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MEGA☆ROCKS

仙台市でDate fmが主催するライブイベント ウィキペディアから

MEGA☆ROCKS
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MEGA☆ROCKS(メガ・ロックス)とは、かつてDate fmが毎週水曜日に放送していたGIP制作の番組、および同主催で2004年平成16年)から毎年開催されている、仙台市都心部にあるライブハウスクラブが共同して開催しているロックを中心としたライブサーキット(共通チケットにより、各会場を渡り歩くことが可能になっている共同イベント[1])。

概要 イベントの種類, 開催時期 ...
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概要

要約
視点
【イベントの成り立ち】
  • Date fmで毎週放送されていた音楽番組「MEGA☆ROCKS[2]」から派生して、2004年平成16年)から開催されている。同番組のDJだった角田哲哉も、バンド「世界」で参加している年もある。
【チケット概要と歴史】
  • 現在の券種は全ての時間、会場を選択してまわれる「ONEDAY PASS」(統一設定、当日の流れと歴史参照)のみで、高校生以下は当日1,000円のキャッシュバックを受けることが出来る。
  • 2019年以前は上記同様の 「ONEDAY PASS」 (旧設定、当日の流れと歴史参照)と、15:00以降から使用可能なロープライスチケットの「EVENING PASS」(2022年から廃止)に分かれていた。「ONEDAY PASS」(旧設定)時の限定時間枠(15:00以前の時間帯の演者)の特徴として、その年のヘッドライナーや注目株が選ばれることが多かった。2017年までは各券種を示す色違いのパスカードを首に提げて入口係員に提示する方式だったが、2018年から耐水性紙のリストバンドに変更された。
【当日の流れと歴史】
  • アーティスト出演時間は30分(コラボ企画等で例外あり)。観客の移動と出演者の事前リハーサルに30分というタイムスケジュール(毎時00分又は30分に本番開始)で各会場進行する形式になっており、出演者登場の際にはイベント独自のジングルが鳴ることが恒例となっている。
  • 2011年以前はZepp Sendaiでお昼頃から「ONEDAY PASS」(旧設定)所持者が参加できるオープニングライブがあり、終了後、残りの各会場で「EVENING PASS」所持者を含めて夕方からライブがスタートする方式だった。2012年、Zepp Sendai閉館に伴って、「ONEDAY PASS」所持者はRensadarwinから先行時間帯をスタートにする方式に変更(2017年のみ4会場)。2013年に無料会場のTOWER RECORDS仙台パルコ店が設定されてからは「ONEDAY PASS」所持者が利用できる有料会場の先行時間帯と並行で無料会場のライブ(一部Date fm公開収録)が進行するため「EVENING PASS」所持者、チケット未購入者もそのライブを観ることが可能だった。2022年からは「ONEDAY PASS」(統一設定)のみとなったため、「EVENING PASS」と無料会場が廃止となり、スタート時間帯が違う各会場を参加者が選択する方式になっている。
【ブッキング傾向と秋のライブサーキット事情】
  • 新進気鋭のインディーズやメジャーキャリアの浅いバンド、ソロアーティストなど、若い出演者が多くブッキングされるため、「見本市」的意味合いが強いイベントである。
  • 秋のこの時期は多くのライブサーキットが各地で行われており、9月「TOKYO CALLING(東京)」、10月「MINAMI WHEEL(大阪)」「SUPER ROCK CITY HIROSHIMA DX(広島)」等に併せて出演する演者も多く、一連の重要なイベント期間として定着してきている。
ARABAKI ROCK FEST.との関係性と地元アーティストの動き】
  • 制作のGIPは毎年4~5月に東北最大級の春フェスとしてARABAKI ROCK FEST.を開催している関係から、当イベントでの動員等を参考に翌年春のARABAKI ROCK FEST.ブッキングにつなげており、出演者にとって重要なアピールの場となっている。特に2024年のARABAKI ROCK FEST.24は前2年出演者からのブッキングが顕著で[3]、継続して10月の当イベントにも出演する傾向がみられる[4][5]
  • 開催地・宮城県ゆかりのアーティストも多く出演することから、宮城の音楽シーンの一端が垣間見えるイベントにもなっており、終演後には仙台駅東口のライブハウスFLYING SONにおいて後夜祭的イベント「駅裏バイブス[6]」が当日の地元出演者によって行われる年もある。
【イベント運営の工夫と変化】
  • 2022年までは座席のある会場で主にソロアーティストの弾き語りが行われていたことから、比較的高い年齢層の音楽ファンも楽しめる工夫がされていたが、2023年からretro Back PageとHIGHBURYが会場から外れたことにより、誰も知らない劇場での着席形式とNEO BrotherZでのスタンディング形式のソロアーティストのライブという棲み分けがなされた結果、よりスタンディングイベントとしての色が濃くなってきている。
【主なトピックス】
  • 2021年(令和3年)も同様の理由で2年連続の中止[8]
  • 2022年(令和4年)Date fm開局40周年を記念して 「Date fm Fantastic Forty “MEGA★ROCKS 2022”」 と題し3年ぶりに開催された[9]
  • 2023年(令和5年)2019年以来4年ぶりに制限なしでのイベントが開催された[10]

