[1]。該当枠は翌週より、後座番組の『サタデープラス』が30分前拡大した。なお、パナソニックは枠拡大後の同番組のスポンサーとして60秒CMを放映している。
なお、本番組の終了から1年後の2022年4月2日より、日曜17時枠から『所さんお届けモノです!』(本番組と異なり毎日放送単独制作)が枠移動し、該当枠は約1年ぶりに復帰となった。放送枠は28分に短縮され、『サタデープラス』も7時58分開始となる[4][注 8]。
Remove ads
出演者
- 阿川佐和子
- ゲスト1組
- 基本的に男性と女性が交互に出演しているが、それほど厳密でもない。
- 親子での出演は森山良子(第10回)と森山直太朗(第143回)、兄弟での出演は9代目松本幸四郎 ※当時(第1回)と中村吉右衛門(第196回)、複数人の同時起用はTHE ALFEE(第146回)、お笑いコンビの一方が出演した後に相方も出演するという例は爆笑問題(第52回の田中裕二と第177回の太田光)が初めてである。
- 基本的に画面向かって左に阿川、右にゲストが座る。ただしビートたけしが出演した際は「漫才の立ち位置の癖で、(向かって)左じゃないと緊張する」という本人の希望で、左右逆になっていた。たけしの他には奈良岡朋子も同様の座り位置だった。
- TBS系列のテレビドラマ(特に毎日放送制作のスペシャルドラマ)およびTBSが制作に携わっている映画や舞台の宣伝は積極的に行っているが、『パナソニック ドラマシアター』→『月曜ミステリーシアター』[注 9]最新作の宣伝に関しては、同じTBS系列パナソニックグループ単独スポンサー番組でありながら開始当初はあまり積極的でなかった[注 10]。
- 上述のパナソニックドラマシアター出演者のほか、パナソニックグループのイメージキャラクターの出演も少なかった[注 11]が、2018年以降は出演が増えていった。また、パナソニックと競合関係にある企業に関連した人物が出演したこともあり、当時東芝イメージキャラクター(への起用が発表された直後)だった優香や日立製作所・日立グループのCMソングを作曲している小林亜星、東芝ブレイブルーパス出身(パナソニックも競合ラグビーチームを持っている)の廣瀬俊朗が出演したことがある。
- 次回予告ゲストの紹介後、回によっては今後のゲストラインナップ(主に放映日から概ね1か月先までの3人)を紹介することもある。
ゲスト
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
Remove ads
ネット局と放送時間
ネット局では時刻表示を行っているが、番組送出ではなく各局送出[注 52]となっていた。
- ネット配信
Remove ads
放送を休止・変更した事例
- 毎年4月上旬開催の男子ゴルフ『マスターズ・トーナメント』が放送される週は、本番組の放送を休止する。2020年は大会が11月に延期となったが、中継(14日)は朝7:00までとなったことから、本番組の休止はなかった。
- 2016年4月16日は、同日未明に発生した平成28年熊本地震(本震)関連のJNN報道特別番組放送のため休止。
- 2016年8月13日は、リオデジャネイロオリンピック・陸上予選(女子100m・男子400m)放送のため休止。
- 2018年8月25日は、ジャカルタアジア競技大会 男子マラソン放送のため休止。
- 2016年12月31日、2017年12月30日、2020年12月26日、2021年1月2日は、年末年始特別編成のため休止。
- 2019年9月28日は、『世界陸上ドーハ』女子マラソン中継のため休止。
スタッフ
- タイトルデザイン(題字・オープニングアニメ):和田誠
- ナレーション:坂上みき
- 構成:都築浩(都築→2020年7月 - )、本松エリ、武田郁之輔(武田→一時離脱→復帰)、竹尾明子(竹尾→2018年3月 - )
- TM:山下直(TBSテレビ)
- TD:井上久徳
- VE:深澤愛梨、吉田崇(週替り)
- カメラ:水崎雄太、梶谷美保(梶谷→以前はTD兼務、一時離脱)(週替り)
- 照明:紺野淳一、鈴木英敬、富井泰良(週替り)
- 音声:鈴木一長
- 美術プロデューサー:伊藤隆(アックス)
- 美術デザイン:勝藤俊則(アックス)
- 美術制作:落合竜司(ジーケン・アート)
- 装置:佐藤恵美
- 操作:篠原丈裕
- 植木装飾:猿山利昭
- 編集:山中陽子、中村勝史(週替り)
- MA:久保田隆
- 音効:大谷匡範
