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秋田放送

秋田県の日本テレビ系列局、およびJRN・NRN系列ラジオ局 ウィキペディアから

秋田放送map
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株式会社秋田放送[5](あきたほうそう、: AKITA BROADCASTING SYSTEM, INCORPORATED.[5])は、秋田県放送対象地域とした中波放送(AM放送)事業とテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。略称はABS

概要 種類, 略称 ...
概要 秋田放送, 基本情報 ...
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概要

ラジオはJRN系列とNRN系列のクロスネット局で、呼出符号JOTR。テレビは、日本テレビ系(NNNNNS系列)に属している。テレビ放送の呼出符号はJOTR-DTV。秋田県下の民間放送局としては最初に開局した。

筆頭株主は、設立にも携わった県域紙の秋田魁新報社。2025年現在でも、ラジオ・テレビで魁新報社のクレジット付きの『さきがけ(ABS)ニュース』を放送している。なお、テレビ放送局としては日本テレビ系列だが、読売新聞社との資本関係は無い。

1953年に「ラジオ東北」の名称でラジオ局として開局した。これは、主要株主である秋田魁新報社が、宮城県の東北放送による秋田県を含め東北各地でラジオ放送を行う動き[7]をけん制するためといわれている[8]。その後、テレビ放送開始によりラテ兼営となったため、1961年に社名を現在の「秋田放送」に改称。

2025年6月に専務取締役を務めた栁沼秀光が代表取締役社長に就任。

2024年度決算では、2020年3月決算以来の黒字転換を果たした[9]。このうち、テレビ放送収入は上昇に転じたが、ラジオ放送収入は減少の一途にある。加えて、イベントなどの事業収入は改善した[10]

テレビ視聴率では、13年連続で2024年度も三冠王を獲得[11]。『ABS開局70周年記念番組 花子の、はなみち。』が2024年日本民間放送連盟賞ラジオエンターテインメント番組優秀賞を[12]、『幾月夜纏いて 羽後町・西馬音内の盆踊』が第61回ギャラクシー賞選奨を受賞した[13]

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事業所

出典[1]

資本構成

要約
視点
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過去の資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[14][15][16][17][18]

1965年[19]
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1978年3月31日
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1992年3月31日
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2003年3月31日
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2009年3月31日
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2016年3月31日
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年表

