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空から日本を見てみよう

日本のテレビ番組 ウィキペディアから

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空から日本を見てみよう』(そらからにほんをみてみよう)は、テレビ東京系列で放送されたバラエティ番組紀行番組である。

概要 空から日本を見てみよう, ジャンル ...

本項では、BSジャパンで、続編として2012年10月2日から 2018年9月27日まで放送されていた『空から日本を見てみよう plus[注 1](そらからにほんをみてみよう プラス、以下『plus』と表記)、外編として放送されていた『くもじいの休日 空から伊勢志摩を見てみよう』(くもじいのきゅうじつ そらからいせしまをみてみよう、以下『くもじいの休日』と表記)についても記述する。それらの内容は共通のものが多いが、「地上波レギュラー時代」と示した場合はテレビ東京系列で放送されていた内容のみに対する記述である。

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概要

要約
視点

ヘリコプターによる空撮映像を用い、2つのキャラクター化されたが空を散歩する設定で地上波レギュラー時代は関東地方を中心に、『plus』では全国各地の名所・建物や自然・風景、名産品などを探索する番組。それらを雲をモチーフにしたキャラクターがその弟子に教える形で進行する。空から見つけた変わった建物や場所などは地上での取材と合わせて紹介する。

2008年に『日曜ビッグバラエティ』でパイロット版が2回放送された後、2009年10月15日から毎週木曜日レギュラー放送されるようになった。なお地上アナログ放送では、一般的な番組に先駆けて[注 2] 同年12月からレターボックスで放送されていた。

チーフプロデューサーの永井宏明によると、旅番組の延長線上からの発想ではなく、永井や放送作家の伊藤正宏を始め、スタッフの中に変わった建物が好きな者が多かったことから生まれたという[1]。「男の子が本能的に喜ぶことに忠実にやる」ことを裏コンセプトとするなど、旅行番組とは異なる演出を意識しており、あえて観光名所やグルメスポットの紹介などは控え目にし、Google Earthのみに頼らず実地探索を行ったり、建造物にテロップを付けるのに長時間を費やしたりするなど、手間はかなり掛かっているという。

番組中の地図提供は基本的にマピオンが、航空写真の提供はBing MapsまたはYahoo!が、それぞれ行っているが、状況によりGoogle マップgoo地図が採用されることもある。

2011年9月15日の2時間スペシャルをもって、テレビ東京系列での丸2年間の地上波レギュラー放送を終了。

2012年10月2日よりBSジャパンで、本番組の続編である『空から日本を見てみようplus』が、BSジャパンとテレビ東京の共同制作で放送開始された[2]。 地上波レギュラー放送と比較し、各地区の伝統工芸品、名産品など多く紹介し、旅番組要素が強くなった[注 3]。また「測れ!トンガリ計測部」「もじゃハウス」など人気コーナーを除き、コーナーを大幅に削減[注 4]。「茅葺きトタンハウス」など新コーナーも始まった。2014年の中ごろからはスタッフクレジットの時間が短くなり、その短縮された分に次回予告が挿入されるようになった[注 5]

2014年2月3日よりBSジャパンで、本番組の外編である『くもじいの休日 空から伊勢志摩を見てみよう』が、近畿日本鉄道の単独スポンサーの5分間番組としてBSジャパンとテレビ東京の共同制作で全9回放送された。「くもじい」と「くもみ」が休日をとれたので伊勢志摩を観光するという設定。番組の最後は翌日放送の『空から日本を見てみようplus』の案内が流れた。

2017年12月28日の放送回をもって、初代ナビゲーターの くもじい・くもみ は地上波時代2年を含む7年3ヶ月で番組を卒業。2018年1月11日放送回より後継案内役として くもじゅんいち・くもみーヌ・くも神様(声は伊武・柳原が引き続き担当)が就任することが発表された[3]

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出演者・キャラクター

要約
視点

番組の演出として、芸能人やアナウンサーなど進行役としての出演者が一切登場しない。その代わりとして、雲をモチーフにしたキャラクターの掛け合いを軸に番組は進行する。紹介するスポットの詳しい説明はナレーション担当者が行っていた。

2代目キャラクター

2018年1月11日放送回より最終回にかけてくもじい&くもみに代わって登場。3人共、先代のくもじい&くもみのことは全く知らないらしい。ポジションは基本的にくもじゅんいちが画面左端、くもみーヌが画面右端だが、くも神様が登場した際は画面左端に現れ、同時にくもじゅんいちとくもみーヌは画面右端に上下に並ぶ位置取りになる。

