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グータンヌーボ
日本のテレビトークバラエティ番組 ウィキペディアから
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『グータンヌーボ』(Gout Temps Nouveau)は、2006年4月12日から2012年3月21日まで、毎週水曜日23:00 - 23:30(JST)[注 1]に、関西テレビの制作によりフジテレビ系列で放送されていたトークバラエティ番組。2006年3月22日まで同時間帯で放送されていた『空飛ぶグータン〜自分探しバラエティ〜』のリニューアル版である。
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本記事では、2019年1月16日から火曜深夜に関西テレビでレギュラー放送されていた『グータンヌーボ2』についても説明する。
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概要
要約
視点
基本的な内容は、前身番組の『空飛ぶグータン〜自分探しバラエティ〜』で実施された「自分探しパーティー」と同じである。MCが毎週交代(2週連続の場合もある)で、女性ゲスト2人と3時間をともにする。その様子をMC3人と男性ゲスト1人をスタジオに呼び、モニタリングして恋愛トークを展開する。『空飛ぶグータン』では移動に高級車リムジンを使っていたが『グータンヌーボ』ではタクシーに変更された。そして食事する場所決めをすることがなくなり、番組が用意した場所でハシゴするようになった。最後にMCにゲストから携帯でメールが送られてくる(例外として中村玉緒の場合はVTRだった)。しかし、2009年のリニューアルからメールが紹介されることは少なくなり、番組が募集したテーマに沿った視聴者からの答えが紹介されるようになった(その内容は自分の体験談から、賛成か反対を仰ぐ2択などさまざまだが、すべて恋愛に関することである)。その後、スタジオトークを展開し、男性ゲストが「女の謎」についての質問にMC3人が答える(最近は恋愛マニュアルを紹介・実践する)。初回放送分と優香の誕生日にあたる2007年6月27日放送分は男性ゲストを呼ばず、ほぼVTRで進行した。また初回の放送ではグータン3姉妹という設定で、それぞれに呼び名をつけ、江角は長女でマッキー、内田は次女でウッチー、優香は三女でユッピーと番組で呼び合うことになった。
「グータンシリーズ」の最初の番組は2004年4月から放送されていた『グータン〜自分探しバラエティ〜』である。シリーズの番組の中で『グータンヌーボ』がもっとも長く続いた。
『空飛ぶグータン』同様、テレビでは放送できないことが流出直前になると字幕が表示される。タレントや女優だけでなく普段バラエティーには出演しない歌手やアスリートも多数出演している珍しい番組である。番組HPでは、その週の内容紹介とともに、イラストレーター相場康則によるMCを含む毎回のロケ・スタジオゲストの似顔絵が掲載されている。
2006年9月13日には、フジテレビ制作の『ココリコミラクルタイプ』(『水10!』後半枠)と合体した特別番組『ココリコグータンミラクルヌーボタイプ「結婚の理想と現実」90分SP』(フジテレビと関西テレビの共同制作。番組配信はフジテレビ側が担当)を放送し、視聴率19.2%を記録。優香、江角、内田が「ココリコミラクルタイプ」に、当番組にココリコがゲスト出演をした。2007年3月28日に第2弾が放送され、ココリコと八嶋智人が当番組にゲスト出演し、江角の自宅でパーティーを実施した。
2006年11月15日は番組冒頭で放送事故が発生した。
→詳細は「関西テレビ放送 § その他の不祥事」を参照
2007年10月3日 21:00 - 23:18には『グータンシリーズ』スペシャル第2弾&2時間半拡大版『大グータンヌーボ 恋する女たち勢ぞろい&初ドラマSP!』を放送。司会の3人、ユースケ・サンタマリア、水嶋ヒロ、元グータンレギュラーであった松嶋尚美らが登場するテレビドラマ『グータンな女たち』を放送。ドラマ制作は共同テレビである。そしてトークでは松嶋と同じ元グータンレギュラーであった篠原涼子が出演。全員共演することはなかったものの、現グータンレギュラーと元グータンレギュラーの夢のコラボレーションも実現した。なお、番組初のゴールデンタイム・プライムタイムでの放送となった。
2008年以降、春・秋の番組改編期や年末年始には22:00 - 23:24に1時間半の拡大版が放送されていた。
2008年4月9日放送分より、初代のグータンレギュラーであった松嶋が3年ぶりにレギュラー復帰した。それと同時にスタジオセット、アニメーションなどをリニューアルした。姉妹構成が長女・江角、次女・松嶋、三女・内田、四女・優香となる。
2008年4月16日よりパソコンと携帯電話でのメールマガジンを開始。ゲストがMCに送るメール・MCのスタイリングチェック情報・お菓子やグルメ情報などを掲載。
2009年9月30日放送分をもって長女・江角は産休、三女・内田が卒業(実質的には10月7日の番外編が最後で、偶然だが江角と内田はともに妊娠していた)。10月14日放送分から片瀬那奈が江角の代理として、長谷川潤が新MCとしてそれぞれ登場。同時に姉妹構成が長女・松嶋、次女・優香、三女・片瀬、四女・長谷川となり、番組ロゴやセットが大幅に変更された。また、リニューアルに合わせて地上アナログ放送ではレターボックス(画面上下に黒帯を付加したアスペクト比16:9の画面)での放送形式に変更された。
2010年2月17日放送分より江角が復帰するのに伴い、江角の代理だった片瀬が2月10日放送分で降板。これにより、姉妹構成は江角が長女、松嶋が次女、優香が三女、長谷川が四女に変更される。
2011年3月23日放送分の岡村隆史・白石美帆出演のVTRを撮影中に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。当日の予定がはっきりしないため、余震が続く中でも収録が続けられ、予定通り放送された[1]。
2011年4月20日放送分より、女性のみであるが、観客を入れての公開放送を開始。
2011年6月1日放送分より、男性3人が女性1人に携帯電話メールで1週間やり取りして、最終日に女性がデートしたい男性を選ぶ「メル友グータン」が番組の一企画として開始。初回はアンジャッシュの渡部建が司会を務め、スピードワゴンの小沢一敬、フルーツポンチの村上健志、俳優の山崎樹範がタレントの南明奈とのデートをかけて戦った。
2012年1月までの平均視聴率は12.2%を獲得していたが、2012年3月をもって放送終了。『グータン〜自分探しバラエティ〜』から続いた「グータンシリーズ」は、約8年間の放送の歴史に幕を下ろした[2]。
2019年1月からは放送時間帯とレギュラー出演者を一新する形で約7年ぶりのレギュラー放送が再開された。
コーナー
取り調べグータンコーナーは、優香が「取り調べグータン」と言ってスタート。MCが男性ゲストに順番に質問する。質問内容はゲストによって異なるが似たような質問の場合もある。回答後に回答内容に関して皆でトークする。
聞き込みグータンコーナーは、2010年4月7日からスタートした取り調べグータンに代わるコーナー。男性ゲストをよく知っている女性3人にゲストについて聞き込むというもの。聞き込む相手は芸能人とは限らない。
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MC
番組では姉妹として扱われている。
- 江角マキコ
- 長女。以前バラパラ枠で『江角マキコの恋愛の科学』(1998年10月 - 1999年3月)の司会を担当したことがあり、それ以来のレギュラーMCとなる。第2子出産を控えた2009年9月30日放送分で産休に入り、2010年2月17日放送分から復帰したが、2011年7月6日は同じ曜日に主演ドラマ『ブルドクター』(日本テレビ)の初回放送があったが、この番組のレギュラー出演で、23時までの6分の拡大となった。
- 優香
- 三女→四女。前身番組『グータン〜自分探しバラエティ〜』『空飛ぶグータン〜自分探しバラエティ〜』から引き続き出演。初代「グータン」からの唯一のレギュラーメンバー。
- 内田恭子
- 次女→三女。フジテレビ退社・フリーアナウンサー転向後、初のレギュラー番組。2009年9月30日放送分で降板。のちに妊娠していたことが判明した。
- 松嶋尚美(オセロ)
- 長谷川潤
- 内田の降板後、四女として2009年10月14日放送分から登場。
- 片瀬那奈
- 江角の産休代理として、三女として2009年10月14日放送分から登場していたが、江角が復帰することになったため、2010年2月10日放送分で降板。
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放送日・ゲスト
要約
視点
※スタジオゲストは「男子代表」として紹介されている。また、「空飛ぶグータン」時代に出演した女性ゲストも一部いる。
- 放送内容脚注
- ココリコグータンミラクルヌーボタイプ
- 放送日が優香の誕生日に当たり、一種のバースデースペシャル(ちょっとしたドッキリ?あり)として放送された回。
- 大グータンヌーボ
- 超グータン世界進出スペシャル!