  • 1951年(昭和26年)
    • この年に、ラジオ東北設立の準備が始まったとされる[21]
  • 1953年昭和28年)
    • 2月14日 - ラジオ東北第1回設立発起人会開催。
    • 3月28日 - 郵政省電波監理局に中波ラジオ放送局の開設を申請。
    • 7月25日 - 社屋・茨島送信所起工式[24]
    • 8月1日 - ラジオ放送局の予備免許交付(呼出符号:JOTR周波数720kc出力昼間1kW、夜間500W)。
    • 10月15日 - 創立株主総会開催[24]
    • 10月20日 - ラジオ東北株式会社を設立、登記完了。本社は当時の秋田魁新報社内4F[25][26]。初代社長は、当時の魁新報社・社長の人見誠治[27]。資本金5000万円[28]で、その後6000万円に増資[29]
    • 10月22日 - 最初の試験電波発射[30]
    • 10月26日 - ラジオ放送局の本免許交付。呼び出し名称は「あきたみんかんほうそう」で、周波数は720kc[31]
    • 10月29日 - 試験放送開始[30]
    • 11月1日 - 6時00分、全国29番目にラジオ本放送開始[30]
      • 東京支社・大阪支社・仙台支社・県内各支局営業開始[32]
    • 12月26日 - 増資(1000万円)[24]
  • 1954年(昭和29年)
    • 文化放送と提携[33][34]。なお、開局に備えたアナウンサーの研修も文化放送で実施(プロデューサーは新潟放送で実施)[22]
    • 1月10日 - 秋田本社~東京支社に専用線開通[24]
    • 1月30日 - 湯沢ラジオ中継所の免許申請[35]を行う。
    • 2月 - 北海道・東北地方・新潟の民放各社の連合体である「えぞの会」に加盟(加盟局は北海道放送・ラジオ青森・岩手放送・東北放送・山形放送・ラジオ福島・ラジオ新潟)[36]
  • 1955年(昭和30年)
    • 赤字脱出、黒字転換[37]
    • 7月29日 - 湯沢ラジオ中継所の免許申請が拒否される[38]
  • 1956年(昭和31年)
    • 2月8日 - ラジオ放送の出力を昼夜間1kwに増力申請[24]
    • 3月 - 能代大火のラジオ中継放送を行う[39]
    • 6月 - ラジオ東北・北海道放送東京支社間に専用線が開設[40]
    • 7月27日 - 秋田局(R)夜間出力増強により、出力が全日1 kw とすることが許可される[41]
    • 10月1日 - 秋田局(R)、周波数940kcに変更。従前の720kcでは、中国の「北京放送局」と称するラジオ局が同一周波数でプロパガンダ放送を行っており、混信により聴取が困難となっていたとの指摘[42]が出ていたため。
    • 11月5日 - 浅舞ラジオ中継局の開設を申請。
  • 1957年(昭和32年)
    • 日付不明 - 火曜会(地方民間放送共同制作協議会)に東京支社を通じて参加。
    • 1月21日 - 浅舞ラジオ中継局に予備免許交付(コールサイン・JOTE、周波数800kc、出力 100w)[43]
    • 6月20日 - 浅舞局ラジオ中継局に本免許交付[44]
    • 6月22日 - 浅舞局ラジオ中継局本放送開始。
    • 9月4日 - 大館ラジオ中継局の開設を申請[45]
    • 9月27日 - 中央資本をバックにしたとされる「北日本テレビ」(北日本放送とは無関係)が、東北電波監理局にテレビ放送の免許申請。発起人代表は片野重脩中田儀直辻兵吉[46]。ラジオ東北テレビと同一のサービスエリアで競願となる。しかし、ラジオ東北テレビの増資の一部を負担し、合流[47]
    • 10月22日 - テレビ放送局の予備免許交付の内示。
    • 12月20日 - 大館ラジオ中継局に予備免許交付(コールサイン・JOTE、周波数 800 kc、出力 100w)[48]
    • 12月24日 - 増資(6000万円)[24]
  • 1958年(昭和33年)
    • 3月3日 - 郵政省の指導により、魁新報社の社長と兼任していた人見誠治が社長の座を退き、当時の秋田市長武塙祐吉が市長と兼任する形でラジオ東北社長に就任。
    • 3月14日 - テレビ放送局の予備免許交付(呼出符号:JOTR-TV、予備免許時の割り当ては、VHF 10ch、5kw、山形放送と同じ[49][50])。
    • 6月15日 - 大館局(R)に本免許交付、本放送開始。
    • 7月 - 仙台 - 山形 - 酒田 - 秋田間のテレビ用マイクロ回線着工開始[51]
    • 8月15日 - 秋田市にFM放送局の開設を申請。
    • 11月29日 - 増資(1億2000万円)[24]
  • 1959年(昭和34年)
    • 2月10日 - 秋田局(R)・出力10kWに増力申請[24]
    • 7月3日 - 子会社・秋田テレビサービス設立(後にラジオ東北テレビサービスに改称)[24]
    • 9月1日 - 大森山テレビ塔起工式[52]
    • 10月22日 - テレビ放送周波数が10chから11chに変更[53]。テレビ放送工事落成期限の延長が了承される[54]
  • 1960年(昭和35年)
    • 3月22日 - テレビ放送局の本免許(VHF 11ch)交付。
    • 3月25日 - テレビのサービス放送開始[55]。本社を秋田市山王7丁目9-42に移転。
    • 4月1日 - 9時20分からテストパターンを流し、9時50分から[56]テレビ本放送開始[注 12]。この日の自主制番組は下記の通り。9時20分からテストパターン、9時50分より武塙祐吉社長と小畑勇二郎秋田県知事のあいさつ、10時より能楽「鉢の木」、13時15分から土崎芸者連中による「港新内」、13時30分から「育ちゆくブナ材」、17時35分から座談会「のびゆく秋田」、18時5分から「秋田魁ニュース」、23時から再び「秋田魁ニュース」[58]日本テレビを主体としたフリーネットでスタート。
      • ニュースネットワークとなる前の日本テレビ系列(加盟16社)に参加[59][60]
      • この時点では、マイクロ端局が完成しておらず、道川中継所~大森山送信所・スタジオをSTリンクで結んでいた[61]
    • 6月23日 - 秋田局(R)出力10kWの増力申請取り下げ[24]
    • 8月29日 - 秋田局(R)出力3kw増力申請[24]
    • 12月1日 - 秋田局(R) 出力3kWに増力。[24]
  • 1961年(昭和36年)
    • 5月29日 - 株式会社秋田放送(略称ABS)に社名変更。
    • 7月2日 - テレビ用マイクロ回線の端局・秋田電話分局開局[62]
    • 10月1日 - 大館テレビ中継局開局[63]
  • 1962年(昭和37年)
  • 1963年(昭和38年)
    • 6月10日 - 創立10周年記念式典挙行[66]
  • 1964年(昭和39年)
    • 1月29日 - 大雪により、東京~仙台間のマイクロ回線が不通になったことにより、キー局からの番組が編成不可となる[67]
    • 3月10日 - 花輪テレビ中継局開局[65]
  • 1965年(昭和40年)
    • 4月 - テレビ中継車導入[68]
    • 6月 - ラジオ中継車導入[68]
    • 6月1日- 新潟地震での一連の報道活動に対して、東北電波管理局長から表彰される[69]
  • 1966年(昭和41年)
    • 4月1日 - ニュースネットワークとしての組織されたNNNに発足と同時に加盟[59]
    • 4月 - 大森山テレビ送信所自動化[70]
    • 9月 - テレビ、カラー放送開始[71]
    • 10月 - 茨島送信所の無人化完成[70]
  • 1967年(昭和42年)
  • 1968年(昭和43年)11月 - 創立15周年記念番組「南米に活躍する秋田県人」(初のカラー番組)を放送[73][74]
  • 1969年(昭和44年)
  • Thumb
    旧山王局舎(2012年10月)
    1970年(昭和45年)1月28日 - テレビ番組送出自動化完了[68]
  • 1971年(昭和46年)
    • カラーカメラ中継車、ハイバンドVTR、3Vカメラを設置[77]
    • 11月9日 - この日に収録したテレビの民謡番組「唄っこで勝ち抜きまショー」を最後に、放送が打ち切られる。出演者の大島清蔵が秋田市長リコール運動に参加していたことが問題視されたため[78]
  • 1973年(昭和48年)7~8月 - 開局20周年記念で日本テレビとドラマ『殺意を呼ぶ海』(「土曜日の女シリーズ」)を共同制作[79]
  • 1974年(昭和48年)
    • 3月29日 - 鹿角ラジオ中継局の予備免許交付[80]
    • 6月6日 - 厚労省中央労働委員会より不当労働行為の裁定が下る(いわゆる「秋田放送事件」)[81]
  • 1975年(昭和49年)
    • 5月 - 東北地区NNS加盟局により構成される「NNS東北」に加盟[82]
    • 7月1日 - 鹿角ラジオ中継局開局[83]
  • 1976年(昭和50年)放送大学の実験放送に協力[84]
  • 1977年(昭和52年)
    • 11月 - 大森山送信所の局舎と送信機を更新[85]
  • 1978年(昭和53年)開局25周年。「25時間ラジソン」放送[86]
  • 1979年(昭和54年)
    • エリア拡大および外国波混信対策のため、茨島送信所の出力を5kwに増力[87]
    • 10月 - 『オールナイトニッポン』(1部)ネット開始。
  • 1980年(昭和55年)
    • 3月31日 - テレビ音声多重放送実用化試験局の予備免許が認可[88]
    • 6月19日 - 新社屋建設およびテレビ放送設備の増設完了[87]
    • 7月3日 - テレビ、音声多重放送開始(秋田テレビと同日)[71]
  • 1983年(昭和58年)
    • 5月26日 - 日本海中部地震発生。ラジオ・テレビで災害報道を行う[89]
    • 10月 - 茨島ラジオ送信所の局舎更新に伴い、ラジオ放送設備更新。「プリ・エンファシス」式が導入され、音域の拡大および音質が向上[87]
    • ラジオ放送でCMバンク導入[90]
  • 1984年(昭和59年)テレビ東京より、営業情報システムのプログラム一式導入、電算システム導入の技術的支援を受ける[91]
  • 1986年(昭和61年)7月18日~8月14日 - 「秋田博86」を秋田県・秋田市・秋田テレビと共催[92]
  • 1988年(昭和63年)3月 - 前年に開催された「秋田博'86」で、秋田放送を含む地元メディア3社のみで利益を山分けしていたという報道が出る[93]。これに加え、ゴルフ場疑惑の当事者でもあった秋田放送会長・倉田儀一が、引責辞任[94][95]
  • 1990年(平成2年)
    • クリアビジョン放送開始[96]
  • 1991年(平成3年)
    • 横手支局開設[96]
    • 放送技術局と報道局を別館(新築)に移転[32]
  • 1992年(平成4年)
  • 1993年(平成5年)
    • 3月1日 - 営業本部廃止。放送本部・業務本部新設[97]
  • 1995年(平成7年)- 本社ラジオ送出装置更新、最新機器を導入した第3スタジオ完成[98]
  • 1996年(平成8年)- ホームページ開設[99]
  • 1997年(平成8年) 日本アマチュア無線連盟創立70周年に際し、表彰を受ける[100]
  • 1998年(平成10年)
    • 2月 - テレビ自動運行システム更新[32]
    • 3月1日 - 字幕放送開始[99]
    • 10月 - テレビ番組バンクシステム新設[32]
    • 11月 - 茨島ラジオ送信所の鉄塔・アンテナ更新[32]
  • 1999年(平成11年)
    • 3月1日 - テレビマスター更新(NEC製)、番組バンク導入[101]
    • 10月 - ハイビジョンカメラを備えた新ニューススタジオが完成[102]
  • 2000年(平成12年)
    • テレビ放送開始40周年記念番組として、「クイズものしり秋田」を放送[103]
    • 夕方のニュース番組「ニュースプラス1あきた」が、番組としての過去最高視聴率22.2%を記録[103]
  • 2002年(平成14年)
    • テレビ番組・ニュース番組の効率的運用を図るため、CG-LANシステムを導入[102]
    • ラジオ番組DIAS装置(番組・CMバンクシステム)更新[32]
  • 2003年(平成15年)
    • 3月 - 1993年度より続いた視聴率三冠王が途絶える[104]
    • 開局50周年記念で「自然と共生」をテーマにラジオ・テレビでの取り組みを行う[104]。11月には、開局50周年記念番組「Akita Beautiful Seasons」を放送[105]
  • 2004年(平成16年)
    • 3月 - デジタル放送用にテレビスタジオ更新[32]
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
    • 3月31日 - 地上デジタルテレビ放送の本免許が交付。
    • 4月1日 - テレビ終夜(24時間)放送開始(日テレNEWS24によるフィラー放送、日曜深夜も含め毎日実施)、地上デジタルテレビジョン試験放送開始。
    • 6月1日 - 地上デジタルテレビ本放送開始[32]
    • 10月1日 - 大館・大曲(大仙)に地上デジタルテレビ中継局設置。
    • 日付不明 - 落雷により、浅舞中継局が一時停波[108]
  • 2007年(平成19年)
    • 7月19日 -ハイビジョン・5.1ラウンド対応の中型中継車納入[109]
    • 9月1日 - 能代・鷹巣(北秋田)に地上デジタルテレビ中継局設置。
    • 10月 - 花輪(鹿角)・湯沢に地上デジタル中継局設置。
    • 11月 - 本荘(由利本荘)に地上デジタル中継局設置。
  • 2009年(平成21年)
    • 5月25日 - 地域情報サイト「ごくじょうチャンネル」がスタート(あきたタウン情報と共同運営)[110]
    • 7月8日 - 東成瀬局(R)に予備免許交付[111]
    • 11月25日 - 東成瀬局(R)に本免許交付。
    • 12月1日 - 東成瀬局(R)開局。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)7月24日 - 地上アナログ放送終了に伴い、アナログ放送の送信所と全中継局が送信停止。
  • 2014年(平成26年)12月5日 - ラジオの災害対策用FM補完中継局(ABS秋田FM、周波数90.1MHz、出力1kW)に、予備免許を交付[113]
  • 2015年(平成27年)
    • 2月 - FM補完中継局の試験放送開始。
    • 2月26日 - FM補完中継局の本免許交付[114]
    • 3月2日 - FM補完中継局(愛称「ABSFM90.1」)の本放送開始。
  • 2016年(平成28年)3月 - JR東日本秋田支社と借地契約について合意し、秋田駅西口のJR用地内(秋田市中通7丁目1番地1-2号)に秋田放送の本社屋を移転することで合意。
  • 2017年(平成29年)6月1日 - IPサイマルラジオ「radiko.jp」および「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」でラジオ放送の全国配信を開始[115]
  • 2018年(平成30年)3月28日 - 中通新社屋起工式[116]
  • 2019年(平成31年、令和元年)
  • 2020年(令和2年)
  • 2021年(令和3年)
    • 6月25日 - 県下の民放で初めて「SDGs・メディアコンパクト」加盟[120]
  • 2023年(令和5年)
    • 開局70周年。
    • 7月1日 - 自社アプリ「ABSあきたアプリ」リリース[121]
  • 2024年(令和6年)
    • 2月15日 - 臨時株主総会で、資本金を1億円に減額を決議[10]
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歴代社長

ラジオ

要約
視点
Thumb
秋田放送茨島ラジオ送信所
  • 「あさ採りワイド秋田便」・「エキマイク」といった平日のベルト番組や、民謡番組「花ちゃんの民謡は日本一」、スポーツ番組「なんてったって日曜はスポーツ!」など自主制作番組のほか、秋田県内のJRNNRNのクロスネット局として、TBSラジオニッポン放送文化放送の番組を編成。そのほか局(ラジオ日本など)や各制作会社の番組も編成。
  • 開局当初から、民謡番組の制作に注力[125]。自社専属の民謡歌手を擁していた[126]
  • 2020年に「ラジオ快晴GO!GO!のマキ」が終了し、土日のローカルワイド生放送番組が全廃された。
  • 公開放送の回数が隣県のAMラジオ局と比して少ない。
  • 平日午後のワイド番組「まちなかSESSION エキマイク」は、パーソナリティ全員が社外のタレントが担当。
  • 放送時間は24時間。ただし、日曜 24:30 - 29:00(月曜 0:30 - 5:00)メンテナンスのため休止。
さらに見る 放送波, 種別 ...

基幹局の送信アンテナ

同局基幹局は、茨島送信所(秋田市茨島4丁目3番29号)であり、開局以来1998年まで、高さ75m(頂冠直径5m)の支線式円管柱アンテナを使用していた。

しかしアンテナの老朽化に加え、送信所北側にできたゴルフ練習場、高圧送電線鉄塔の影響により、特に秋田県北部の能代方面で聴取しにくくなった。そのため、それを打開するためアンテナを新設して高さを上げることにした。しかし、アンテナ建設に適した場所が見つからなかったこと、予算上の関係などから、同じ敷地内での新アンテナが建設された。新アンテナは、高さ100m(頂冠直径7m)、4方向支線式円管柱アンテナであり、基部の高さは3mで地上高全体の高さは103mとなる。アースは、旧・仮アンテナが使っていたものは撤去せずそのまま埋めてある。

なお、海外の遠方にも秋田放送ラジオ(AM)の電波が届いており、実際に中国などのアジア近隣諸国を始め、イタリアスウェーデンといったヨーロッパ諸国からも秋田放送宛に受信報告書が送られている[130]

基幹局の放送機

地方基幹局で実績があるスタンダードなMBT-8040A(NEC)である。プリエンファシスは、オーバン社の9100Aを使用して変調面での最適化を図っている。非常用の発電機は、ヤンマー50kVAの発電機を備えている。

ラジオカー(ラジPAL)

ラジPAL(ラジパル)とは、秋田放送ラジオで使用する移動中継車(ラジオカー)である。ステーションワゴンが特徴。『エキマイク』の番組内で、中継レポートを出している。また、ラジオ番組の取材用車輌としても使用されている。

FM補完中継局の親局化構想への不参加

秋田放送が加盟する日本民間放送連盟は、FM補完中継局制度を見直す方針を2019年に公表した。連盟に参加するAM放送事業者(民放AM局)が、2028年までにAM放送免許の更新時期を迎えることを踏まえて、民放AM局独自の経営判断によってAM放送からFM放送への転換(またはAM・FM放送の併用)が可能になるような制度の整備を求める要望書を、総務省が設置する「放送事業の基盤強化に関する検討分科会」に提出した。総務省も2020年10月に『民間ラジオ放送事業者のAM放送のFM放送への転換等に関する「実証実験」の考え方』を公表したことから、民放AM47局で組織する「ワイドFM(FM補完放送)対応端末普及を目指す連絡会」では、44局が2028年秋までにFM局への転換を目指していることを2021年6月15日に発表したが、既存の放送エリアをほぼカバーするための設備投資に多額の費用を要することを理由として、FM補完中継局の親局化構想参加局の中に秋田放送は含まれておらず(他にはともに北海道北海道放送STVラジオ)、発表時点ではこの動きに参加しないこととした[131][132]

放送中のラジオ番組

2025年4月時点[133]

自社制作番組は太字

さらに見る 時, 月曜日 ...
さらに見る 時, 土曜日 ...

随時放送

過去に放送した自社制作ラジオ番組

平日早朝

  • 井関裕貴のケータイっていいね!( - 2013年3月29日、月曜 - 金曜 5:25 - 5:30、再放送 同日 16:20 - 16:25)

平日朝

  • ABSおはようワイド

平日午前

平日午後

平日夕方

  • 箭内優 (2013年1月3日 - 2014年3月27日、木曜 18:00 - 18:10)
  • カズに聞け!~中村和雄魂の人生相談~(水・木曜 18:00 - 18:10)

平日夜

  • ジャズ・オブ・レイト[136](木曜・0:25 - 0:55、DJ:原康之、1975年には放送)
  • RADIO MAMBO JAMBO

金曜日

  • 秋田YEGの俺たちに任せろ! ( - 2013年3月29日、金曜 12:20 - 12:45)

土曜日

日曜日

  • 日曜のいろりばた(1979年には放送)[141]
  • サンデーワイド・ミュージック~ヤスオとミナコのなま・なま歌謡曲~[135]
  • くさたま音楽堂( - 2013年3月31日、日曜 10:00 - 10:30)
  • サンデーミュージックワイドラリー スタジオB
  • 晴れのち晴れブラボーな日曜日
  • サンデー電話リクエスト

その他

  • 民謡学校(毎週金曜、20:00 - 21:00)[142][143]
  • ポップ・アンド・ワーズ(DJ:藤沢ルミ)[144]
  • サテライトアワー(1963年12月 - ? 、日・火・木・土 14:00 - 14:30)[145][146]
  • 夜のしじまに[147]
  • ロッキンストリート七丁目
  • ボス・サイド・ナウ
  • おとな養成講座
  • 播東和彦のLOVE LAND
  • ズンチャカメキメキ145
  • おしゃべり自由席[148]
  • 120万人のいつでもラジオ
  • ドクター窪田の男の性・女の性[149]
  • これはkikiますビタミンラジオ
  • 花咲けねんりん倶楽部
  • サンデーワイド・ミュージック~ヤスオとミナコのなま・なま歌謡曲~[135]
  • まっぴる御免!歌謡りくえすと[135]
  • 大潟八郎のスーパーから八郎です
  • ヨンボの音楽いろは塾
  • アマチュアバンド倶楽部
  • 依さんのIDOBATA歌謡曲[150]
  • ハラハラハイスクール
  • ラヂオ快晴原じるし
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テレビ

要約
視点

秋田放送とTBS

秋田県には、TBS系列のテレビ局が存在しない。TBS系列は、1960年代には、民間放送のネットワークとして日本最大の世帯カバレッジ率(1960年代)[153]を誇っていた。しかし、こと秋田県においては、他県に比してスピルオーバー効果の恩恵に浴しにくいという事情もあり[154]、民放第1局目である秋田放送でのTBS系列の番組放送を通じて、秋田県ではTBS系列の番組の視聴が行われていたと考えられる。

特に、TBSが「民放の雄」とまで言われ人気番組を多く擁していた1965~85年(昭和40~50年代)[155]には、「8時だョ!全員集合」(秋田放送ほか系列外番販実績なし[156])などの例外はあるにしろ、秋田放送でも一社提供番組を中心に、一定数のTBSの番組をネットしていた(下記の表を参照)。

