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2010年代の日本

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2010年代の日本
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2010年代の日本(2010ねんだいのにほん)では、2010年代日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。

日本の元号では、平成22年から平成31年/令和元年に当たる。

できごと

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

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政治と外交

政治

民主党政権
自民党政権
2012年12月26日に内閣総理大臣に再就任した安倍晋三の通算在職日数が、2019年11月20日に桂太郎の記録を抜き憲政史上最長の2887日となった[23][24][25]
2010年代の内閣総理大臣

選挙

外交

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社会

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2010年代、日本は本格的な人口減少社会に突入した。

労働

経済

  • 2012年12月に発足した安倍晋三政権は、長引くデフレからの脱却に向け、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」を柱とする経済政策・アベノミクスを掲げた。2013年から日本銀行は物価上昇率2%の目標を定めるインフレターゲットを導入し、積極的な金融緩和に踏み切った。2016年にはマイナス金利政策が導入された。
  • 消費税2014年に8%、2019年に10%と、2度にわたって段階的に引き上げられた。
  • 2010年代の始めにはスマートフォンタブレット端末の普及によりパソコンの売り上げが低下した[33]。2010年代後半に入っても、新興国含めて全世界的にパソコンの売り上げは低下し続けている[34]
  • 日本のメーカーのテレビの売り上げが、若年層のテレビ離れや海外メーカーとの競争に負けたことなどにより、低下が著しくなった[35]。これに限らず、家電やスマートフォンなどの分野では、日本企業は中国や韓国の企業との競争において苦しい状況になった[36]
  • 2000年代に引き続いて、都市部の若年層を中心に自動車に興味を示さない人間が増え続ける傾向にあり、自動車業界が不振に陥った。背景には、趣味・価値観の多様化や若者の所得の低下などが言われた[37]

災害

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東日本大震災(2011年)

自然災害による死者・行方不明者の数は、2000年代と比較して増加した[38]。2010年~2019年の土砂災害の年間発生件数は過去20年と比較して平均1.5倍に増加しており、西日本豪雨の発生した2018年には過去最大の3459件を記録した。国土交通省は、気候変動による平均気温の上昇や降水量の増加、それに伴う自然災害リスクの増加を指摘している[39]

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科学と技術

テクノロジー

テレビ放送

通信

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Androidスマートフォン「Xperia SO-01B」(ソニー・エリクソン製・2010年発売)

文化と芸術

流行

建築

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東京スカイツリー(2012年)
超高層建築物・構築物

インターネット

  • インターネット上で自作動画を公開するYouTuber(ユーチューバー)などの配信者が注目を集め、若年層を中心に一定の影響力を持つようになる。また、インスタグラマーなど、特定の顧客層に強い影響力を持つインフルエンサーによるマーケティングが注目を集める[54][55]。これまでスター(有名人)といえばテレビや映画でしか見ることのないいわば「天の上」の存在であったが、これらのインフルエンサーの台頭は、スマホ一つでスターになれる時代ともいえる。

テレビ・芸能

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マツコ・デラックス
  • テレビ業界では島田紳助の引退に加えマツコ・デラックス有吉弘行坂上忍が台頭。さまざまな番組の司会者の再編が相次ぎ、世代交代が進む。また笑っていいとも!めちゃ×2イケてるっ!といった長年愛されてきた番組が相次いで終了し、番組面でも世代交代が見られた。
  • 関東地区のテレビ局では、2000年代に年間視聴率三冠王(ゴールデンタイムプライムタイム全日で首位)を獲得し強かったフジテレビが2012年頃より長期低迷に入った[56]。代わりにテレビ朝日が台頭(2012年には初のプライム年間首位・2013年にはプライムに加え初のゴールデン年間首位で二冠を獲得)したほか、1990年代前半から2000年代前半にかけて強かった日本テレビが三冠王を2014年より連年獲得している。
  • 2019年には吉本興業闇営業問題により、事務所と所属タレントの契約についても注目を集めることとなり、また事務所の過去に所属していたタレントに対する圧力の疑いについて公正取引委員会が注意を行うなど、芸能界に対して変革を促す動きが出ている[57]
  • スマートフォンの台頭や通信環境の向上により、YouTubeがテレビに代わる娯楽として台頭し始める。YouTuber、インスタグラマー発の人物がテレビ番組などに出演したり、逆にテレビタレントからYouTuber、インスタグラマーに転向する者も現れている。

音楽

ゲーム

コンシューマーゲーム機

据置機
携帯機
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スポーツ

野球

プロ野球ではポスティングシステムでアメリカメジャーリーグ (MLB) を目指す選手が増え、ダルビッシュ有田中将大などの主力選手が次々と進出する。また、1990年代から活躍するイチローは40歳を迎えてもMLBで活躍を続け、2016年には史上30人目となるMLB通算3000本安打を達成したが、2019年3月に引退を表明し現役を退いている。一方、国内リーグでは投手では大谷翔平藤浪晋太郎、野手では柳田悠岐山田哲人などの登場で世代交代が進む。特に大谷は、投手と野手を兼ねる「二刀流」として注目を集めている。

サッカー

プロサッカーでは、ヨーロッパのリーグに所属する選手が増え始め、香川真司本田圭佑などビッグクラブで活躍を見せる選手も見られた。女子サッカーでは澤穂希らの活躍でFIFA女子ワールドカップなどの世界大会で好成績を収めた。

相撲

大相撲では朝青龍の引退後、白鵬が圧倒的な強さを見せ、東アジア東ヨーロッパ中東諸国出身力士が次々と入幕を果たし、角界のグローバル化が進む。一方で2017年稀勢の里2003年に引退した貴乃花以来の日本出身横綱となり、髙安の躍進、遠藤のような個性派力士の出現など日本出身力士の復権もみられる。

その他

フィギュアスケートでは羽生結弦テニスでは錦織圭スキージャンプでは高梨沙羅陸上競技では桐生祥秀ラグビーでは五郎丸歩バスケットボールでは八村塁らが好成績を収め、種目人気をけん引した。

また日本で開催されたラグビーワールドカップ2019では、日本代表が初めて決勝トーナメント(ベスト8)に進出し、10月20日の準々決勝・南アフリカ戦で敗退したものの、大会を通して日本中が大きな盛り上がりを見せた(同年の新語・流行語大賞の年間大賞には日本代表のスローガン「ONE TEAM」が選ばれている)。

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人物

皇室

政治

経済・メディア

思想・評論・人文諸学

宗教

文学

芸術

芸能

お笑い

映画

映画監督

俳優

音楽

クラシック音楽

ポピュラー音楽

漫画・アニメ

スポーツ

野球

サッカー

ゲーム関係

科学

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脚注

参考文献

関連項目

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