- 超グータン男逆襲スペシャル
- 超グータン男も女も新春初告白スペシャル
- 長谷川が6月5日に誕生日を迎えるに当たり、ハワイグータンを放送した回
- 映画「THE LAST MESSAGE 海猿」出演者による男グータン
- 今年もあと3ヶ月スペシャル
- 聞き込み2本立てSP
- THE PREMIUM グータン
- ザ・プレミアムグータン90分スペシャル
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ドラマ・グータンヌーボな女たち
各自の元彼が登場している。
キャスト
ドラマスタッフ
グータンヌーボ2
要約
視点
2019年1月16日から2021年12月22日まで『グータンヌーボ2』[注 2](グータンヌーボヌーボ)が関西テレビで毎週水曜日 0:25 - 0:55(火曜深夜、JST)に放送されていた[3]。当初「2」は関西ローカルであったが、フジテレビを除く同系列局にて順次ネット拡大している(詳細は#ネット局と放送時間参照)。MCは長谷川京子、田中みな実、滝沢カレン、西野七瀬が務める[3]。田中がMCを務めるのは、『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』以来2年ぶりとなる。
2019年12月11日放送分をもって滝沢カレンが番組MCを卒業した。2020年1月4日(土曜)15:15 - 16:30に放送された「グータンヌーボ2 新MC発表SP」にて滝沢の後任として満島真之介が新たにMCとして加わった。
制作局の関西テレビでは2020年10月から12月まで毎週土曜日 10:33 - 11:03(JST)に再放送されていた。
関西テレビにおいて、令和時代最初に放送された自社制作番組は、本番組の第16回である(2019年5月1日未明の0:55 - 1:25に放送)。
2021年5月19日・26日放送分では西野七瀬の代役MCとして西野と乃木坂46時代の同期だった白石麻衣がスタジオにも登場した[4]。
レギュラー放送終了後の2022年1月10日(月曜)22:30 - 23:24(JST)に全国ネットで1時間スペシャルが放送された。同年7月4日・10月17日・2024年9月23日の月曜22:00 - 22:54(JST)、及び2023年1月9日・4月10日・7月10日・2024年1月8日・7月1日の月曜22:30 - 23:24(JST)、2025年1月13日の月曜22:49 - 23:53(JST)[注 3]に全国ネットで1時間スペシャルが放送されている。
MC
放送日・ゲスト
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エンディングテーマ
要約
視点
グータンヌーボ
2007年4月11日放送分よりエンディングテーマが流れるようになった。下記の通り、2か月 - 3か月ごとに変更される。
グータンヌーボ2
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ネット局と放送時間
グータンヌーボ
グータンヌーボ2
- 不定期ネット局
- フジテレビ(関東広域圏・CX) - 2019年6月26日、7月3日に同時ネットで放送[6][注 22]。12月28日(土曜)5:30 - 6:00に遅れネットで放送[注 23]。2020年4月15日(水曜)1:10 - 1:40(4月14日〈火曜〉深夜)、4月22日(水曜)0:55 - 1:25(4月21日〈火曜〉深夜)に遅れネットで放送[注 24]。7月2日(木曜)0:55 - 1:25(7月1日〈水曜〉深夜)、2021年10月20日(水曜)1:55 - 2:25(10月19日〈火曜〉深夜)、10月27日(水曜)2:05 - 2:35(10月26日〈火曜〉深夜)、11月3日(水曜)1:55 - 2:25(11月2日〈火曜〉深夜)、11月10日(水曜)1:55 - 2:25(11月9日〈火曜〉深夜)に遅れネットで放送。
- NST新潟総合テレビ(新潟県・NST) - 2019年6月27日、7月11日(木曜)1:30 - 2:00(6月26日、7月10日〈水曜〉深夜)に遅れネットで放送[注 22]。
- 福井テレビ(福井県・FTB)
- 秋田テレビ(秋田県・AKT) - 2020年5月31日(日曜)、6月7日(日曜)1:45 - 2:15(5月30日〈土曜〉、6月6日〈土曜〉深夜)に遅れネットで放送。
- 過去のネット局
インターネット配信