1992年に、TBS系朝の番組のネットを打ち切ったあとも、ドラマを中心にTBS系番組の放送が続いたが、2000年代後半ころから、番組枠そのもの消滅(愛の劇場パナソニックドラマシアターなど)が相次ぎ、秋田放送でのTBS系番組の放送は激減した。

2020年代に入ってからは、TVerのような配信プラットフォームの成長もあり[157]、秋田県内でTBS系番組を視聴するハードルが格段に下がった[158]。このようななかで、テレビ放送開始以来続いてきた、秋田放送がTBS系番組の放送を行うという役目は、終焉を迎えつつある。

  • テレビ放送開始に際し、秋田放送がJNN加盟の意志を持っていたかどうかは不明である。山形放送ニッポン放送と業務提携したのと同時期に、秋田放送も文化放送と業務提携した記録[33][34]が残っていることからも、在京ラジオ局のなかでラジオ東京と特に関係が深かかったというわけではないと考えられる。なお、ラジオ東京テレビを中心としたJNNが結成される以前には、ラジオ東京テレビで放送されるニュース映画を秋田県内でも制作(16mmフィルム・1957年には1か月で800フィート分)していたという記録がある[159]
  • 2009年度時点では、買掛金の金額ベースでは、対TBSが600万円、対テレビ東京が約470万円でTBSが上回っていた[160]。しかし、2011年度では、対テレビ東京が約470万とかわらないものの対TBSは有価証券報告書内の買掛金明細では上位にランクされなくなった[161]
  • 2020年代にはいり、TBS系番組の放送は一層の減少傾向にある。これと並行して、2020年代に入り平日夕方の「ヨンチャンドラマシアター」が廃枠され、news every. 第0部のネットが開始されたように、日本テレビとの同時ネット枠が増加している。また、TBSテレビがキー局のなかで番組販売に積極的ではないことに加え、フジテレビ他のキー局が一括放送形式を採っているのに対し、TBSのネットワークセールス枠の番組の放送においては個別放送契約方式を採られていること[162]に留意する必要がある。
  • 上記に対して、テレビ東京系の番組の遅れネットは多い。
さらに見る 制作局, 1978年 4月第3週 ...