落ち着いたいい声のダンディーな番組のガイド役で事前に一通りの勉強をしてくる努力家だが、若干間抜けな一面もある。カイゼル風の口髭とリーゼント風の頭部が特徴。くもみーヌを含め誰に対しても敬語で話し、義理人情に厚く涙もろいが、若い頃はかなりやんちゃだったらしい。住民などに話を聞く時には「恐縮です(お邪魔します)、くもじゅんいちです」と声をかける。実直だがところどころ抜けている上融通が利かず、くもみーヌの自由奔放な種々の興味に対して戸惑うことも多い。
パッチリした青い瞳の目とまつ毛とポニーテール風の頭部が特徴。くもみに比べて声のトーンが低く、大人っぽい声質。人間でいう仏日ハーフの帰国子女で、フランス語よりも日本語の方が得意。「クールだわ」が口癖で自由闊達、ストレートな発言に加え好奇心が強く、しばしばくもじゅんいちに鋭いツッコミを入れる。くもじゅんいちの事は「くもじゅん」と呼ぶ。
くもみ同様食べることが好きであり、「幸せ」などと言う。
  • くも神様 - 声:伊武雅刀(二役)
年齢不詳(かなり高齢)の雲の神様であり、外見はくもじいに似ていて眉毛と口髭に当たる部分のボリュームが増したほか、頭上に天使の輪のような物がある。声質と口調もくもじいに酷似している。通常はくもじゅんいち&くもみーヌのさらに上空にいて、以前はナレーションが担っていた番組の重要な説明の時(主に歴史に関係すること)に時折登場する。くもじゅんいち&くもみーヌのお目付役的存在で、わからないことがある時などに助言してくれたりもする。

初代キャラクター

2017年12月28日放送回を以て番組を卒業。 2018年9月27日の最終回の中で映像内にぬいぐるみとして登場し、終盤で番組終了の挨拶とプレゼントの告知を行った。

  • くもじい - 声:伊武雅刀
乗り物が好きな9611歳(人間では63歳に相当)という設定がある[4]低気圧生まれ(父親が入道雲、母親がうろこ雲)。目の上に眉毛、目の下に白い口のような雲がそれぞれ付いている。ポジションは画面向かって左。現在の職業は「隠居中」。
前述のとおり、気体なので実体を持たないが、ドライアイス湯気になってしまうので氷点下の場所や温泉などには長時間滞在できない(くもみが『あまり長い間浸かってると湯気になっちゃいますよ』と注意してたりする)。
住民などに話を聞く時には「くもじいじゃ!」(時には「そこのおぬし!」)と名乗ることでどこにでも入れる、いわゆる「顔パスキャラ」[1]。ただし、工事中や企業秘密といったセキュリティ上の問題で断られることもあり、必ずしも有効ではない。
口癖は「なんじゃ、こりは?[4]。また、語尾に「〜のぅ」や「〜ちょる」と付けて話すことが多く、感動や鼻の下を伸ばすと「ええのぉ〜」。くもみから説明できない質問をされると「知らん!!」と切り捨てるか、「何じゃったかのぉ〜」と濁す。人に呼びかける時は基本的に「おぬし」と呼ぶが、オープニングだけは「あなた」と呼びかけている。
鉄道の車両基地などを通る時は「空から線路を数えてみよう」などの後に「ひー、ふー、みー…」と数えるが、面倒くさがってやらない時もある。
卓球乗馬ボウリングなど体を張ったチャレンジをする際はぬいぐるみによる実写で登場し、実写シーン終了まで画面左端の定位置からいなくなる。
先輩キャラクター(を使ったもの)に出会った際には敬意を表し、以下のような敬称を付けて挨拶をする。
長い階段や急な坂道では「よっこらせぇ〜っと、くもじいじゃ」と歌いながら登るが、息切れすることもある(くもみも同様だが、頻度はくもじいが多い)。
色が目立つ建物を発見した時、「オレンジ色の憎い奴といえば夕刊フジじゃが…」(かつての夕刊フジのキャッチフレーズ)とよく言う。
ごくまれに、くもじいの声を担当している伊武が出演している映画などの宣伝[注 8] をするちゃっかりした一面も持つ。
酒が登場する場面では必ずくもじいが嗜むが、酔っ払うと動きが鈍くなる。"酔い覚まし"として数秒間上空での静止画像がよく映される。
好きな食べ物はウニ丼ワンタン。尊敬する人物は北条早雲。愛読書はジョージ秋山の『浮浪雲』。好きな歌は荒井由実の『ひこうき雲』。
  • くもみ - 声:柳原可奈子
くもじいの弟子。くもじいのフォローと突っ込み役であり963歳(人間では17歳に相当)という設定[4]温暖前線生まれ(父親がいわし雲、母親があかね雲)。ポジションは画面向かって右。現在の職業は「バイト中」。
頭の上にリボンのようなピンク色の雲が付いている(2013年1月8日放送回中で『3年間同じリボンなのでそろそろ新しいのを買いたい』と発言していたほか、2015年6月2日放送回中では『一点ものなので…』と発言していた)。好みのタイプは入道雲
住民などに話を聞く時には「すみません、くもみですけど…」と名乗る。口癖は「一体、何なの〜?」[4]。食い意地が張っており、ほぼ毎回の放送においておいしそうな食べ物を見ると「じゅるる♪」と言ってたいらげる(実際食べるシーンは出てこないが、その後のくもじいとの会話によるとちゃんと味わっている模様)。
くもじいより目が良く、空から変わった建物や物を先に見つけるのはたいていくもみである。
渋谷109関連の店舗上空を飛んだ時に声を担当する柳原の持ちネタでもあるショップ店員のものまねをやろうとしたことがあったが、くもじいに止められた。
Plusになってからは、女性を前にデレデレするくもじいに「鼻の下伸びてますよ」と忠告する。それに対して、くもじいは「ヒゲじゃ」と答える。
好きな食べ物は綿菓子メレンゲ。尊敬する人物は武田双雲。愛読書は石井桃子の『ノンちゃん雲に乗る』。好きな歌は猿岩石の『白い雲のように[4]
なお、柳原はこの番組のことを「10分で確実に寝られる番組」と評している[1]。これはネガティブな意味ではなく、「見ていてストレスのない番組」の意である。

