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ダウンタウンなう

日本のフジテレビ系列のトークバラエティ番組 ウィキペディアから

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ダウンタウンなう』(英称: Downtown Now)は、フジテレビ系列2015年平成27年)4月17日から2021年令和3年)3月19日まで放送されていたトークバラエティ番組司会を務めていたダウンタウン冠番組だった。

概要 ダウンタウンなう Downtown Now, ジャンル ...

2021年4月2日からは、これまで番組の特別編として放送してきた『人志松本の酒のツマミになる話』(ひとしまつもとのさけのつまみになるはなし)が後番組としてレギュラー化し[1]松本人志単独の冠番組かつ『人志松本のすべらない話』のスピンオフ番組となった。

ステレオ放送文字多重放送(「本音でハシゴ酒」以降)を実施している。

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概要

要約
視点

開始当初の放送時間は毎週金曜日 19:57 - 20:54 (JST)。前番組の『してみるテレビ!教訓のススメ』に引き続きダウンタウンが司会を務め、当初は「ほぼ生放送」をコンセプトとしていたが、後期には「本音でハシゴ酒」がメイン企画となった。

2017年1月27日(2017年初放送)からは放送時間を従前より118分繰り下げ、毎週金曜日 21:55 - 22:52(JST)で放送[2]、これに伴い、当番組の移動で19:57 - 21:49に移動した直前番組『金曜プレミアム』との接続は、21:49に移動した『ユアタイム クイック・あすの天気』を挟んでのジャンクション・ステブレ入りに変更した(地方局は、ローカルニュースを放送)。フジテレビ系列の金曜22時台がレギュラー放送のバラエティ番組枠になるのは、2008年4月 - 2009年2月放送の『一攫千金!日本ルー列島』以来約8年ぶり。2017年10月13日には21:00 - 23:22(JST)に2時間半の拡大版が放送された。

2020年ごろから新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「本音でハシゴ酒」のロケ・収録が困難となり、総集編や特別編「人志松本の酒のツマミになる話」の放送頻度が増加。2021年4月2日からは「酒のツマミになる話」を独立番組化させることとなった[注 1]。後継番組は松本人志の単独番組となり、これまで番組に出演してきた浜田雅功坂上忍が降板。最終回はエンディングで「ほぼ生放送」時代の映像をワンシーンだけ映した後「本音でハシゴ酒」時代の複数の回の映像をバックに「6年間続いた『ダウンタウンなう』は今夜でお開き」とした上で、これまで500人以上のゲストが「本音でハシゴ酒」に出演した事を説明すると共に「コロナ禍が明けた暁には再び「本音でハシゴ酒」ができるように」という旨のナレーションで締めくくった。

これに伴い、1991年12月スタートの『ダウンタウンのごっつええ感じ』以降[注 2]、番組や放送枠を変えながら29年4か月にわたって続いてきたフジテレビのゴールデンタイム・プライムタイムでのダウンタウンメインのバラエティ番組が消滅することとなった。1989年4月から1993年3月までは『森田一義アワー 笑っていいとも!』に出演しており、フジテレビの番組には32年間コンビでレギュラー出演していた。なお、「人志松本の酒のツマミになる話」はレギュラー化において、同枠は放送時間は3分繰り下げ・縮小し、毎週金曜日 21:58 - 22:52(JST)となった。なお、『人志松本のすべらない話』のスピンオフ番組がレギュラー放送されるのは2012年3月終了の『人志松本の○○な話』以来9年ぶりとなる[1]。2022年1月21日には21:30 - 23:07(JST)に『人志松本の酒のツマミになる話』としては初の1時間半の拡大版が放送された。

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番組内容の変遷

「ほぼ生放送」(番組開始 - 8月14日、9月11日)
ちょっと変わった人生」を歩んできた人から「他では聞けない話」を聞き出す「ほぼ生放送[注 3]」による番組構成。司会のダウンタウンが生放送(※遅延送出システム)にレギュラー出演するのは『生生生生ダウンタウン』(TBS系列)以来22年ぶりの事である。フジテレビが金曜20時台に生放送を行うのは、バラエティ番組ウォンテッド!!13人の金曜日[注 4]以来約17年ぶりとなる。この番組スタイルを放送開始当初は売りにしていたが、2015年9月11日放送分を最後に打ち切られた。
「本音でハシゴ酒」(2015年8月28日、10月9日 - 2021年1月22日)
事前に収録済のものを放送している。司会のダウンタウンとナビゲーター兼進行役の坂上忍、同行する飲み仲間役の女性タレントを、各分野の「お客様」がロケ地周辺の居酒屋などの飲食店で出迎え、実際に料理と一緒にお酒を飲みながら悩み・秘話・裏話・暴露話などをトークする企画[注 5]。「ハシゴ酒」のタイトル通り、複数店を回るが、同じエリア内で違う店舗を2~3軒回りながら一度に収録するため、収録終盤になると浜田・松本や坂上の顔が真っ赤になっていることも珍しくない。なお本編収録前に坂上が店舗を下見しおすすめのメニューを試食する映像が番組内で放映されている。字幕放送対応(浜田の声は黄色、松本の声は緑色、坂上の声は水色)。
2015年8月28日放送分で、前番組『してみるテレビ!教訓のススメ』最終回に放送された『坂上忍プレゼンツ 真っ昼間からハシゴ酒のススメ』をベースとした、番組初の収録による「お悩みハシゴ酒」を坂上忍プレゼン企画第2弾として放送したところ、番組初の二桁視聴率(11.2%。ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)を記録するなど反響が大きかったことを理由に、10月9日以降は番組を収録放送にリニューアルし、「本音でハシゴ酒」として正式にシリーズ[3]され、ナンバリング上で第1回目は2015年3月20日と定められた。異なる番組内のコーナーが引き継がれるのは異例である。
「本音でハシゴ酒」がメイン企画となって以降、ゲスト出演者から聞きだした本音やメディアなどで噂されている暴露話などが、スポーツ新聞ネットニュース等で記事の出典として頻繁に扱われる。
2015年8月28日放送分に出演した清原和博(元プロ野球選手)に対し、浜田が単刀直入に薬物の使用疑惑について質問して清原が強く否定する会話が放送された。その後、2016年2月に清原が覚醒剤所持容疑で逮捕された際に、改めてこの場面がマスコミで取り上げられた[注 6]
2018年5月4日放送の回が番組最高視聴率12.8%を記録した。
2020年4月10日放送分からは、新型コロナウイルスの影響により、フジテレビ内のスタジオで収録を行なった。以後、傑作選・リモート収録[4]・感染対策を施した上でのスタジオ収録などを経て、末期は都内の飲食店を借り切って収録を行っていた(感染対策のため、店舗を移動するシーンは省略されている)。後述のリニューアルもあり、最終的に2021年1月22日放送分が本企画の事実上の最終回となった。
「人志松本の酒のツマミになる話」(2020年8月21日 - 現在)
正式名称は、ダウンタウンなう特別編「人志松本の酒のツマミになる話」
人志松本のすべらない話』のフォーマットを踏襲して始まった企画。開始当初は「本音でハシゴ酒」と並行する形での不定期放送だった。2021年4月からは、後番組として単独番組となる。出演者はメインMCの松本、松本の両サイドの席はコンビ芸人で、松本の左側(下手)の芸人が進行役(松本は、この両サイドの席を「助さん格さん席」と呼び、全幅の信頼を置いている)、ゲストが4人の計7人(2回目から4回目まではゲストが5人の計8人)。浜田は出演しない。
“酒のツマミになるような話なら何をしゃべってもOK”という緩いルールのもと、芸人・タレント・アイドル・アーティストから俳優・女優・文化人・アナウンサーに至るまで様々なジャンルのゲストが出演。収録前に楽屋で自身が好きなお酒を数杯飲み、収録中でもお酒を飲みながらほろ酔い気分で酒の席が盛り上がる本音トークを繰り広げる。
本家『すべらない話』のセットを使用しているが、中央に飾っている松本の肖像画がほろ酔いの表情でTシャツ姿になっていたり、肖像画の下に置かれた写真には『ダウンタウンのごっつええ感じ』のコントセットや『一人ごっつ』の大仏のセット写真を白黒加工したものが飾られていたり、黒いサイコロではなく、本来サイコロを振るエリアの淵が7等分されてゲストの名前が書かれており(1回目から4回目までは8等分。1回目は星印があり、そこに止まったら松本の指名やゲストの立候補で決定、2回目から4回目はゲストが5人のため)、松本がサイコロを振るエリアで特製のビアボトルを回し、止まった注ぎ口の先を指したゲストからトークのきっかけとなるお題を決め、そこから話を膨らませていく。また、新型コロナウイルス感染防止対策としてプレーヤーの間にアクリル板が設置されている(出演者の詳細は当該項目を確認のこと)。
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出演者