2025年(令和7年)開催についての最新情報】

  • 10月の本開催のブリッジイベントとして5月23日に「MEGA★ROCKS CONNECT vol.1」をenn2nd、3rdを使ったミニサーキット方式で開催された[11]
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ブレイク前夜…初参加の歴史

現在、大会場のホールやアリーナでのワンマンや大型ロックフェスでライブを行っていたり、出演前後に楽曲の再生回数が急激に伸びるアーティストがブレイク前に出演していることも多く、オーディエンス側の「発見」もこのイベントの魅力である。特に2017年初出演組の躍進が目覚ましく「伝説の年」になりつつある。

注目アーティスト初参加年ピックアップ(会場)

2007年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2022年
2023年
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会場

要約
視点

現在の有料会場(2024年の会場設定)

会場MAP

【一番町四丁目商店街、ぶらんどーむ一番町商店街、サンモール一番町周辺エリア】

  • Rensa【Capacity(以降C):700名 開演 12:00】※イベント最大キャパ会場で2019年までは先行時間帯でも使用。TICビル7F(エレベーター有)
  • darwin【C:367名 開演 12:30】※2019年までは先行時間帯でも使用。DATE ONEビルB1F。
  • MACANA【C:250名 開演 12:00】※ROCKATERIAの姉妹店で現店舗は2011年に移転した2代目店舗。大一野村ビルB1F。
  • ROCKATERIA【C:150名 開演 12:30】※2022年にHooK SENDAIの跡地をMACANAが買い取り改装し姉妹店に。第八藤栄サンモール一番町ビルB1F。

【クリスロード商店街周辺エリア】

  • LIVE HOUSE enn2nd【C:250名 開演 12:00】※enn3rdと出入口が共通で同フロアに併設されている会場。仙台ストックマンビルB1F。
  • LIVE HOUSE enn3rd【C:100名 開演 12:30】※概要は同上。
  • 誰も知らない劇場【C:154席 開演 13:00】※旧桜井薬局セントラルホール。唯一の固定着席会場でアコースティック形態が主。桜井薬局ビル3F(エレベーター有)。

【不動前丁通り周辺エリア】

  • Space Zero【C:150名 開演 12:00】※NEO BrotherZと併設。仙台市中心部のアーケード街から離れた場所にある。 BFEビル B1F。
  • NEO BrotherZ【C:80名 開演 13:30】※2023年に復活した会場。Space Zeroと併設で普段は主にクラブイベントで使用される。当イベントでは主にソロアーティストが出演する会場。BFEビル2F。

過去の有料会場(2024年の時点)

  • LIVE HOUSE enn【C:180名】(2011年閉店、店舗機能をenn2nd&3rdに移管)
  • Zepp Sendai【C:1,567名】(2012年閉館、主にオープニングライブの会場として使用されていた)
  • Sendai Milkyway【C:100名】(2012年閉店)
  • HEAVEN【C:不明】(2015年閉館)
  • PARK SQUARE【C:150名】(2016年閉館)
  • 仙台PIT 【C:1,451名】(2017年特別企画[extra day] として当年だけ使用)
  • HooK SENDAI【C:250名】(2019年閉館、上記ROCKATERIAMACANAの概要参照)
  • retro Back Page【C:120名】(店舗は現存だが、2023年以降会場に設定されず)
  • HIGHBURY【C:40名】(同上) 
  • SENDAI CLUB JUNK BOX【C:450名】(2024年2月29日に仙台フォーラス地下2階での営業が終了し、現在移転先選定中)[12] 

過去の無料会場(2019年以前)

  • HMV 仙台一番町(2010年閉店)
  • Apple Store Sendai Ichibancho
  • cocode
  • TOWER RECORDS 仙台パルコ店(2013~2019年。現存だが、コロナ禍中止の2年の後、無料会場が廃止になったため設定されず)

沿革

要約
視点
さらに見る 回, 年月日 ...