パイロット版時代の声の出演

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主なコーナー

要約
視点
通常コーナー
コーナー開始時は画面が一枚画になり、コーナーによって色が異なっている(スカイプレイバックを除く。カッコ内は一枚画の色)。なお、コーナーは全てくもじい・くもみ時代のものであり、くもじゅんいち・くもみーヌでも継続されるかは不明。
  • 屋上ハウス(黄色)
一戸建て住宅やビルの屋上に建つ一軒屋を紹介する。屋上ハウスが好きという設定のくもじいがコーナーを進行する。スタートナレーションは伊武の声で「ビルの屋上に立つ一軒家の謎に迫る今週の屋上ハウス」。公園アニマルズ開始前は定期的に放送していた。
  • 測れ!トンガリ計測部(水色)
上空から見て「トンガっている」建物のスミの角度を「トンガリ計測部」が巨大分度器を用いて測定する。また、建物の内部もトンガリポイントと併せて紹介する。「トンガリ物件」が好きなくもみがコーナーを進行する。そのため、スタートナレーションは柳原の声で「とんがってるのが好き。測れ!トンガリ計測部」。
  • 「#33 江戸川区」では、葛西のトンガリ建物に加えて、小岩の善養寺の樹木の計測も行われた。
  • 「#34 沖縄」では、那覇市内のトンガリビルの計測にスタッフがかりゆしウェアで計測を行った。
  • 「#37 東京・横浜 夜の夜景」では、六本木のディスコで番組の画面とBGMが流れ、そのBGMに合わせて踊っている姿(計測部員を含む)も見られた。
  • 「#57 空から環七のラーメン屋さんを数えてみよう」では、点滅している追っかけテロップのラーメン店についておすすめメニューの高さの計測を行った。
放送2年目の2010年10月からは、番組スタッフによる計測部員に代わって、主に現地に関係する女性PR担当者(ミスコンテスト受賞者や大使など)が計測を行っている(稀に計測部員と一緒に計測することがある)。これにより、計測部員はマンションなどの長い建物の長さを計測するときがある。
番組の公式サイトにて、テーマに合った物件の募集を行っていた。
番組当初は、角度の鋭い物件をランキングしていたが、数回目からランキング形式はやめ、明確な基準は決められていないが、45度をもっとも美しい物件と見られており、これより角度が鋭角であればあるほど好まれる傾向にある。
  • スカイプレイバック 〜空に歴史あり〜
発見する施設が特に歴史のあるポイントの場合、その歴史を説明ナレーションの横尾が解説する。スタートナレーションは横尾の声で「実は空から見た風景にも歴史があります。スカイプレイバック 〜空に歴史あり〜」。このコーナーのみ、開始時の画面は昭和40年代前期の東京上空の風景を映している。『plus』での放送は行われていない。
  • もじゃハウス(緑色)
蔦などの植物に覆われた建物を紹介する。「もじゃ」が好きなくもじいが進行し、スタートナレーションは伊武の声で「言われる前からエコだった(じゃった)。たまに出てくるモジャハウス」。
  • 公園アニマルズ(橙色)
公園の風変わりな動物型遊具を捕獲・観察し、公園アニマル図鑑に記録する。これもまたくもじいの進行で、スタートナレーションは伊武の声で「晴でも雨でも嵐でもいつも笑顔の公園アニマルズ」、ラストナレーションは野崎の声で「そんな公園アニマルの捕獲に、くもじいは見事成功しました」。コーナーの最後に公園アニマル図鑑が逆開きでアニメーションするが、数が増えたことにより途中で早めくりで飛ばすようになった。コーナー進行はくもじいだが、網を投げる捕獲役はくもみである。捕獲時の掛け声は「うりゃー!→ていっ!」。
公園アニマルの紹介シーンでは番組が考えたであろうネーミングと年齢(設置からの年数)が発表され、公園アニマルの特徴が紹介される。
「#53 隅田川」で唐突に公園アニマルズの人気投票が発表された(2010年11月から募集)。その結果第1位は「#30 多摩川源流と天空の村々」で紹介された「伸び猫」。