- TK:福田美由紀
- リサーチ:Ring、フォーミュレーション
- 編成:川島優子(TBSテレビ、2020年6月13日 - )
- 番組アドバイザー(2017年9月2日 - ):鶴本康彦(毎日放送、2019年7月20日 - )
- 宣伝(2017年9月2日 - ):安藤ひと実(毎日放送、2019年7月20日 - )
- キャスティングP:富原宗祐(2017年8月26日まではキャスティングアソシエイト)
- AP:古舘由美子(2019年7月20日 -2020年6月までLP、2017年4月 - 2019年7月13日の間もAP)、川口結
- リサーチャー:喜多あおい
- デスク:大島史子、林朋海(林→2019年3月 - )
- チーフAD/AD:黒木英紀
- AD:小川琴巳、岸本美里、三浦浩輝(週替り)
- 制作協力:TBS SPARKLE(旧TBS VISION、2019年1月5日 - )
- 演出:片山亮[注 57]
- ディレクター:山木忠従、山中豪、小林恵美、尾崎義史/宮口景子、山口博、北山友亮、山本和子、川口央(週替り)
- プロデューサー:鈴木貴晴(TBSスパークル)
- チーフプロデューサー:合田忠弘(MBSテレビ、2019年7月20日 -、2018年7月7日 - 2019年7月13日は編成)、谷澤美和(TBSテレビ、2020年7月11日 - )
- 製作著作:毎日放送・TBS[注 58]
過去のスタッフ
- ナレーション:豊田綾乃[注 59](当時TBSアナウンサー)
- 構成:榊暁彦、勝木友香、横山雄一郎、シマダ秀樹、新貝典子(新貝→2019年6月15日 - )
- TM:金澤健一、長谷川晃司、近藤明人、森享宏、榎芳栄、荒木健一(TBSテレビ)
- TD:南賢治
- VE:沖田祐貴、荒井秀訓、二階堂隼、對間敏文、佐藤希美、森竜二
- カメラ:廣岡達之
- 照明:梨本茂、公文大輔
- 音声:山崎和敏、藤井勝彦
- 美術プロデューサー:中原茂樹、有村美香(TBSテレビ)
- 美術デザイン:山口智広(TBSテレビ)
- 美術制作:半田裕記(ジーケン・アート)
- 装置:藤満達郎
- 植木装飾:菊地起矢
- 編集:福栄臣朗、市川敏之、飯田直美、遠藤顕史、伴圭史、今村慎、米山滋、村上健太郎、窪田直人、高橋慎一郎、室谷光則、早坂裕、鎌田裕樹
- TK:海東裕里奈
- 音効:平澤亜希、福永真弓
- リサーチ:つづき秀雄、渡辺学
- 編成:西澤和也(毎日放送、2017年9月2日 - 2018年6月30日)、中井芳彦(TBSテレビ、2018年3月 - 6月30日)、松本友香(TBSテレビ、2019年4月27日 - 7月)、青木伸介(TBSテレビ、2019年7月20日 - 2020年5月、 2018年7月7日 - 2019年3月も担当)
- 番組アドバイザー:白井敏雄(毎日放送、2017年9月2日 - 2018年6月30日)、登坂琢磨(毎日放送、2018年7月7日 - 2019年7月)
- 編成アソシエイト:永山由紀子、今井夏木、池田尚弘(池田→2017年8月26日までは編成アソシエイト)(TBSテレビ)
- 宣伝(2017年9月2日 - ):竹山亜紀(毎日放送、2017年9月2日 - 2019年7月13日)
- AP:清水由花(TBSテレビ)、高橋杏子、崎濱かおり、齋藤美紀(齋藤→2017年4月 - 9月)、市川舞子
- デスク:林瑞代(2018年4月 - )
- スーパーバイザー:下尾雅美(2019年8月 - )
- AD:高田真由子、井山みきこ、井村太一、佐々木美穂、山岸祐子、工藤悠希、田中拓也、猪股豊、安齋裕美、三宅麻希、早舩康太郎、伊藤優衣、金澤雄介、袰岩慧、坂本七菜、長谷川出海、森野宏紀、中川優花、薗田克哉、谷村美保、高橋りこ、石川珠美、明石和人
- ディレクター:大矢慎吾、千坂優太、持田謙二、西村佳子、常盤俊郎、川崎敬、桜井徹、斎藤雅美
- チーフディレクター:伏貫健介(TBS-V)
- 演出:大矢慎吾、新井康孝、和田好充(以上TBS-V)、飯田晃嘉(TBSスパークル)
- プロデューサー:小泉美果(TBS-V→TBSテレビ)、渡部宗一、酒井祐輔(渡部・酒井→共にTBSテレビ)、春日孝夫(TBS-V)
- チーフプロデューサー:石田敦子→深迫康之(毎日放送)、高田直→中野匡人→菊野浩樹[注 60]→満田尚子[注 61]→佐野香[注 62](TBSテレビ)
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads