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大分市

大分県の県庁所在地である市 ウィキペディアから

大分市map
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大分市(おおいたし)は、大分県中部に位置する。大分県の県庁所在地で、中核市に指定されている。

概要 おおいたし 大分市, 国 ...

人口では、大分県内および東九州(大分県および宮崎県)で最多、九州では福岡市北九州市熊本市鹿児島市に次ぐ第5位。

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概要

大分県の沿海部のほぼ中央に位置し、大分県の行政・経済・交通の中心地で、大分都市圏の中心地でもある。県内の総人口の42.7 %が集中する首位都市であり、これは九州地方の県庁所在地の中では、熊本市(42.7 %)と並んで最も高い。人口が微増していた本市も、2017年度には1981年の統計開始以来、初めて減少に転じたが、減少率は県内の市町村の中では最も少ない。現在の市域は、かつて大分郡及び北海部郡(明治初期までは海部郡)に属していた。

古くは豊後国国府が置かれ、府内(ふない)と呼ばれた。中世には大友氏の城下町として発展し、戦国時代にはキリシタン大名大友義鎮(宗麟)の庇護のもと、日本におけるキリスト教布教の中心地となり、南蛮文化が花開いた。

高度経済成長期に、鉄鋼業化学工業などの重化学工業の進出に伴い、大分臨海工業地帯工業都市として急成長し、近年では電子工業の立地が進んでいる。

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地理

要約
視点
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上野丘陵から見た大分市中心部のパノラマ画像
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霊山から見た大分市中心部のパノラマ画像
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大分市中心部周辺の空中写真。2007年4月29日撮影の75枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

瀬戸内海別府湾に面し、東部には南から大野川が、西部には西から大分川が流れ、瀬戸内海に注いでいる。大分川及び大野川が形成した三角州及び沖積平野からなる大分平野と、その周りの丘陵とを抱え、中心市街は、大分川の河口西側に位置する。別府市との境界付近にあってニホンザルで知られる高崎山地区、及び、豊予海峡に浮かぶ高島地区は、瀬戸内海国立公園に指定されている。森林セラピー基地認定地域。

高速道路大分自動車道及び東九州自動車道が市域をほぼ東西に貫通し、一般国道国道10号国道210号などと接続している。

市内の郊外地域ではニュータウンショッピングセンターなどの開発により、人口の増加が著しい。

  • 東端 - 東経131度57分46秒
  • 西端 - 東経131度25分07秒
  • 南端 - 北緯 33度04分11秒
  • 北端 - 北緯 33度17分24秒

気候

瀬戸内海式気候に属し、年間を通じて温暖、少雨である。平均気温は16.8℃、降水量1727.0mm(平年値)。ただし、旧大分郡野津原町地域は障子岳御座ヶ岳などの600~800m級の山々が連なり、内陸部への入り口に当たるため内陸性気候に属し、平地より気温が若干低くなる。

  • 気温 - 最高37.8℃(2013年(平成25年)7月24日、最低-7.8℃(1918年(大正7年)2月19日
  • 最大日降水量 - 443.7ミリ(1908年(明治41年)8月10日
  • 最大瞬間風速 - 44.3メートル(1999年(平成11年)9月24日
  • 夏日最多日数 - 152日(2005年(平成17年))
  • 真夏日最多日数 - 84日(2024年(令和6年))
  • 猛暑日最多日数 - 33日(2024年(令和6年))
  • 熱帯夜最多日数 - 57日(2024年(令和6年))
  • 冬日最多日数 - 67日(1918年(大正7年)、1936年(昭和11年))
さらに見る 大分地方気象台(大分市長浜町、標高5m)の気候, 月 ...

隣接する自治体

地名

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歴史

要約
視点

古代

古代には、現在の大分市周辺は大分郡(おほきたのこほり)と呼ばれ、現在の市の中心部からやや南に外れた大分川下流沿い(現在の古国府)に、豊後国国府が置かれたと推測されている。

「大分」の名は、『豊後国風土記』によれば、景行天皇がこの地を訪れた際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきたのくに)と名づくべし」と言って名づけたもので、「碩田」が後に「大分」と書かれるようになったとされる。実際には大分平野はさほど広大であるとは言えないため、今日では、景行天皇の言葉は、平野の広大さではなく、多くの田が並ぶ様子を描写したものと解されているが、いずれにしても大分平野に古くから田圃が開けていたことを示すものと言える。

中世

鎌倉時代には大友氏が豊後国守護に任じられ、第3代当主大友頼泰貞応元年(1222年) - 正安2年(1300年))の代に豊後国に下向して土着した。元弘3年(1333年)には豊後国の守護職に任ぜられている。室町時代に入ると、第7代当主大友氏泰は、拠城をわずかに北にずらして大分川河口付近に館を構えた(現在の市の中心部の東側で、顕徳町などにあたる)。これが現在の大分市に連なる城下町のはじまりで、町の名を府内といった。現在の大分市街地中心部に残る「府内町」という地名や「府内5番街」という商店街はこの名残である。

戦国時代の府内は、最盛期には九州の過半を手中に収めた第21代当主大友義鎮(宗麟)のもとで、日本で初めての西洋式の病院が開設されるなど、南蛮文化を受容し栄えた。しかし、大友氏は島津氏等との抗争に敗れて衰退し、府内は1586年天正14年)の島津家久の侵攻(豊薩合戦)によって炎上し壊滅したとされる。近年、大分駅付近の連続立体交差事業および区画整理事業に伴い、大友氏館跡をはじめとする中世から戦国時代にかけての府内の遺跡が発掘され、2001年平成13年)には大友氏館跡として国の史跡に指定されている。

義鎮(宗麟)の跡を継いだ大友義統文禄の役での失態のために改易された後、豊後国は細分され諸侯に封じられた。1597年慶長2年)に府内を封じられた福原直高府内城(大分城)の築城を開始した。

近世

1601年(慶長6年)、関ヶ原の戦いの戦功により府内藩(大分藩)の藩祖となった竹中重利によって府内城は大規模な改修が行われ、1607年(慶長12年)に近世大名の居城としての規模となった。その城下町もまた重利によって整備され、後の繁栄の基となった。

江戸時代の府内は、1712年正徳2年)の調査によると5,591人の人口を擁しており、豊後最大級の城下町であった。

幕末時点では、現在の市域に、府内藩のほか、臼杵藩岡藩延岡藩熊本藩・幕府の領地が存在した。

近代

明治になると府内には大分県の県庁が置かれ、1889年明治22年)の町村制施行により大分町となった。明治の大合併と呼ばれる市町村合併が進む中、1907年(明治40年)に3町村を編入。1911年(明治44年)には市制を施行した。1920年大正9年)の人口は、4万3,150人であった。

1928年昭和3年)、初代の「大分市歌」(作詞:須賀金夫、作曲:山田耕筰)を制定。

戦後・現代

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旧大分市域(1963年3月10日 - 2004年12月31日)

全国の都市の中でも、大分市は高度経済成長期以降に急激に成長した都市のひとつである。

1950年代には大分市の人口は10万人弱で、宮崎市よりもわずかに少なく、九州(沖縄県を除く)では佐賀市に次いで2番目に小さな県庁所在地であった[3]

1960年代(昭和35年ごろ)からの高度経済成長期に入ると、工業化による地域振興を図り大分地域の発展計画のために新産業都市指定を目指した。人口要件を満たすために1963年(昭和38年)に鶴崎市大南町などとの大合併(新設)に踏みきり、2代目市歌(作詞:市歌審査委員会、作曲:中野静雄)を制定。1964年(昭和39年)1月に新産業都市に指定されると、沿岸部に新日鉄などの大工場が進出した。それまでの鄙びた小都市から九州を代表する工業都市へと急速に開発が進み、大分市は「新産都の優等生」と呼ばれた。

人口も1960年代以降急激に増加し、1963年(昭和38年)の合併時には21万人であった人口が1970年(昭和45年)には26万人、1980年代には36万人、1990年代には40万人を突破し、ほぼ倍増するという著しい増加を見せた。周辺部の丘陵地帯には次々に大規模な住宅団地が造成され、城南団地明野団地敷戸団地などのニュータウンスプロール化して連なる特異な郊外環境が誕生した[4]。1983年(昭和58年)に現行の3代目市歌(作詞:竹森カヨ、作曲:中山悌一)を制定。

新産業都市としての発展にともない、1970年代には長崎屋ダイエーニチイジャスコ西友など関東・関西資本の大型スーパーが大分駅前に多数進出し、地場百貨店のトキハなどとともに九州では珍しい首都圏の郊外都市のような駅前型の繁華街が形成された。しかし、その後、商業のドーナツ化が進み郊外ではショッピングモールが開発された一方、2009年までに中心部の大型スーパーはすべてが業態転換または撤退[5]。中心部では、大分駅の高架化に伴い2015年(平成27年)春にアミュプラザおおいたが開業している。

1997年(平成9年)4月1日には、中核市へ指定されている。平成の大合併では、2005年(平成17年)1月1日に佐賀関町と野津原町が大分市へ編入された。(これにより、北海部郡が消滅。)

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市政

市長

さらに見る 代, 氏名 ...