『plus』では「#23 東京の下町(2) 築地〜浅草」から再開され、公園アニマル図鑑の番号は1番から再開となったが、放送機会は少ない。
  • 空からアイツを探してみよう(ピンク)
名所・施設などの中に隠れている着ぐるみのキャラクター(主にご当地ゆるキャラ)を上空から探す。制限時間は20秒。スタートナレーションはくもじいの声で「きっとどこかにいるはずじゃ。空からアイツを探してみよう」。突然コーナーがスタートし驚くくもみに対し、くもじいは「ちょっとした遊び」と言っている。
『plus』でもゆるキャラ(の着ぐるみ)が登場することがあるが、上空から探す企画は行われていない。
  • くもじいNEWS
くもじい関連の情報や今回訪ねている場所の情報を紹介する、ニュース番組を意識したミニコーナー。『plus』での放送は行われていない。
  • 茅葺きトタンハウス(オレンジ)
『plus』から始まったコーナー。茅葺屋根をトタンで囲った家を訪問し、年代物の品(お宝)を探す。『plus』の35回の福島県会津若松市にて初回探索。
突発企画
特にコーナーとして時間を区切るわけではないものの、恒例となっているプチコーナーも充実している。下記にその一例を示す。
  • (空から)○○を数えてみよう
鉄道路線がテーマの回で車両基地の上空を飛ぶ時にその線路の数を数える「空から線路を数えてみよう」がオリジナル。その他に、交差点に交差する道路の本数(「交差する道を数えてみよう」)や、合流する河川の本数、大規模団地に建設された団地の数(「団地の数を数えてみよう」)を数えるなどのバリエーションがある。このコーナーのみくもじゅんいちに引き継いでいる。
  • 人文字でくもじい(黄色)
学校・団体などの上空を飛ぶ時にその関係者のみんなで人文字を披露する。たまに下書きが見えたりして、くもみが突っ込むものの、くもじぃは「そんなものは見えん」と否定する。基本的にくもじぃの顔や学校の名前などのメッセージの人文字を描く(くもみの人文字やどちらでもない人文字もあった)。
地上波レギュラー時代は番組の公式サイトにてテーマに合った披露する学校・団体の募集を行っていたが、『plus』では放送・募集は行われていない。
  • おむすびころりん距離
急坂おむすびに似せた形のものを転がし、転がり終わるまでの距離を計測。『plus』の26回の熱海市桜木町の急坂にて初回計測されたが、以後の放送はない。
  • くもじいデカ
上空から見て怪しい行動をしている人物が登場する際、くもじいがデカ(警察)に扮し”逮捕”を試みる企画。『plus』で当初行われていたが当然毎回誤認であり、放送を重ねることにくもみからの信頼を失い登場しなくなった。

その他、くもじい・くもみの思い付きで突発的に新コーナーが始まることがあるが、一回限りのものが多い。

用語
  • さびしんぼハウス
四方を道路に囲まれている場所にある家(小屋)のこと。
  • 絶景ハウス
高台や海岸沿い、線路沿いなど部屋の中からの眺望が素晴らしいと思われる家のこと。実際にお邪魔して、眺めを見せてもらうことが多い。
  • 都道府県・市・区の主張(地上波レギュラー時代のみ)
紹介するテーマが都道府県・市・区の場合、その地域の名産・生産・発掘・盛んなどの自慢と主張を紹介する。ベスト3を紹介することもある。
他番組のパロディ
時折、他の系列局の番組やCMのパロディも交えるが、タイトルや音楽が番組に関係するものに変更されている(タイトルの一部を「雲」や「空」などに変えるなど)。パロディを行う際は、くもみがくもじいに対して決まって半分呆れ口調で「これってパクリじゃないですよね?ちゃんと許可とってるんですか?」というような発言をする。これに対して、くもじいは「パクリではない!コラボじゃ!」などとパクリではないことを強調する掛け合いも見られる。
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主なBGM