「人志松本の酒のツマミになる話」メインMC
「人志松本の酒のツマミになる話」進行
以下の4組が1組ずつ、原則2週交代での出演。
「人志松本の酒のツマミになる話」ナレーター

過去の出演者

「ほぼ生放送」「本音でハシゴ酒」メインMC
「ほぼ生放送」進行
  • 山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)※「ほぼ生放送」から「本音でハシゴ酒」になっても不定期に出演している。
「ほぼ生放送」主なパネラー
「ほぼ生放送」ナレーター
「本音でハシゴ酒」ナビゲーター兼MC
  • 坂上忍[注 7] - 『本音でハシゴ酒』に出演。『ほぼ生放送』にも何度か出演している。
「本音でハシゴ酒」ナレーター
「本音でハシゴ酒」歴代飲み仲間(2015年 - 2020年)

スタッフ(2023年11月以降)

  • ナレーター/若本規夫山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー、番組開始 - 2023年6月30日、2025年4月4日 -)
  • 構成/高須光聖酒井健作さだ、ビル坂恵、長谷川優
  • TP/児玉洋
  • TD/高瀬義美
  • SW/小川利行(以前はCAM)
  • CAM/木俣希
  • VE/高橋正直
  • AUD/加瀬悦史
  • 照明/甲斐則行
  • 編集/吉田裕樹
  • MA/足達健太郎
  • 音響効果/高津浩史
  • 美術制作/棈木陽次
  • アートコーディネーター(2018年3月まで美術進行)/林勇、三上貴子
  • 美術デザイン/鈴木賢太
  • 大道具/松本達也
  • アクリル装飾/谷口航平
  • 電飾/白鳥雄一
  • 装飾/百瀬貴弥
  • アートフレーム/石井智之
  • 生花装飾/荒川直史
  • メイク/山田かつら
  • CGプロデュース/久保田幸
  • CGディレクター/鈴木鉄平
  • CGデザイン/杉原有紀
  • CG制作/Ricefield Inc.
  • CG技術/遠山健太郎、中山陽介
  • 技術協力/ニユーテレスfmt、マルチバックス、デジデリック、東京オフラインセンター、ENO STUDIO、casinodrive
  • 広報/北村桃子
  • デスク/藤田冴子
  • 制作協力/吉本興業
  • リサーチ/スコープ
  • TK/松下絵里
  • FD/内田葵
  • AP/八木未果子、岡田怜子
  • 制作P/青木広美、安部公代
  • ディレクター/住田崇、渡辺恭三、麻生裕久、武田直也、佐藤野枝、松本泰治、冨田直伸、米田唯一、久保光史、飯沼慶治郎、城山海周(米田・久保・飯沼→共に以前はFD)
  • プロデューサー/池田拓也(2021年7月16日-)、宮下森資
  • 総合演出/日置祐貴(2019年7月12日-)
  • チーフプロデューサー/萬匠祐基(2022年4月1日-、2021年7月16日-2022年3月26日はプロデューサー)
  • 制作/フジテレビ編成制作局制作センター第二制作室(旧バラエティ制作センター→バラエティ制作部→制作局第二制作センター→編成局制作センター第二制作室)
  • 制作著作/フジテレビ