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スタッフ
グータンヌーボ
- ナレーション:佐藤政道
- 構成:桜井慎一、すずきB、藤井靖大、たむらようこ、古賀文恵
- リサーチ:フォーミュレーション
- スタジオ技術:深谷高史
- TD(テクニカルディレクター)/SW(スイッチャー):岩田一巳
- CAM(カメラマン):小林光行
- 音声:片山勇
- VE(ビデオエンジニア):土井理沙
- 照明:谷口明美
- ロケ技術:小山茂明、蜜谷司
- ロケ照明:根建勝広
- 美術プロデューサー:柴田慎一郎
- セットデザイン:坪田幸之
- 美術進行:西村貴則
- CG:Vision
- VTR編集:イマジカ
- MA:大木久雄
- 音楽:松下俊彦(ラビットムーンオフィス)
- TK:南田めぐみ
- 海外ロケ協力:菊地寛子
- 編成:尾上太基(KTV)
- 宣伝:北村友香理(KTV)
- AP(アシスタントプロデューサー):志水大介(K-max)・今井真木子
- AD(アシスタントディレクター):浅倉俊之・甲斐祥裕・鈴木尚子・近藤新也・久保田暁
- ディレクター:鎗野貴生・松藤豪・鷹中亮介・藤野義明(K-max)
- チーフディレクター:飯島冬貴(K-max)
- プロデューサー:小寺健太(KTV)、小西寛(K-max)
- 技術協力:ニユーテレス、FLT、ウイウイスタジオ、プログレッソ
- 美術協力:フジアール
- 収録スタジオ:レモンスタジオ
- 制作協力:K-max
- 制作著作:関西テレビ
過去のスタッフ(グータンヌーボ)
グータンヌーボ2
- ナレーター:蒲田健
- カメラ:神尾淳
- AUD:宇津木俊宏
- VE:山中颯太
- 照明:根建勝広
- 美術:矢野雄一郎
- デザイン:安部彩(フジテレビ)
- 大道具:中尾健一、畠山茂
- アクリル装飾:日野直治
- 電飾:平野寛
- CGデザイン:PDトウキョウ
- ロゴデザイン:Vision
- 編集:遠藤雄紀
- MA:内山祐希
- 音楽:松下俊彦(ラビットムーンオフィス)
- 協力:スウィッシュ・ジャパン、フジアール、プログレッソ、東京オフラインセンター
- 構成:桜井慎一、永井ふわふわ
- 編成:細川陽子(カンテレ)
- 宣伝:伊藤万里子(カンテレ)
- コンテンツ統括:村谷嶺(カンテレ)、長岡わかな(カンテレ、共に以前はプロデューサー)
- AD:宮代輝道、川井浩貴、池田亮太
- AP:平佐智子・望月麻衣(K-MAX)
- ディレクター:渡辺康史、倉橋雄亮・浅倉俊之・碧山莉那・小田義和(K-MAX、浅倉・小田→以前はAD)【毎週】、山口堅太郎(K-MAX)【週替り】
- プロデューサー:友岡伸介(カンテレ)、今井真木子(以前はAP)
- 演出:板垣忠彦(K-MAX)
- 制作協力:K-MAX(クレジットでの表記なし)
- 制作:カンテレクリエイティブ本部制作局 東京制作部(クレジットでの表記なし)
- 制作著作:カンテレ
過去のスタッフ(グータンヌーボ2)
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番組タイトルの意味
番組内では「グータンとは楽しくリラックスした趣味の時間」と紹介されているが、フランス語を元にした、番組による造語である。「ヌーボ nouveau」は「新しい」を意味するが、「グータン goût temps」は、仏語の表現として存在しない。仏語で«goût»は「味覚・趣向」(英語でいう“taste”)を、«temps»は「時間」を意味する。しかし、この二語を合わせたイディオムはフランス語圏にはない。
関連項目
- グータン〜自分探しバラエティ〜(前身番組)
- 空飛ぶグータン〜自分探しバラエティ〜(前身番組)
パロディ
- スポルたん!LIVE(フジ系の仙台放送で放送されているスポーツニュース番組で、不定期に「ラクテンヌーボ」「ベガルタンヌーボ」という選手3人による対談コーナーが放送されている)
- 週刊AKB(テレビ東京)番組内で、「AKビータン」というパロディコーナーがある。
- おねだり!!マスカット(テレビ大阪・テレビ東京)オネダリヌーボ。
- おてんこしゃんこ(千葉テレビ放送)即興ののりちゃんヌーボが一回登場した。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
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