要約
視点

地上波レギュラー時代は以下の楽曲をBGMとして使用。()内はその曲が収録されたアルバム名。オープニング後や提供クレジット前後には決まった楽曲が流れることが多かったが、2時間スペシャルなどの場合は曲順が変わることもある。なおDVD及び『plus』では、一部を除き別の曲が使用されている。『plus』では、☆Taku TakahashiによるオリジナルBGMがオープニング・エンディングなどに使用されており、これらの楽曲はDVDでもそのまま使われている。また、BGMに使用される曲は大幅に変更され、ジャズの名曲やアレンジ曲が多くなった。

オープニング
空撮映像
  • MR.FANTASY'S LOVE/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 地図による飛行ルート説明中
  • Hula Girl、Rainbow、Skyline、With U Always、I've Been Thinking、Mama I'm Coming Home、Time After Time、Sunday Morning、On The Road、Love Is、Me And Shirley T.、Making A Perfect Yesterday、Toastmanland、Circle Of Friends、Coffee Talk、The Search、143(Kelly's Song) など/ジェイク・シマブクロ
  • Departure、Fantasy!、Big Blue Ocean、YELLOW SUNSHINE、Brilliant Road、Blue Sky、いつか王子様が、黄昏、太陽のダンス、ハッピー・アイランド、そらはキマグレ、坂の上の公園 など/押尾コータロー
  • Hi-D!!!、START、Sky! Sky! Sky!、Leopard、いつかみた道、木漏れ陽の中で、水面に浮かぶ金魚鉢、さざなみ、キミドリ、紫陽花、スミレ など/DEPAPEPE
  • Isn't She Lovely、Love To Be Loved など/Acousphere
  • JOY RIDE、祇園の恋 など/山弦
  • Reflection/岡崎倫典
  • I/ジャスティン・キング
  • You Move Me、Hurry Home、Its A Breeze、For A Day Like Today など/615 Music - DVD及びPlusで使用。
  • Angel In The Sky、Dolce Vita、And Your Bird Can sing、Bosporus、ロンディーノ、ボーン・トゥ・スマイル など/葉加瀬太郎
  • BEIJING SUNRISE、MERRY WEATHER/クライズラー&カンパニー
  • Progress、Brace up!、expectation、True Morning/NAOTO
  • ブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン - 施設内の見学中
  • PE'Zの曲各種 - 飛行中や施設内の見学中など
  • Firecracker/YMO - 空から何かを発見した時

『Plus』では、DVDで使用されている音源も使われるようになった。なお『Plus』では、葉加瀬太郎、ジャスティン・キングなど一部のアーティストの楽曲は使用されていない。

また、『Plus』#239から、空撮中に使用されるBGMも大幅に変更された。#239以降使用されるようになったBGMは下記の通り。 

    • Good morning、NGORO NGORO、ORION、STAR、Saudade、LIGHT、IDOL など/SPECIAL OTHERS
    • Flamingo Intro、Uprock Apache、United Tee、Soul Osci、The Play、New Attitude、Discover Tokyo (new)、Hello Everything、Siesta、5windows (cycling)、YY2、アコースティックス など/蓮沼執太
    • okt_、unoi_、Sparkle、xio_、neuh、juis、etik、pib、yeram、kowp、vedu、読書 [remix] など/宮内優里
    • Breezin'/ジョージ・ベンソン
コーナー
  • ELECTRIC LADY LAND/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「屋上ハウス」冒頭
  • Theme Of Luxury/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「トンガリ計測部」冒頭
  • MPF/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「トンガリ計測部」トンガリの内部紹介
  • YOU MUST LEARN ALL NIGHT LONG/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「トンガリ計測部」角度計測時
  • YOUNG DIXIE RUNNERS/HALFBY(SIDE FARMERS) - 「もじゃハウス」(『plus』ではオリジナルBGMに差し替えられている)
  • Coro Coro Sound System/HALFBY(GREEN HOURS) - 「公園アニマルズ」冒頭
  • SCARECROW MAN/HALFBY(SIDE FARMERS) - 「公園アニマルズ」アニマル捕獲後
  • CHECKMATE/澤野弘之(「ハチワンダイバー」オリジナル・サウンドトラック) - 「スカイプレイバック」