議会

市議会

  • 定数:44名
  • 議長:二宮博(自由民主党)
  • 副議長:高橋弘巳(新市民クラブ)
  • 任期:2021年(令和3年)3月10日 - 2025年(令和7年)3月9日
さらに見る 会派名, 議席数 ...

大分県議会(大分市選挙区)

  • 定数:13名
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
さらに見る 議員名, 会派名 ...

衆議院

さらに見る 選挙区, 議員名 ...

行政区域の変遷

概要 おおいたし 大分市, 廃止日 ...
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、以下の各町村が発足する。
    • 大分郡大分町・西大分町・鶴崎町・別保(べっぽ)村・三佐(みさ)村・桃園村・松岡村・高田村・明治村・荏隈(えのくま)村・豊府(ほうふ)村・東大分村・八幡村・日岡村・戸次(へつぎ)村・判田村・河原内(かわらうち)村・竹中村・吉野村・稙田(わさだ)村・東稙田村・西稙田村・賀来(かく)村・諏訪村・野津原村
    • 北海部郡佐賀関町・川添村・一尺屋(いっしゃくや)村・大志生木(おおじうき)村・神馬木村・佐加村・市村・小佐井村(こざい)・丹生(にう)村・西大在(にしおおざい)村・東大在村
    • 大野郡今市村
  • 1892年(明治25年)10月28日 - 佐加村が佐賀村と改称する。
  • 1907年(明治40年)
    • 4月1日
      • 大分町・西大分町・荏隈村・豊府村が合併(新設合併)し、新たに大分町となる。
      • 竹中村・河原内村が合併(新設合併)し、新たに竹中村となる。
      • 稙田村・西稙田村が合併(新設合併)し、新たに稙田村となる。
      • 野津原村・諏訪村が合併(新設合併)し、新たに野津原村となる。
    • 6月1日 - 西大在村と東大在村が合併(新設合併)し、大在村となる。
    • 7月1日
      • 佐賀村と市村が合併(新設合併)し、佐賀市村となる。
      • 大志生木村と神馬木村が合併(新設合併)し、神崎村となる。
  • 1911年(明治44年)4月1日 - 大分町が市制施行し、大分市となる。
  • 1920年(大正9年)1月1日 - 佐賀市村が町制施行し、坂ノ市町となる。
  • 1921年(大正10年)1月1日 - 戸次村が町制施行し、戸次町となる。
  • 1922年(大正11年)4月1日 - 東大分村のうち、大分川左岸の地域(中島裏・弁天島)を編入する[8]
  • 1938年(昭和13年)4月1日 - 別保村を鶴崎町に編入する。
  • 1939年(昭和14年)8月15日 - 八幡村・滝尾村・東大分村を編入する。
  • 1941年(昭和16年)11月3日 - 小佐井村・丹生村を坂ノ市町に編入する。
  • 1943年(昭和18年)
    • 4月1日 - 三佐村を鶴崎町に編入する。
    • 11月11日 - 日岡村を編入する。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 桃園村を鶴崎町に編入する。
  • 1947年(昭和22年)3月1日 - 大野郡大野町[注釈 1]の一部(沢田の一部)が野津原村に編入される。
  • 1950年(昭和25年)1月1日 - 川添村・今市村の所属郡を大分郡に変更する。
  • 1954年(昭和29年)3月31日
    • 鶴崎町・松岡村・高田村・明治村・川添村が合併(新設合併)、同時に市制施行し、鶴崎市となる。
    • 戸次町・判田村・竹中村・吉野村が合併(新設合併)し、大南町となる。
  • 1955年(昭和30年)
    • 1月1日
      • 佐賀関町・神崎村・一尺屋村が合併(新設合併)し、新たに佐賀関町となる。
      • 東稙田村の一部(旦野原の一部)・賀来村の一部(賀来の一部)を編入する。
    • 2月1日 - 稙田村・東稙田村・賀来村が合併(新設合併)し、大分村となる。
    • 3月31日 - 野津原村・今市村が合併(新設合併)し、新たに野津原村となる。
    • 7月1日 - 鶴崎市の一部、挾間町[注釈 2]の一部(高崎の一部)を編入する[9]
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 挾間町[注釈 2]の一部(宮苑・東院の一部)が大分村に編入される[10]
  • 1957年(昭和32年)4月1日 - 大分村が町制施行し、大分町となる[注釈 3]
  • 1960年(昭和35年)2月1日 - 野津原町の一部(廻栖野の一部)が大分町に編入される。
  • 1963年(昭和38年)
    • 3月5日 - 大野郡大野町[注釈 1]の一部(安藤の一部)が大南町に編入される。
    • 3月10日 - 大分市・鶴崎市・大分町・大南町・大在村・坂ノ市町が合併(新設合併)し、新たに大分市となる。
  • 2005年平成17年)1月1日 - 北海部郡佐賀関町・大分郡野津原町を編入する。
大分市域における自治体の変遷
  • 大正11年(1922年)4月1日の境界変更(本市への編入)は割愛した。
さらに見る 旧 郡, 明治以前 ...
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公共機関