テレビネットワーク・番組編成の変遷

  • 1952年(昭和27年)4月〈ラジオ東北テレビ開局前〉- 正力松太郎による「日本テレビ放送網構想」に対し、秋田県議会定例会で 、「日本テレビ放送網株式会社秋田中継所設立についての意見書案」が提案、可決される[169]。しかしながら同構想はその後頓挫した。
  • 1958年(昭和33年)
    • 当時のラジオ東北社員・鷲尾三郎がテレビ放送に先立って郵政省にテレビ番組基本編成表を提出。当時、郵政政務次官だった秋田2区選出・飯塚定輔の助力もあり、10日余りで認可される[22]。そして、3月にテレビ放送の予備免許が下りる[50]
    • 4月 - 電電公社の第二次五カ年計画マイクロ回線整備計画により、秋田にいたるマイクロ回線のルートが、仙台~山形~秋田とすることが正式に決定。翌5月より中継局舎の建設開始[170]
    • 8月以後 - ラジオ東京が8月に五社協定締結後、全国のテレビ放送開始を進めている民放各社に、ニュースネットワーク(後のJNN)に加盟するよう要請する手紙を送付[171]。ラジオ東北もこれを受け取ったと思われるが、回答は公的には残されていない。
  • 1959年(昭和34年)
    • 当時、TBSと日本テレビが全国各地でネットワーク系列局獲得で争っていた。特に、4月10日の皇太子ご成婚パレードのテレビ中継を機に、TBSと日本テレビが、地方局のネットワーク形成を加速していくことになる[172]
    • こうした状況のなか、日本テレビとTBSの両系列をネットしつつも[173]、1959年8月1日にJNNに加盟する方針を示した岩手県の岩手放送に対して、日本テレビは番組提供を打ち切りを通告[174]。開局前に編成を大きく入れ替えることとなった[173]。この日本テレビの姿勢は秋田放送を含む当時新たに開局を予定していたテレビ局のネットワーク選択に影響を与えた[175]とされる。また、この一件により、日本テレビとTBSの潜在的な緊張関係[176]が明白なものとなった。
    • 1959年末時点では、TBS系列が18局(青森放送を含む)に対し日本テレビ系列が12局(山陰放送を含む)であり、1960年開局組の秋田放送・山形放送・福井放送・宮崎放送がどちらの系列に加盟するかが焦点となっていた[176]。系列局数でTBSに比して劣勢であった日本テレビとしては、安定的な放送ネットワーク形成のため、1局でも多く加盟局を増やしたい状況であった。
    • 時期不明 ではあるが、この年に当時の武塙祐吉社長が、東京で開かれた「日本テレビを中心とする民放代表者の集まり」(原文ママ)に出席[177]し、翌年に日本テレビ系列局になったことからも、キー局の選択については順当に進んだものとみられる。
  • 1960年(昭和35年)4月1日 テレビ放送開始。
    1. 当初は、「ラジオ東北テレビ」の名の通り、秋田県全域と弘前・青森・盛岡・酒田をも含むカバレッジを想定していた[178][179](のちに秋田県内に縮小[180])。
    2. 秋田放送のほか、山形放送福井放送のテレビ放送開始にあわせて組織された[59]、ニュースのネットワークとしての機能をもたず、あくまでも番組供給のネットワークとして組織されたNNNに加盟。JNNに相対するネットワークとして、ここで初めて日本テレビ系列の土台が完成した。
    3. 番組供給は、「一般番組が日本テレビ、フジテレビ、日本教育テレビ(NET、引用者注:現・テレビ朝日)など4つ[181]」(原文ママ)から受けると魁新報紙面での記述がある。また、ニュースは日本テレビを主体に共同テレビジョンニュース社(現:共同テレビジョン)からも一部を受けると定める。加えて、学校放送番組の関係で、日本教育テレビともネットワークを組む[182]
    4. 日本テレビをキー局として選択した理由は、当時のテレビネットワークを取り巻く状況から、以下の二つの仮説が挙げられている。
      1. 上述の、東京~仙台~山形~秋田に到達する常用のマイクロ回線が当時は1本しかなく、端局である秋田は、山形放送(YBC)と同じ系列にならざるをえないため。 このマイクロ回線は、山形放送・ラジオ東北のテレビ放送開始に間に合うように新設されたものである[183]。電電公社のプランでは、民間テレビ放送1局のエリアでも、マイクロ回線は少なくとも2系統敷設するとしていた[184]が、テレビ放送のネットワークを決定する段階では、1系統のみだった。こうした秋田放送のテレビ回線事情に関して、当時の民放連技術部長・杉山一男は、四国放送高知放送とおなじ系列にならざるを得ないことと同様の事情が秋田放送と山形放送にもあるとして、予備回線を使用しない限り、自由に番組の選択ができないことを憂慮する旨の発言[185]を行っていた。ただ、山形放送側の記録[186]では、山形放送が日本テレビを中心としたフリーネットを選択する際、同時期に開局する秋田放送テレビの事情を勘案したかどうかには言及がない。
      2. 当時スポーツ中継の人気が高かった日本テレビ系列を主体としたい意向が強かったため巨人戦中継の事情を勘案した山梨放送が日本テレビ系列を選択した[187]のと似た理由といえる)。
    5. なお、二ュースのネット供給元として、日本テレビだけでなくフジテレビの名前もあがっている[181]
  • 1961年(昭和36年)8月5日 - 当時の電信電話公社が民放連に対し、カラーテレビ中継用マイクロ回線使用計画を回答。同計画により、マイクロ回線の終端である秋田でも、東京民放4社のなかから2社を選択、山形放送とは異なるキー局(例えばTBS)を選択できるような環境が整うが、秋田放送と山形放送は引き続き「同一番組をとる」こと(日本テレビをキー局とする、との意と思われる)になる[188]
  • 1966年(昭和41年)4月1日 - ニュース・ネットワークとしての機能を持ったNNN協定[189]が発効、加盟。
  • 1967年(昭和42年)6月 - 民間放送教育協会(略称:民教協)に加盟。
  • 1969年(昭和44年)10月1日 - フジテレビ系列局として秋田テレビ(AKT)が開局し、フジテレビの番組全般が移行(スポンサーの意向で遅れて移行した番組もあり)。同時にTBSやNETテレビの一部番組が移行。
  • 1972年(昭和47年)6月14日 - この日発足したNNSに加盟。
  • 1975年(昭和50年)3月31日 - 関西地区の腸捻転解消に伴い、朝日放送(ABC、現・朝日放送テレビ)制作の番組がTBS系列扱いからNETテレビ系列扱いに、毎日放送(MBS)制作の番組がNETテレビ系列扱いからTBS系列扱いにそれぞれ変更される。当時の秋田県にはどちらの系列局もなかったため、引き続き編成に応じて秋田テレビと共有した。
  • 1979年(昭和54年)3月5日 - キー局の日本テレビでは『ズームイン!!朝!』を開始するが、ABSテレビではネット受けと中継参加をせず、代替としてTBS系『おはよう700』をネットを開始(開始日は未詳、少なくとも1979年11月の時点で放送は開始[190])。「テレビのおばちゃま[191]→「おはようこどもショー」以来、キー局・日本テレビ同時ネット枠だったが、TBS系朝の情報番組のネット開始となった。このことの背景として、ローカル局からの中継を番組の特色として打ち出すという姿勢に、人員配置やENGカメラ等機材上の問題などから、一部のローカル局から反発があった、ということがあげられる[192]。加えて、枠そのものはNNN協定での必須ネット枠ではなく[193]、いわゆる「編成の自主権」を行使した格好となった。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 秋田テレビがANNを脱退し、FNNFNSフルネット化。これに伴い。テレビ朝日系のほとんどの番組が秋田テレビから秋田放送に移行(朝日放送・名古屋テレビ(NBN、現・メ~テレ)制作分を除く)。
  • 1992年(平成4年)10月1日
    • 秋田朝日放送(AAB)開局により、民教協制作分以外のテレビ朝日の番組全般がAABへ移行。「モーニングショー」の同時ネットも終了。開局直前でのテレ朝系番組の編成割合は17.9%で、生放送およびプライム枠の番組を中心に日本テレビ系に入れ替えとなった他、一部はTBS・テレビ東京系番組にも入れ替えとなった[194]
    • 同時に、1979年3月から13年7ヶ月間続いたTBS系朝の情報番組のネットおよび、中継参加から撤退(南海放送も同じ)[195]。これにより、TBSテレビとの系列外同時ネット枠が完全に消滅。以後、TBSとの定時同時ネット枠は存在しない。
  • 1999年(平成11年)3月 - 日本テレビ系列の木曜19時台のローカル枠編成終了に伴い、「日立 世界ふしぎ発見!」が土曜12時に移動。
  • 2000年代前半 - TBSからはドラマ、テレビ東京からはバラエティ番組を番組販売で放送という編成傾向が続く[102][103][196]
  • 2013年(平成25年)3月31日 - 福井放送(FBC)・四国放送(JRT)と同様、この日をもってTBSの『パナソニック ドラマシアター』の遅れネットを廃止。これにより、ゴールデン・プライム枠のTBS系列の番組の遅れネットが消滅し、ゴールデン・プライム枠の番組がすべて日本テレビ系列に統一される。
  • 2015年8月29日 - 1997年に日本テレビからTBSに放映権が移行して以来、初めて「世界陸上」を遅れネット[197]。2025年現在、同番組の遅れネットはこの1回のみ。
  • 2020年
    • 2020-21シーズン限りで冬の全国高校ラグビー中継全国大会関連番組のネットを離脱(秋田大会はTBS系と同じタイトルロゴ・テーマ曲で現在も放送中)。
    • 6月 - 『日立 世界・ふしぎ発見!』を打ち切り、深夜帯以外からTBS系バラエティ番組のレギュラーネットが消滅。
  • 2022年4月4日 - TBS・テレビ東京系ドラマの集中遅れネット枠(ごくまれに日本テレビ系作品の再放送)として設定していた「ヨンチャン ドラマシアター」を廃止し、『news every.』16時台をネット開始(金曜のみ引き続き自社制作番組)。これによりABSではネットスポンサーのつかない他系列のドラマは原則放送されなくなった。
  • かつて秋田放送テレビでは土日の午後時間帯に、TBS「日曜劇場」以外の連続ドラマ(火曜ドラマ木曜ドラマ金曜ドラマ・スペシャルドラマ等)放送を行っていたが、2025年4月期はなし[198]。土日の午後の時間帯(枠名「土曜スペシャル」「サンデーナビ」)は、自社制作の特集番組などを放送している。