2010年9月9日放映の「夏の夜景スペシャル」には、当番組で多くの楽曲が使用されているFantastic Plastic Machine本人が番組に出演した。

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追っかけテロップの背景の色

地上波レギュラー時代に使用された追っかけテロップの背景の色は以下の通り。『Plus』でもほぼ踏襲されているが、国道番号を標識マークで表示するなど一部変更されている。

さらに見る 項目, 背景の色 ...
  • 追っかけテロップは対象物の映り始めから終わりまで表示し続けたり、途中から表示する2パターンがある。画面右下の提供クレジット表示やエンディングでの制作クレジット表示が行われている間、その部分と被りそうな追っかけテロップは直前で消滅し、復帰することはない。また、画面中央に提供クレジットが行われている間は、すべての追っかけテロップが一時的に消滅し、終了直後に再度表示する。この他、赤の背景色も設定される時がある。
  • 「#30 多摩川源流と天空の村々」では、奥多摩駅上空飛行後にデイリーヤマザキのロゴマークが表示されていた。これより先、コンビニエンスストアがないことからの表示である。
  • 「人」の表示は番組で詳しく紹介した人物などに示し、瀬戸内海の回などで登場している。マンションの選考基準は不明。
  • 「#54 秘境の鉄道スペシャル」では、背景色が紺色の温泉が登場し、名称の左に温泉マークが付けられていた。また、喜多方の上空を飛んでいる時には背景色が黄色のラーメン店が登場し、名称の左にラーメンのカットイラストが付けられていた。
  • 「#57 空から環七のラーメン屋さんを数えてみよう」では、ラーメン店(背景色が黄色)について左側に数字がカウントされていた。
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放送履歴

要約
視点

地上波レギュラー放送

さらに見る 回, テレ東系列 本放送日 ...

plus(1回〜100回)

さらに見る 回, 放送日 ...

plus(101回〜200回)

さらに見る 回, 放送日 ...

plus(201回〜284回)

さらに見る 回, 放送日 ...

くもじいの休日

さらに見る 回, 放送日 ...
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スタッフ

地上波レギュラー放送

地上波レギュラー放送終了時点
過去
  • ナレーター - 野崎千華(#58まで)
  • ディレクター - 杉本憲隆、帆足誠仁、小平英希、柴幸伸
  • プロデューサー - 越山進、井関勇人

plus

2018年8月現在。

  • キャラクターデザイン - ニイルセン
  • 音楽 - ☆Taku Takahashim-flo、block.fm)
  • 空撮 - 野口克也
  • ビジュアルフォーマット - 松本哲也
  • 編集 - 河野匡昭、西田幸大、塔尾公彦
  • MA - 長瀬貴広
  • 音効 - クォンジンホ
  • タイトルロゴ - MEDIACO
  • CG - 北原信孝
  • 技術協力 - 小川航空、株式会社ヘキサメディアキューカンバー
  • 協力 - MAPPLE
  • ブレーン - 都路生
  • 編成 - 豊田太郎(BSジャパン)
  • 番宣 - 松坂忠光
  • デスク - 西元美幸(BSジャパン)
  • AD - 畠美波/千丈直人、浅川智実、広瀬萌子、河野展之、鈴木奏美
  • ディレクター - 中村優一郎、笹原有翔、片岡義貴、五十嵐健太
  • プロデューサー 演出 - 永井宏明(unit)
  • プロデューサー - 荻野和人(テレビ東京)
  • 制作協力 - unit
  • 制作著作 - BSジャパン、テレビ東京
過去
  • 編集 - 柳生俊一、若狭悠飛
  • 技術協力 - ヌーベルバーグ、3×7
  • 編成 - 柳川美波、若尾佳那(BSジャパン)
  • 番宣 - 横須賀正人
  • デスク - 岩渕里菜
  • ディレクター - 立野明史、芝崎綾香、伊藤哲、岡崎昇平
  • プロデューサー - 角田康治、岩尾庄一郎(テレビ東京)
  • ナレーター - 塩田真弓水原恵理(テレビ東京アナウンサー)
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ネット局・放送時間

要約
視点

特別番組

地上波レギュラー放送

地上波レギュラー放送終了時点
さらに見る 対象対象地域, 放送局 ...
  • 2時間スペシャルの場合、一部ネット局では2回に分けて放送を行うことがあった。また、一部の回を飛ばして放送する場合もあった。
その他放送していた局
BS再放送
  • BSジャパン[注 17](2011年10月6日から12月22日まで放送) - 「BSジャパン」としては初回放送。放送順序はランダム、放送履歴も参照。

plus

さらに見る 対象対象地域, 放送局 ...