国の出先機関

警察庁

総務省

法務省

財務省

厚生労働省

  • 大分労働局
    • 大分労働基準監督署
    • 大分公共職業安定所(ハローワーク大分)
      • OASISひろば21職業相談窓口[11]
  • 福岡検疫所大分・佐賀関出張所

農林水産省

国土交通省

防衛省

裁判所

県の行政機関

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経済

要約
視点

大分市の市内総生産は約1兆9千億円と、大分県の総生産の46.8%を占めている[13]。産業別に見ると、第2次産業の総生産が31.3%と、日本全体(国内総生産)での26.2%(2015年)[14] に比べ高い比率を占めている。

産業別総生産(カッコ内は構成比。平成24年度 大分の市町村民経済計算(大分県)より)[13]

事業所数(産業(大分類)別事業所数上位5位まで。カッコ内は構成比。2014年経済センサス基礎調査より)[15]

  1. 卸売・小売業 - 5,256 (25.8%)
  2. 宿泊業、飲食サービス業 - 2,541 (12.5%)
  3. 建設業 - 2,001 (9.8%)
  4. 生活関連サービス業、娯楽業 - 1,896 (9.3%)
  5. 医療、福祉 - 1,664 (8.2%)

産業人口(産業(大分類)別就業者数上位5位まで。カッコ内は構成比。2010年国勢調査報告より)[15]

  1. 卸売・小売業 - 39,987人 (18.1%)
  2. 製造業 - 27,556人 (12.5%)
  3. 医療、福祉 - 27,298人 (12.4%)
  4. 建設業 - 21,832人 (9.9%)
  5. サービス業(他に分類されないもの) - 13,412人 (6.1%)

農林水産業

主要農産物生産量(2015年(平成27年))[15]

  1. 水稲 - 7,755トン
  2. にら - 1,821トン
  3. みつば - 649トン
  4. 温州みかん - 600トン
  5. おおば - 544トン

畜産物生産数(2015年度(平成27年度))[15]

工業

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大分臨海工業地帯のパノラマ画像

1964年(昭和39年)に新産業都市の指定を受け、鉄鋼、化学、石油など基礎素材産業が進出したことにより、大分臨海工業地帯を中核に工業都市へと発展した。近年では、集積回路などの加工組立産業が進出するとともに、物流団地の整備、地域輸入促進計画のもと大分港大在コンテナターミナルが設置され、物流の拠点としても成長を続けている。2014年(平成26年)の製造品出荷額等は約3.1兆円で、全国の市町村で11位に位置する[16]

また、メガソーラーの進出が進んでおり、2014年(平成26年)4月末時点の太陽光発電の発電容量(10kW以上の太陽光発電設備の合計)は130,288kWで、全国の市町村で1位となっている[17][18]

製造品出荷額等(2014年(平成26年)。産業(中分類)別製造品等出荷額上位5位まで。)[15]

  1. 石油製品・石炭製品 - 74,887,039万円
  2. 化学 - 60,050,403万円
  3. 鉄鋼業 - 56,791,479万円
  4. 非鉄金属 - 55,849,724万円
  5. 電子部品・デバイス・電子回路 - 17,977,543万円

商業

大分駅北側には、九州では珍しい駅前型の繁華街が広がっており、大型店のほか、アーケード商店街のセントポルタ中央町及びガレリア竹町が位置している。近年、中心部の大型小売店舗が閉鎖する一方、郊外でショッピングモールが開発されている。

市内に拠点のある主要企業

市内に本社を置く主要企業

建設・製造業
卸売業
小売業・飲食業
電気
情報通信業
金融機関

銀行

協同組織金融機関

信販会社

その他金融

サービス

市内に拠点事業所などのある主要企業

建設・製造業
電気
金融機関

銀行

信託銀行

政策金融機関

協同組織金融機関

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姉妹都市・提携都市

姉妹都市・友好都市・交流促進都市は以下の通り[20]