チャンネル

Thumb
日本テレビ系列のリモコンキーID地図
Thumb
デジタルテレビ・FMラジオ送信塔(大森山)
Thumb
アナログテレビ送信塔(大森山)

デジタル放送

  • 秋田県内カバー率:96%(約37万世帯)[199]
  • 送信所
    • 大森山 35ch[注 24][201](1.1 kW)
      • リモコンキーID:4
      • 呼出符号:JOTR-DTV
      • 呼出名称:あきたほうそうデジタルテレビジョン(2006年6月1日開始)
        • 秋田県内のテレビ局で唯一デジタル放送とアナログ放送の送信塔が別であった。
        • 放送開始・終了時やステーションID放送時では、表記・呼称共に「秋田放送テレビジョン」。
  • 中継局[6]
さらに見る 送信所, チャンネル ...

アナログ放送(2011年7月24日停波)

親局
  • 送信地:秋田市浜田字大森山、大森山公園
  • 本放送開始日: 1960年4月1日
  • 秋田 11ch[注 25]
  • 呼出符号:JOTR-TV(音声多重放送は…-TAM)
  • 呼出名称:秋田放送テレビジョン
  • 映像周波数:211.25 MHz
  • 音声周波数:215.75 MHz
  • 映像出力:D 5.0 kW(指向性あり)[202]
  • 音声出力:1.25 kW
  • アンテナ:地上高68m スーパーゲーン14段アンテナ[203]

中継局

放送中の番組

出典:[204]

自社制作番組

報道
ローカルワイド番組
情報番組
  • 五郎が斬る!(日曜 7:00 - 7:15[注 29]・再放送:火曜 11:00 - 11:15)
  • 知っトク 医療のつぼ(日曜 7:20 - 7:30・再放送:火曜 11:15 - 11:25[注 30]
  • ZIP!SUNDAY(日曜 11:40 - 11:50・再放送:日曜 25:25 - 25:35)[注 31][注 32]
  • 高等学校入学試験 解答・解説(入学試験実施日(3月上旬)の夕方に放送
広報番組
  • あきたびじょんNEXT(第1土曜 17:25 - 17:30、秋田県総務部広報広聴課制作)
  • こんにちは秋田市から(土曜 11:40 - 11:45、秋田市企画財政部広報広聴課製作)
  • わがまち大好き秋田市長です。(第3日曜 11:40 - 11:55、手話放送)
  • ヨンチャン広報室 (土曜 21:54 - 22:00、不定期)
自己批評番組
  • あなたとABSテレビ(広報番組)(月1回放送 日曜 7:15 - 7:20)[注 33]
スポーツ番組
  • 秋田県少年野球大会(決勝のみ放送)[注 34]
  • 高校ラグビー秋田県大会決勝戦
  • 高校サッカー選手権大会秋田県大会決勝戦
インフォマーシャル
  • chu→モク!(月 - 木曜 11:25 - 11:30)
ミニ番組
  • 生活協同組合コープあきた&co-op共済 presents 快けつ!のどかちゃん(第1・3月曜 11:25 - 11:30、アド東北制作)
  • Jewelry Days(月曜 21:57 - 22:00)
  • YURIホールディングス presents Team UP! Cheer UP!!(第1・3火曜 21:54 - 22:00、アド東北制作)
  • 秋田スズキ presents フロンティア(第2・4火曜 21:54 - 22:00)※北東北3県のRAB・ABS・TVIの3局ネット。
  • PRIME HOUSE TV 「Enjoy! PRIME LIFE.」(第2・4木曜 21:54 - 22:00、アートシステム制作)[注 35]
  • Masterpiece presents ファミリーナビ(第1・3土曜 9:25 - 9:30、アド東北制作)
  • セーフティエブリディ(第2・4土曜 9:25 - 9:30)[注 36]
  • ナイスpresents 旬菜きっちん(第1・3土曜 11:55 - 12:00)
  • 秋田アグリサポート presents 畑は笑顔(第2・4土曜 11:55 - 12:00)
  • 走快!CARすたいる(日曜 21:54 - 22:00〈不定期〉)[注 37]

日本テレビ系列のブロックネット・遅れネット番組

他系列の番組

TBS系列

テレビ東京系列

独立局

その他

過去に放送した番組

自社制作番組(レギュラー番組)

報道
  • ワイドレーダーあきた[206](1978年4月3日 - 1982年3月、月 - 金 18:00 - 18:30)
  • ABSニュースワイド[207][208](1982年4月 - ?、月 - 金 18:00 - 18:30)
  • プラス1あきた
  • Newsリアルタイムあきた
  • 高校合格者発表
ローカルワイド番組
  • ABSくらしのワイド[209](1975年 - ?、火・金)
  • ABSホットスタジオ~土曜の午後にちょっと~[210](1986年4月 - ?、土 12:00 - 12:45)
  • ABSワイドゆう
  • ゆうドキっ!
  • フラフリ
  • 週刊エビス堂
  • エビス堂☆金
インフォマーシャル番組
  • こちらお茶の間情報局
  • ABS耳より市場
  • ABSズームアップ
広報番組
  • テレビ県民室
  • あきたで◯◯暮らし~Good Life~
  • あきったび
  • 天気予報と農事メモ
  • ABSあらかると
  • あなたとABS
  • 農家の窓[211]
教育
  • スギの子ひろば[212](日曜 14:15 - 14:30)
娯楽
  • サッカーTVマガジンジョガドール
  • ぼなぺてぃ。~召し上がれ!秋田のお菓子たち~
  • 民謡おさらい道場[213][214][215](1968年3月 - 1972年3月、土曜 12:30 - 13:00)
  • ABSカラオケ歌謡大賞
  • 民謡招待席
  • TVマガジン
  • 唄っこで勝ち抜きまショー[216](?- 1972年12月)
  • がけっぷちぇ~す
  • 続 がけっぷちぇ~す
  • ローソンPRESENTS 超神ネイガーVSホジナシ怪人
  • ローソンPRESENTS 超神ネイガー ~あきた観光地大決戦~
  • 超神ネイガー 勝ぢ抜ぎ大バトル!
ミニ番組
  • 北都ふるさと浪漫~伝えたい未来遺産~
  • 北都銀行Presents STAY GOLD!~秋田が青春だった頃~
  • 支え合ういのち
  • 青春あきた米印
  • 美人を育てる秋田米応援団
  • まこ社長のマイホームよろず話 TV版
  • まこ社長のマイホームよろず話 TV版 2nd season
  • まこ社長のマイホームよろず話 TV版 3rd season
  • ポークランドグループ presents モモちゃんの桃豚クッキング!
  • 秋田スバルpresents ACTIVE STYLE
  • 秋田スバルpresents new story by FORESTER
  • アクネス不動産Presents G-Color
  • AdeB Presents 美子の3分ビューティー
  • JEWELRY LIBRARY
  • Jewelry Days
  • それいけ!モモちゃん部長!
  • JA葬祭 虹のホール presents life ~今の人生を支える大切な人の言葉~
  • ひるべん
  • MIRAIPO~未来に一歩近づくテレビ~