過去のネット局

いずれの局も遅れネット。

さらに見る 対象対象地域, 放送局 ...

BSテレ東再放送

  • BSテレ東(2019年10月2日から2020年3月25日まで放送)、水曜 8:56 - 9:51、plus#239 - #263。

その他

  • 放送エリアに関係する場所などは、単発扱いで放送される場合があった。
  • また、テレビ和歌山などストック不足の番組の穴埋めに放送されることがあった。
  • オープニング映像の画面中央にBS JAPANの文字がある宇宙から地球(日本)へ急接近する場面は地上波での放送では省かれ、雲の切れ目から日本上空を映すところからスタートとなった。ちなみにその部分はちょうど15秒で収まるようにできていた。

くもじいの休日

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DVD

2010年4月以降、放送内容をまとめたDVDが順次発売されている。発売元はテレビ東京、発売協力はテレビ東京メディアネット、販売元はポニーキャニオンである。なお、BGMはテレビ放送版と異なるものを使っている。また、収録は放送順ではなくランダムで、1巻につきレギュラー回が収録される場合は2回分、2時間スペシャルで収録される場合は1回分を収録する形式になっている。発売内容は放送履歴の項を参照。第1〜6巻は特典映像が収録されていなかったが、第7巻からは「もっとゆったり空中散歩」というタイトルで、本編の空撮映像からナレーションや追っかけテロップを省いたものが特典映像として収録されている。

2016年1月12日より分冊百科「隔週刊 空から日本を見てみよう DVDコレクション」が発売されている。発売元はデアゴスティーニ・ジャパンである。(2015年5月より中国地方の一部地域で試験販売されていた。)2019年10月29日発売第100号をもって発行を終了した。

歴代エンディングテーマ

いずれも地上波レギュラー時代のもの。なお『plus』からはオープニングと同一の曲を使用している。

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備考

  • 地上アナログ放送でもレターボックスで放送され画面比が16:9で番組制作が行われるようになった2009年12月以降、提供クレジット時のテロップも左右にくもじいとくもみが吹き出しの文字で会話する演出となった。くもじいがその地域に関する小ネタを話し、それにくもみが共感したり、しらけたりして終わるパターンが多い。放送日近くの時事ネタも扱うことがあり、この部分に力を入れていることが垣間見える。
  • 『plus』からはマルチコプターによる建物等の接近空撮も度々行われている。
  • 工場を発見した時は、その工場の製造工程が紹介されることが多い。有名な製品の場合もあるが、一般には知名度は低いものその業界ではシェアが上位の製品も取り上げられる。時にはくもじいとくもみがその商品・製品にされ、視聴者プレゼントになる場合もある(ゴザ、タオルなど)。
  • 市町村のデータや特徴がテロップで表示される。「#22 瀬戸内海の島々」では島のデータと特徴が、「#31 富士五湖」ではそれぞれのランクが表示された。
  • 2009年11月度の月間ギャラクシー賞を受賞している。
  • 地上波レギュラー放送終了後、大半のスポンサーは『水曜ミステリー9』に移行した。
  • 2012年11月1日から、京王電鉄では井の頭線の1編成に導入した車両ビジョンにおいて、土曜・日曜を中心に「空から京王沿線を見てみよう」というタイトルで本番組の京王線・井の頭線の回を約2分に編集した映像を放映している[6]
  • 2018年5月17日は「薩摩半島武家屋敷の家並み&カツオのまち 指宿~枕崎」と題して放送されたが,画面上部に「宿場と江戸舟運で栄えてきた蔵の街栃木」と関係のない誤ったテロップが放送中の大半に渡って表示された。2018年8月30日の再放送時にはすべて直されていた。
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パロディ