日本国内

1966年10月26日に東亜国内航空(当時)が羽田-大分線と羽田-帯広線を同時に開設したことを機に空港姉妹都市として提携[21][22]

日本国外

大友義鎮(宗麟)の時代からのポルトガルとの交流の縁[24]。1977年、大分日本ポルトガル協会が設立された際に、ペドロ・マディラ・デ・アンドラーデ前駐日ポルトガル大使が仲介となり、アヴェイロ市との姉妹都市提携が進められた[23]
大分県とテキサス州の交流が活発であった(1985年に別府市ボーモント市が姉妹都市提携、1987年に湯布院町で第14回日本・テキサス会議開催、など)ことに加え[23][26]、オースチン市と大分市が産業・文化面で類似する(半導体産業など)ことから[25]
1974年以後、武漢鉄鋼コンビナート(武漢鋼鉄公司)の設備近代化を新日本製鐵大分製鐵所(現在の新日鐵住金大分製鐵所)が中心となって指導し[23]、双方の技術者が往来したことが契機[27]
アジア太平洋都市サミットにともに参加していることが縁[28]
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地域

要約
視点

人口

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大分市と全国の年齢別人口分布(2005年) 大分市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大分市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
大分市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 289,951人
1975年(昭和50年) 347,702人
1980年(昭和55年) 385,635人
1985年(昭和60年) 413,622人
1990年(平成2年) 429,927人
1995年(平成7年) 446,581人
2000年(平成12年) 454,424人
2005年(平成17年) 462,317人
2010年(平成22年) 474,094人
2015年(平成27年) 478,146人
2020年(令和2年) 475,614人
総務省統計局 国勢調査より

県内人口占有率は2005年国勢調査で38.22%、2010年調査で39.62%、2012年2月1日付の大分県の人口推計で40%を突破するなど、顕著に集積が進んでいる。

教育

学校名などは基本的に五十音順

小学校

国立

公立

中学校

国立

県立

市立

私立

高等学校

県立

私立

高等専門学校

国立

短期大学

公立

私立

大学

国公立大学

  • 大分大学
    • 旦野原キャンパス(事務局、教育学部・教育福祉科学部、経済学部、理工学部など)
    • 王子キャンパス(附属学校(幼、小、中、特別支援)、附属教育実践総合センター)
    • 挾間キャンパス(医学部 医学科/看護学科・附属病院など)
  • 大分県立看護科学大学

私立大学

特別支援学校

国立

公立

学校教育以外の施設

公共職業能力開発施設

社会教育施設

文化施設

スポーツ関連施設

歴史施設

研修施設

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交通

要約
視点

空港

最寄の空港は大分空港(大分県国東市)。

ほかに福岡空港熊本空港と大分市を結ぶ高速バスがある。

鉄道

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同県の中心駅となる大分駅
九州旅客鉄道(JR九州)

1900年から1972年まで、別府市との間に路面電車大分交通別大線が運行していた。当路線は九州地方では初の路面電車である。

路線バス

  • 大分バス - 大分市内のバス路線の多くを運行する。大分市以南の竹田市・臼杵市・佐伯市と大分市を結ぶ路線がある。
  • 大分交通 - 別大国道を経由し、大分市以北の別府市・日出町と大分市を結ぶ路線を運行する。大分駅の北側や、市域北西部などに市内路線もある。

高速バス・特急バス

さらに見る 愛称名, 運行会社 ...

航路

道路

高速道路・有料道路

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大分川に架かる高速大分川橋(大分光吉IC - 大分IC間)
  • E10 東九州自動車道

一般国道

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国道10号西大分付近
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国道210号大道トンネル南口(南大分側)

主要地方道

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大分中央幹線道路芸短大北交差点付近

一般県道

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

主な史跡・旧跡など

観光

祭事

催事

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スポーツ

スポーツチーム

かつて大分市で活動したスポーツチーム

スポーツ関連の大会・試合

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出身有名人

要約
視点

政治

経済界

法曹

学術

芸術

スポーツ

野球

(球団名は最終所属球団)

サッカー

J3リーグ以上のカテゴリのクラブに在籍経験がある選手のみ記載する。

その他

芸能

音楽

俳優

お笑い

その他

マスコミ

大分市を舞台とした作品

小説
漫画
映画
アニメ映画
ゲーム
  • Fate/stay night奈須きのこ、2004年- ) - 作中の舞台となる冬木市には大分県大分市をモデルに描かれたことが示唆される部分がある。

脚注

外部リンク

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