※2022年以降、中村マサトシ(THE YOUTH)中田裕二(ex.椿屋四重奏)は当初の個別出演者アナウンスからコラボ企画のミヤギ・コースタル・セッションとなるため、出演者組数とステージ数(出演者組数-1)が異なる。

年表

2004年(平成16年)
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
  • 無料会場としてApple Store仙台一番町も加わり8会場となりDate fm開局25周年を記念して2日間に渡って延べ16会場で開催された[1]。また、宮城県内のサンクスでオフィシャルフードが発売された。それに伴い県内のサンクスの店舗前でプレイベントの形でイケメン'ズの無料ストリートライブが行われた(6店舗)。なお、仙台市中心部では同じ日程で「みやぎまるごとフェスティバル[13]」、および「フランスレンヌ・フェスティバル[14]」が開催されており街角各所で様々な演奏・イベントが行われていた。
2008年(平成20年)
2009年(平成21年)
  • darwinが有料会場に追加。
2010年(平成22年)
  • LIVE HOUSE enn2nd、enn3rdが有料会場に追加。
2011年(平成23年)
  • Rensaが有料会場に追加。有料会場のLIVE HOUSE enn、無料会場のHMV仙台一番町が閉店に伴い会場から外れた。MACANA は東日本大震災による移転後のこけら落としが当イベントとなった。
2012年(平成24年)
  • それまで主にオープニング会場として使用していたZepp Sendaiが閉館により会場から外れ、RensadarwinがONEDAY PASS利用可能会場に変更。Sendai Milkyway(この年のみで閉店日)、retro Back Page、HEAVENが有料会場に追加。この年から10月第一週の土日のいずれかという日程がデフォルトになる。
2013年(平成25年)
  • この年から無料会場がApple Store仙台一番町と入れ替わるかたちでTOWER RECORDS仙台パルコ店に(2019年まで)。
2014年(平成26年)
  • NEO BrotherZから併設のライブハウス仕様のSpace Zeroに会場変更。
2015年(平成27年)
2016年(平成28年)
  • HIGHBURYが有料会場に追加。イベント特別企画として、21:00~23:00の時間帯に仙台中央通り(クリスロード)にある「MOVE LOUNGE_」(指定喫煙所)にて大川“Z”純司カラーボトル神田雄一朗)によるDJイベントが行われた[17]。この年に閉店を発表したPARK SQUAREでこのイベント最後のライブ(最終出演者:世界)が行われた。
2017年(平成29年)
  • Date fm 35th Anniversary のスペシャル企画としてストレイテナーACIDMANTHE BACK HORNのスリーマンライブが[extra day] と題して通常のサーキットイベントの前日に組まれ (場所:仙台PIT)2日間開催となり、イベントの歴史上唯一9、10月を跨ぐ開催となった。2日目の [circuit day]はONEDAY PASSの使用可能会場が例年の2会場から4会場に拡大(SENDAI CLUB JUNK BOXMACANAが追加)。岸谷香ワンマンライブ[18]の為、retro Back Pageが会場から外れた(翌年復帰)。PARK SQUAREが閉店に伴い会場から外れた。この年の初出演アーティストが後に多くブレイクしていることから、「伝説の年」と呼ばれることもある(ブレイク前夜…初参加の歴史参照)。
2018年(平成30年)
  • 6月30日にキョードー東北主催の「SUMMER TIME LOVER CIRCUIT サマラバ!」[19]が開催され、同形式のサーキットイベントが年2回開催された。無料会場であるTOWER RECORDS仙台パルコ店でDate fm番組公開録音が行われた(2019年まで)。retro Back Pageが会場に復帰(2017年参照)。参加者を示すパスカードが耐水性紙リストバンドに変更。この年はMINAMI WHEEL(大阪)と日程が被ったため、演者のブッキングに苦労した跡がみられた[20]
2019年(令和元年)
  • この年、2月に閉店を発表したHooK SENDAIでこのイベント最後のライブ(最終出演者The Floor)が行われた[21]
2020年(令和2年)
  • 新型コロナウイルス拡散防止のため開催中止[7]
2021年(令和3年)
  • 前年に引き続き同様の理由で2年連続開催中止[8]
2022年(令和4年)
2023年(令和5年)
  • 前年の制限が解除され4年ぶりに制限なしでの開催。日曜開催は2日間開催だった2017年(平成29年)以来6年ぶり。retro Back PageとHIGHBURYが会場から外れ(店舗は現存)、Space Zero併設のNEO BrotherZが10年ぶりに会場として復活[23]。2024年2月29日に仙台フォーラス地下2階での営業が終了したSENDAI CLUB JUNK BOXでこのイベント最後のライブが行われた(最終出演者the dadadadys[12]。前年度解禁したアイドルグループのブッキングは行われなかった。前年に引き続きミヤギ・コースタル・セッションが拡大時間枠60分(実際は延長含め90分)での出演。Conton Candyが入場規制(darwin[24]シャイトープが本番開始前に入場規制になるという異例の事態が起きた[25](enn2nd)。
2024年(令和6年)
  • 2年ぶりに土曜開催に戻る[26]。第1回から使用されていたSENDAI CLUB JUNK BOX仙台フォーラス地下2階での営業終了及び移転先未定により会場から外れた[12]。これにより第1回から同一地かつ同店舗名で使用されている会場が無くなり(MACANAは移転先店舗)、2008年以来の1桁会場数での開催となった。東北6県にゆかりのあるアーティストに参加資格のあるオーディション「Road to MEGA☆ROCKS」が開催され[27]Cloudy”がグランプリに輝き出演が決定。イベント復活後3年連続となるミヤギ・コースタル・セッションは拡大時間枠60分で出演。ちゃくら(enn2nd)[28]崎山蒼志誰も知らない劇場)が入場規制[29]。協賛のうさぎやでランチ営業時間中(11:00~17:00)に「メガロックスランチライブ」と題し、地元アーティストのアコースティックライブが店内で行われた[30]。後日、11月2、3日の2日間、ララガーデン長町 にてスピンオフ企画「Date fm MEGA★ROCKS AFTER PARTY」(無料ライブ)[31]が開催された。
2025年(令和7年)
  • 10月の本開催のブリッジイベントとして、5月23日に「MEGA★ROCKS CONNECT vol.1」をenn2nd、3rdを使ったミニサーキット方式で開催された[11]
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出演者