  • 2011年1月1日に放送された『今年も生だよ芸人集合 笑いっぱなし伝説』の1コーナーとして、「クイズ!空から板尾を見てみよう」というパロディ企画が放送された。隅田川周辺地区や上野国立科学博物館東京スカイツリー周辺を板尾の行動ロケを中心にした構成となっており、ナレーションは本家と同様に伊武と柳原の2人が担当。くもじいとくもみも出演、さらに番組で使用されているテロップや演出も忠実に再現するなど、実質的なコラボレーション企画となった。
  • 同じく2011年1月16日に放送された『neo sports』では、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新人歓迎式典に登場した斎藤佑樹を特集する一環として、『空から佑ちゃんを見てみよう』という、当番組を意識したスタイルを用いた。
  • 2012年1月14日に放送された『ジョージ・ポットマンの平成史』「友達いないと不安史(後編)」には、『坂の上の雲』を紹介するシーンに、雁水坂の上に置かれたくもじいとくもみのぬいぐるみが登場した。
  • 2013年1月17日(16日深夜)放送の番組きらきらアフロの企画コーナー「そばから鶴瓶を見てみよう」と 題し番組宣伝も兼ねて放送。キャラクターや声優陣も本家と同じ。また、このコラボは同じテレビ東京で制作、放送されているために実現した。
  • 2015年11月9日に放送された『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ制作)にて、「撮れたて!最新紅葉ウォッチング 空からも紅葉を見てみよう」という企画コーナーが放送された。コーナーのロゴは本家とほぼ似ているものの紅葉の右上にもみじの葉が描かれている。また、同年12月21日放送回にて「空からクリスマスイルミを見てみよう」と言う企画コーナーが放送された。
  • 2018年からケーブルネット296の番組でくもじいに似たキャラクター(スマホ仙人)が登場する。

関連項目

  • 天空散歩
    当番組エンディング後にテレビ東京でのみ放送された関東ローカルミニ番組。ナレーションは広中雅志。当番組エンディングでくもじいが「もう少しだけ、飛んで行くかのう」などといった最後のナレーションを行った後(この時、テレビ東京のみ「この後は…○○〈○○には天空散歩で紹介される都市〉の街を空から散歩」という予告テロップを表示する)、くもみがそれに答えるように「はーい」とナレーションを行い、(雲をイメージする)白の画面へフェードアウトされ、本編は終了する(レギュラー放送終了日の9月15日にも行われた)。そして、ステブレレスで『天空散歩』が白の画面からのフェードインで始まるという、同一番組のように番組がつながる演出となっていた。2010年9月16日までは上記の演出に加え次回予告の映像すらなかったが、同年10月14日からは次回予告とその映像が放送されるようになった。なお3月までは最後のスポットCMで天空散歩の番宣CMが流されていた。
    同番組は2011年3月31日で放送終了したため、終了以後は「もう少しだけ、飛んで行くかのう」「はーい」というナレーションは行わず、フェードアウトも行われなくなった。それ以降も1時間放送のみ、ステブレレスで『Letters 〜感謝の手紙〜』につながっていた。
  • 和風総本家テレビ大阪制作・2020年3月終了)
    テレビ東京系列と一部の独立局で、当番組の終了後の午後9時から放送されていた番組。制作局や番組のジャンルが異なるが、稀に同番組とのコラボレーションを行うことがあった。
    • 1回目は2009年11月5日放送の「京都」。またこの日の『天空散歩』では「嵯峨嵐山」が紹介された。
    • 2回目は2010年6月10日放送の「江ノ電」。空から何かを発見した時に何も分からずに「正解はこの後9時からの和風総本家で」と視聴を促すナレーションが流れ(この箇所は同番組のナレーションを務める麻生美代子が担当)、その後放送された『和風総本家』でも鎌倉を空から見る映像が挿入された。またこの日の『天空散歩』でも「北鎌倉」が紹介された。
    • 2010年12月からは、最初のCMおわりに番組宣伝が流され、「このあと9時」というテロップも表示されるようになった。
    • 2011年2月24日放送の「秘境の鉄道スペシャル」では、磐越西線を紹介する際に「和風総本家的な路線」とアナウンスされていた。
    • 2011年3月24日は和風総本家のスペシャル番組を放送したため休止。なおこのスペシャル番組にくもみ役の柳原可奈子がゲストとして出演していたが、番組の中で当番組について触れることはなかった[注 26]
    • 3回目は2011年5月5日放送の「空から鎌倉のお寺を数えてみよう」。番組中に2回、豆助がくもじいとくもみの前に現れ、その後にCMが流れる。この日の和風総本家も「誰も知らない鎌倉のすごい職人さんを探してみた」と共に鎌倉を取り上げ、番組内ではくもじいを枕に眠る豆助の様子が放送されるなど、約1年ぶりのコラボレーションとなった。
    • 4回目は2011年8月25日放送の「上野発展の歴史」。同番組と和風総本家内で番組グッズプレゼントを実施。両番組で発表されるキーワードを書いて送ると抽選で「くもじい&くもみ・豆助グッズ」が当たるというものだった。

脚注

外部リンク

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