ネット番組

日本テレビ系列(遅れ放送分)
キー局の未ネット番組
  • DAISUKI!(1996年9月26日と1997年1月4日のスペシャルのみ同時ネットで放送[224]
さらに見る 制作, 枠名等 ...
テレビ東京系列
テレビ朝日系列

☆はAABへ移行された番組。★はABSで打ち切られたものの、AABで再開した番組。

フジテレビ系列

その他
民間放送教育協会制作
その他アニメ
  • 新白雪姫伝説プリーティア
  • よばれてとびでて!アクビちゃん
  • ヤミと帽子と本の旅人
  • ぽかぽか森のラスカル
  • 鬼滅の刃[注 62]
  • 転生したらスライムだった件(エイトビット制作)[注 63]
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主な受賞歴

  • ドキュメンタリーでは、モデル農村・大潟村で国の減反政策に翻弄された農民の姿を取材。[291][292]
さらに見る 年号, 大会名 ...
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アナウンサー

要約
視点
さらに見る 性別, 氏名 ...

過去のアナウンサー(異動・退職)

●は故人。

さらに見る 性別, 氏名 ...


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スタジオ

テレビ

中通社屋

スタジオは1か所に集約されるが、一般的な汎用スタジオとして使用する2層吹き抜けのフロア横に、報道番組での使用を念頭に置いた1層のスペースが設けられている。これによって、夕方ニュースのセットは常設扱いとなり、通常放送時以外にも使用可能。なお、スタジオとしては1か所となるため副調整室も1か所となる。

  • テレビスタジオ
ABS news every.、えび☆ステ等 ほとんどの番組が使用可能
  • 報道フロア
遮音板も兼ねたセットが常設。定時ニュースや緊急時の顔出しで使用。

スタジオ照明機器等納入:東芝ライテック[310]

スタジオサブシステム・コンパクトOTCシステム納入:パナソニックシステムソリューションズ[311]

山王旧社屋

どちらも、1階内に隣同士の別部屋になっていた。報道フロアは専用の副調整室を持たず、主調整室の手動送出卓から送出されていた。

  • Aスタジオ:情報番組や県政番組などを中心に使われていた汎用スタジオ。
  • Nスタジオ:ABS news every.などニュース中心の小規模スタジオ。
  • 報道フロア:本館一階の報道フロア内に設置されていた簡易的なオープンスタジオ。

ラジオ

中通社屋

二階、秋田駅寄りに並んで設置

  • 第1スタジオ
おもに「花ちゃんの民謡は日本一」などの録音系
  • 第2スタジオ
主に「さきがけニュース」などの報道関連
  • 第3スタジオ
あさ彩りワイド秋田便、エキマイクなど

山王旧社屋

サテライトスタジオ

  • スタジオなかいち:エリアなかいち内にある、オープンスタジオ。 エフエム秋田と曜日別に使用している。ごくじょうラジオなどの一部の番組で使用されていた。
  • 協働社サテライトスタジオ:協働社ビル内に設置。1960年代放送のラジオ番組「サテライトアワー」にて使用されていた[145][312]
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情報カメラ

イベント・事業

  • ABSまつり…2010年から。毎年9~10月に開催(2020・2021年は休止)。飲食ブース、芸人のステージ、ABSのアナウンサーによるイベントなどが行われる[313][314][315][316]
  • 私立恵比寿中学秋田分校(2015年~)

地域ニュースの動画配信

  • 昼ニュース(NNNストレイトニュース内ローカル枠)と夕方ニュース(ABS news every)で放送したものなどを中心に、日テレNEWS NNN のサイト内秋田放送のページにて、テキストと動画で毎日配信。

社史・広報誌

  • 社史:公式には創業以来一度も刊行していない(2025年現在)[317]
  • PR誌:月刊ラジオ東北[318]→月刊秋田放送[319]、ABS広告シリーズ(2025年現在は不明)
  • 調査・研究誌:ABSレポート[319](2025年現在は不明)

広報

コーポレートメッセージ

  • もっと秋田が好きになる。[320](2015年頃~現在):キャンペーンソング「この街がふるさと」(ケースケ&マサ)も制作、使用された[321]

マスコットキャラクター

関連会社

  • 秋田魁新報社…秋田放送(創立当初はラジオ東北)の主たる出資者。

過去の関連会社

  • ラジオ東北テレビサービス[322]→秋田放送サービス[323](子会社)- 現在は解散。
  • なお、隣県のエリア内民放第1局には制作等を請け負う関連会社がある(YBC東北映音IBC:総合企画新和、RAB:RABサービス)が、秋田放送にはない。

過去に出資した経歴のある会社

出典[324][325][326][327][328]

不祥事・放送事故等

  • 2008年11月6日 - ABSラジオにて、誤って緊急地震速報が流れる事故が発生[330]
  • 2013年3月4日 - 前々日(3月2日)に脱線し、その後運行を再開した秋田新幹線を撮影するために報道部の記者が大仙市内にて線路に近づいたことにより試運転中の新型電車(E6系)を緊急停車させる事態が起きた[331]
  • 2020年5月8日 - 「ABSお天気情報」にて、システムトラブルにより、誤った情報を放送[332]
  • 2025年7月11日 - ABSテレビにて、午前8~10時台に断続的に複数回にわたりCMが放送できなくなる事態が発生[333]

脚注

外部リンク

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