要約
視点

※横線より上は2012年以降「ONEDAY PASS」で観ることが出来たライブ。

それ以前はZepp Sendaiが「ONEDAY PASS」使用可能箇所(2022年以降、当設定は廃止)。

2004年

さらに見る Zepp Sendai, SENDAI CLUB JUNK BOX ...

2005年

さらに見る Zepp Sendai, SENDAI CLUB JUNK BOX ...

2006年

さらに見る Zepp Sendai, SENDAI CLUB JUNK BOX ...

2007年

さらに見る 1日目 (10月20日), Zepp Sendai ...

2008年

さらに見る Zepp Sendai, SENDAI CLUB JUNK BOX ...

2009年

さらに見る Zepp Sendai, SENDAI CLUB JUNK BOX ...

2010年

さらに見る Zepp Sendai, SENDAI CLUB JUNK BOX ...

2011年

2012年

さらに見る Rensa, darwin ...

2013年


2014年

2015年

2016年

2017年

1日目 [extra day](9月30日)@仙台PIT

2日目 [circuit day](10月1日)

さらに見る Rensa, darwin ...

2018年

さらに見る Rensa, darwin ...

2019年

さらに見る Rensa, darwin ...

2022年

2023年

さらに見る Rensa, darwin ...

※◎:初出演。○:前回からの連続出演。☆:前回より前に出演歴あり。( )は所属バンドで休止中を含む。

2024年

さらに見る Rensa, darwin ...

※◎:初出演。○:前回からの連続出演。★:当イベント復活後3年連続出演。 ☆:前回より前に出演歴あり。

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脚注

関連項目

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外部リンク

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