過去のスタッフ

  • 制作統括/中嶋優一(2019年7月26日-2020年9月、以前はチーフプロデューサー)
  • ナレータ―/石坂浩二森昌子佐藤仁美二又一成生野陽子島田彩夏(フジテレビアナウンサー)、井戸田潤ホラン千秋(2023年11月10日 - 2025年3月14日)
  • 構成/岐部昌幸、海老克哉
  • SW/河西純
  • 照明/北澤正樹
  • 編集/榎本祐紀
  • 音響効果/田中寿一、多田思央美
  • 美術デザイン/永井達也
  • 大道具/丸野彰久、佐藤貴志
  • アクリル装飾/堀内重彰
  • 電飾/枝茂孝
  • 装飾/門間誠
  • メイク/Office MAKISE
  • スタイリスト/利光英治郎
  • 技術協力/IMAGICAJ-WORKS
  • イラスト/奈々子、山里將樹
  • リサーチ/フリード、ビスポ
  • TK/水越理恵、海老澤廉子
  • 広報/瀧澤航一郎、瀬田裕幸、斎藤千可子、太田真紀子、木場晴香、山本美沙(山本→途中から)
  • デスク/吉岡沙織、榎本かすみ
  • AP/島田源太郎
  • 制作P/桐谷太一(桐谷→途中から)
  • FD/渡辺恭平、林奈実
  • 制作進行/足立宰
  • ディレクター/阿部裕一郎、黒澤寛、福司龍太、玉野鼓太郎、藤原麻衣
  • 総合演出/田村優介(以前はディレクター)
  • プロデューサー/松本祐紀、西村宗範、橋本英司(橋本→2019年7月26日-2021年6月)
  • チーフプロデューサー/蜜谷浩弥(2019年7月26日-2020年10月2日、以前は総合演出→プロデューサー)、矢﨑裕明(2020年10月16日-2022年3月26日)
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放送リスト

要約
視点

※()内は『ダウンタウンなう』からの通算放送回数。

「ほぼ生放送」時代

さらに見る 2015年(平成27年), 放送回 ...

「本音でハシゴ酒」時代

さらに見る 2015年(平成27年), 放送回 ...
さらに見る 2016年(平成28年), 放送回 ...
さらに見る 2017年(平成29年), 放送回 ...
さらに見る 2018年(平成30年), 放送回 ...
さらに見る 2019年(平成31年→令和元年), 放送回 ...
さらに見る 2020年(令和2年), 放送回 ...
さらに見る 2021年(令和3年), 放送回 ...

「人志松本の酒のツマミになる話」時代

左に記した単体の放送回数とタイトルの後のナンバーがずれているのは、総集編をノーカウントとしているため。2021年4月2日以後の分は通算放送回数の後に「酒のツマミになる話」(レギュラー版)としての放送回数を記す。
さらに見る 2020年(令和2年), 放送回 ...
さらに見る 2021年(令和3年), 放送回 ...
さらに見る 2022年(令和4年), 放送回 ...
さらに見る 2023年(令和5年), 放送回 ...
さらに見る 2024年(令和6年), 放送回 ...
さらに見る 2025年(令和7年), 放送回 ...
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ネット局と放送時間

さらに見る 放送対象地域, 放送局 ...
  • 枠移動前に2時間スペシャル放送時は、19時台がローカルセールス枠のため、19:57飛び乗りの局はフジテレビからの57分短縮版を裏送りで放送することがあった[注 19]
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その他

  • 「ほぼ生放送」時代番組内で流れるBGMCM前のアイキャッチなどでBOOM BOOM SATELLITESの楽曲である「kick it out」が頻繁に使用されており、クレジット表記は無いながら実質番組のテーマソングとして機能していた。
  • 番組開始当初は、「ほぼ生放送」であったため字幕放送は行われていなかったが、2015年8月28日10月9日放送分の「お悩みハシゴ酒 2時間SP」の回で初めて字幕放送が実施された。それ以降「お悩みハシゴ酒」→「本音でハシゴ酒」の回に限り字幕放送が実施されている(10月16日放送分はレギュラー回においても実施される)。なお2017年10月13日放送分の2時間半スペシャルはほぼ生放送時代に実施されなかった、リアルタイム字幕放送を使用している[注 20]
  • 2017年1月27日第54回放送分(22時台枠移動後初回)からロゴが2代目のものに変更された。
  • 2019年1月18日放送回でアパホテル社長の元谷芙美子と交友関係がある主な著名人を紹介する際に、その中の一人として愛知県知事大村秀章を写真とアナウンスで放映したが、放送当時は愛知県知事選挙の期間中であり[注 21]、大村も知事選に立候補していたため、公平性を問題視する意見が放送倫理・番組向上機構(BPO)などに寄せられる事態となり、後日フジテレビが謝罪すると共に再発防止策を講じる事となった[6][7]
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脚注

関連項目

外部リンク

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